おはようございます。co-mediaライターの成川です。花粉も盛りの季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。場所によっては桜もほころび出しているかもしれません。
さて、春といえば新年度。新しく大学生になられる方も多いこのタイミングで、本メディアのふりかえりと広報とをおこなえればと考えています。ですのではじめましての方も、ぜひちょろっとのぞく気持ちで読んでいってくださいな。
成川航斗(ライター)
北海道大学3年生。人類学を専攻しており、アイヌ・民俗風習・博物館などについて研究している。
co-mediaは「10代・20代の視野が広がるメディア」をテーマに、留学・インターンやインタビューなどの記事を公開するサイトです。記事の数は累計1000以上にもおよび、何年も親しまれている記事から最新の記事まですべて見ることができます。
これらの記事はすべて大学生が実際に経験したことや、関心のあることを下敷きに書かれています。そのため若い彼らがどんなことを考え行動しているのか、等身大の立場で知ることができるのは本メディアの特長です。
なお、現在は大学生約20人が主なメンバーとして活動しています。各メンバーとも専門や活動場所が異なっているので、多様なテーマや切り口の話を聞くことができます(本年度は週1,2度の定例会実施により、いっそう活発なコミュニケーションの場ができる予定です)。
メンバーが活動している動機もそれぞれで、
・将来編集の仕事に就きたいのでその準備になるから
・自己PRで話したりエゴサでヒットすることが格段に増えるから
・自分のしてきたこと/今していることを整理しておきたいから
・全国の同世代の若者と交流したいから
などが挙げられます。
発信したいことがある!という方に限らず充実できるコミュニティだなと感じています。
さて、次は実際にco-mediaで記事を書きたいと思ったらどうすればよいのかについて話していきます。
co-mediaとしてライターになる際の経緯について説明しましょう。現在は
①専用の問い合わせフォーム(編集者・ライター募集(co-media))への連絡
②面接
③実際の記事執筆
を経て正式にメンバーになるという形式です。ですがこれは志願者をふるい落とすための審査ではありません。あくまでどういったことがしてみたいのか、どんなスケジュールで作業をするのかをすり合わせるための期間です。
したがって、もちろん未経験者大歓迎です。そもそもco-media内で記事を書くために特別な訓練をしてきた人はほとんどいませんが、ある程度執筆経験のあるメンバーが編集者としてライターをサポートしつつ記事を仕上げるシステムです。自分の時間と相談しつつとりあえず書いてみるという過程を大切にしています。
私自身、ふりかえると友人からの誘いで書いてみることになったのがスタートでした。当時はベトナムへのインターンを控えていましたので、そのことを記事にするようなスケジュールで試しに活動に参加してみることとしました。その後いくつか記事をアップロードしていますが、締切などが厳しくないのでラクな気持ちで続けることができます(これについては、厳しくないせいで怠けることもあるので一長一短かもしれませんが笑)。気づけば記事執筆に加え前述のような編集の仕事をおこなっています。
ここでは、記事が出来上がるまでのプロセスを具体的に見てみます。参照するのは私が以前執筆した「【波乱に住む】ベトナム・ホーチミンでのインターンシップを経て」という記事です。
①いろんな経験(インプット)をする
何もないところから文章が出てくるはずもないので、何か体験をしてみたり、知りたいことについて調べてみたりします。私はベトナムで1か月間インターンをしていたので、現地での業務や働いている方々との会話をなるだけ多くストックしました。また現地で見聞きしたことや食べたものについて詳細にメモを取り、おもしろそうなネタも集めていました。
②テーマ・章立てについて話す
記事の大まかな構成や文章の長さを編集者と共有し、書き始めます。
この記事の場合は以下のようなスケジュールで進めました。
③原稿を書いてみる→添削してもらう をくりかえす
そうしてGOサインが出れば、どんどん文章を書いていきます。自分が感動したことをつらつらと書いて、完成したら編集に回す。この時誤字などはもちろんのこと、説明の過不足についても指摘してもらいます。自分で書いていると読者に伝わると思うことも、読者からすれば意外に意味不明なものです。
ここからは書いては直しての往復運動です。行きづまった時には編集者とミーティングをしたりもして、少しずつひとり言みたいな文章が色づき、分かりやすくなってゆくのです。
④完成!
最終チェックが終われば、いよいよ公開です。ウェブ上で変なズレなどがないかチェックすれば、誰もが見れるインターネット上に掲載されます。この後重要なのは、記事を読んでくれる人を増やせるようにくるくると宣伝をすることです。
こうして、ひとつの文章が世に送り出されるわけです。SNSも一般的な今日、自分の言葉を世界に発信することも普通になりましたが、co-mediaできっちり整えた文章を放流するのはほかのどんな媒体とも違う気持ちを味わうことができます。
最後に、このようにして出来上がった記事をいくつか紹介しておきましょう。以下のオススメ項目から、いくつか読んでみてくださいね!
職業人の生きた意見を参考にしたい!
【ハタケホットケ】~技術で日本の食糧生産を支援する~
https://www.co-media.jp/article/25081
知ってるようで知らない「地方」? 前消費者庁長官・伊藤明子さんが語る地方創生
https://www.co-media.jp/article/25134
学生の海外生活をのぞいてみたい!
中東に住む 〜 ドバイに1年間働きながら住んだ体験談
https://www.co-media.jp/article/25051
[中高生の留学特集] 中学生でアメリカ留学?!イェール大学に短期留学した日本の中学2年生
https://www.co-media.jp/article/24651
同世代がどんなことを考えて生きているのか知りたい!
女の子は、痩せたら幸せになるのか。
https://www.co-media.jp/article/25061
【浪人中に起業!?】美術とビジネスの融合を目指す大学2年生にインタビュー
https://www.co-media.jp/article/24781
いろんなテーマの知識をつまみ食いしたい!
哲学って役に立つの?~古代哲学史から哲学の有用性を考える~
https://www.co-media.jp/article/24761
【いろんな世界に触れてみる】人類学「超」入門
https://www.co-media.jp/article/24961
今回は’co-media’に的を絞った記事でした。「別に書きたいことがあるわけじゃないけど興味はあるかも?」「忙しいから定期的に原稿書けるか分からないけど...」という方もぜひ、一度記事をつくり上げてみませんか。
■ テーマ「日本最大級の学生メディアを一緒に作りませんか?」
■ おすすめの人:
メディア業界に興味がある人
文章を書くことが好きな人
人の話を聞くのが好きな人
何かを発信したい人
新1年生はもちろん、新2,3,4年生や大学院生も歓迎です!
■ 登壇者:
・山浦凜(編集長・慶應義塾大学法学部在学)
・岡田元(株式会社フューシャス代表取締役・金沢大学医学類在学)
・co-mediaライター
開催場所:オンライン(Zoom使用)
■ 日程(全ての日程で同じ内容です)
4/13(土)18時〜19時
4/19(金)18時〜19時
4/23(火)18時〜19時
■ 申し込み方法
下記フォームへの入力
公開日:2024-04-08