アメリカの大学に日本人の私が潜入。キャンパスにあったのは「多様性」を認める文化

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こんにちは。

尾迫です。3月21日からアメリカにいろいろな理由があって来ています。(執筆は3月下旬)今回からは、私がアメリカ滞在中に学んだことや感じたことなどを紹介していきます。

3月28日から4月1日までは、ウエストヴァージニア州立大学に通う友達エマのもとを訪問。一緒に授業を受けたり、課外活動に参加させてもらったり、リアルなアメリカ人の大学生活に密着してみました。

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エマとは、前回までの記事で紹介した模擬国連世界大会で知り合いました。彼女は2年生で、political scienceを専攻。大学の敷地内のアパートで他の学生とルームシェアをしていますが、ルームメイトがたまたま留学中のため、その空き室に私は滞在させてもらいました。

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私とエマ

アメリカの授業

エマが通う大学で、私は「Gender roles」の授業に参加。

日本の大学では、まだめずらしいディスカッションスタイルの授業で、Ted Talk(今回はSusan Colantuono氏の「The career advice you probably didn’t get」)を教材に、アメリカのヘルスケア政策を主張する政治家の男女の違いをロールプレイで学びました。

アメリカ人のディスカッションは、日本人よりも明らかに活発です。全員が必ず発言するし、何より声が大きい。、白熱した議論が行われるのかといきや、想像していたよりは笑顔で平和なディスカッションで、すごく楽しかったです。授業を通じて、ディスカッションは他の人の意見を聞いたり発言して楽しもうという姿勢が大切だと改めて思いました。

アメリカ人の放課後

多くの学生が日本の大学生と同じように、クラブやサークルに参加したり、アルバイトやインターンをしたり。私はというと、大学内のイベントWomen Empowerment Nightに参加して、IstandwithPPという女性のヘルスケアをサポートする団体のブースでお手伝いさせてもらいました。会場には女性のエンパワーメントに関連する学生団体のブースが並び、多くの男子学生や、サークルの練習の合間をぬって来てくれた学生たちの姿。女性のエンパワーメントの理解に積極的な学生の様子て取れました。

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アメリカの大学で面白いのは、多様性があり、学生の意見・考えが、たとえ政府や政治家の指針に沿わないものであっても反映されているところ。例えば、トイレの標識。ウエストヴァージニア大学のトイレには、All-Gender用のトイレがあり 、他にもLGBTQセンターや虹色のステッカーのついたロッカーなどLGBTQの人々への配慮が多く見られます。

私はニューヨークのコロンビア大学、ボストン大学、エマーソン大学、ハーバード大学も訪れましたが、どの大学にもLGBTQのシンボルである虹色ステッカーや男女共用トイレは設置済み。日本の大学が見習うべき点の1つだと考えています。

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(これは、ボストン中心部に位置するエマーソン大学のトイレ)

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この記事を書いた学生ライター

Shiori Osako
Shiori Osako
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こんにちは。神戸市外国語大学ロシア学科一回の尾迫志央理です。 高校生の時からロシア情勢に関心を持ち始め、より深く学ぶために大学でロシア語やロシアの文化を勉強中です。

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