こんにちは!co-media編集部、東京大学理科一類1年生のタカハシです。本日は、僕が高校生の頃から使っている学習習慣についてお伝えします。この記事を読んで、ぜひ自分なりに効率的な勉強法を確立してください!
高橋利幸(編集部・ライター)
東京大学1年生。最近のマイブームはサッカーと筋トレ。自炊に苦戦中の19歳。
勉強を効率的にしたい!という思いはあるが...
学生にとって切っても切り離せない「勉強」
大学受験を控える高校生の皆さんにとっては、定期テスト・予備校の模試があります。「良い大学に入りたい!」という気持ちはあるものの、やらなきゃいけないことがあるのに自然とスマホに手が伸びて時間を無駄にしてしまうという経験はありませんか?
大学生にとっては、前期後期の期末テスト・数多くのレポートがあることでしょう。タスクをやらないと単位が危うい(最悪の場合留年なども待っている)のに勉強せず遊んで過ごしてしまうという経験を持った人も僕の周りにも少なからずいます。
僕も以前、中学生や高校生の前半ではこのような経験ばかりで、思い描いていたような成績を取ることはできませんでした。しかし、今日ご紹介する勉強法を身につけたおかげで効率的に勉強をすることができ、なおかつ好きなこととも両立することができました。
僕は塾に通うことなく、自宅での勉強のみで「東大に現役で合格する」という夢を叶えることができたので、皆さんにもぜひおすすめしたいと思います。
本日は、そんな無駄時間をなくし、なおかつ勉強漬けになることのない、効率的な学習習慣の身に着け方をたった3ステップで紹介していきます!!
1 一日を分割する
2 各ブロックでやりきることを設定する
3 終わったら精一杯休む
ステップ1 一日を分割する
初めに、自分が起きて勉強できそうな時間を考え、それを数時間ごとのブロックに分割します。
9~12時
13~18時
19~22時
ここでのポイントは、あまり細かく分けすぎないことと、食事などで各ブロックがすぐに中断されないように設定することです。
こうすることで、この時間中にやり切るタスクをはっきりさせることができ、2,3ステップも効果的に運用することができるようになります。
自分の生活習慣に合わせて3~4ブロックに分けるのがオススメです
ステップ2 各時ブロックでやりきることを設定し、実行する
次に、1で分けた各ブロックにおいて、「何を」、「どれだけ」やるかを設定します。
9~12時:化学・重要問題集の演習
13~18時:数学・チャート式の該当範囲のチェック
19~22時:共通テスト対策(国語・社会)の決めた範囲
9~12時:線形代数の演習問題を解く
13~18時:ヨビノリ(Youtubeチャンネル)で力学を勉強
19~22時:ドイツ語の例文チェック
「どれだけ」に関しては個人の逼迫度合いによっても変わってくるかとは思いますが、頑張れば「余裕をもって時間内に終わるかな~!」と思える量を設定することをおすすめします。
ただし、注意しなければならないのはやることの詰めすぎです。つい予定を立てるときには張り切ってしまい、タスクを詰めすぎることがありますが、こなせなければその予定は意味がなくなってしまいます。
簡単すぎず、無理過ぎない、自分に適切な目標設定をしてください。
ステップ3 終わったらしっかり休む
最後に、これがとても重要なのですが、目標分が終わったら、次のブロックが始まるまで精一杯休みます。
(休む時の例:ゲーム・漫画・アニメ・散歩などなど
ちなみに、僕はプロセカというゲームで休憩をしていました!)
勉強において、ずっと集中し続けるということは難しいです。
しかし、ゴールの位置が明確に見えており、そこまでやれば休憩できる分かっているならば、途中途中でスマホを長々と触るのではなく、ゴールの位置を意識しながらやることを終わらせてからまとまった休憩をとる方が、はるかに効率よく勉強できるのです。
ただし終わるまで休憩をまったくとらないというわけではなく、あくまで長々と休憩しないようにすることが大切です。
ゴールを設定することで見通しを立てやすくし、休憩を含めた時間配分を身に着けることが重要になっています。
外発的動機づけの利用
その他にも勉強の効率化をする上で知っておいた方がいいこととして、外発的動機付けという考え方があります。
外発的動機付けとは、物事を達成するために、「報酬を与える」または「罰を与える」などを実施することです。
外発的動機付けは行動の要因が評価・賞罰・強制などの人為的な刺激による動機付けのことです。
ある習慣を身に着けるために、自分に対して外発的動機づけを用いることはとても効果的です。
今回の学習習慣に取り入れるならば、各ブロックごとの休憩の時間を自分が楽しいと思えることをやる時間にするということです。
(例えば:時間までゲームをする、漫画やアニメを見る、美味しいお菓子を食べるなど)
まず短期的に身に着けるために、休憩時間の時、自分に対してご褒美をあげることを実施してみてもいいかもしれません!
大きな目標を設定すること
今までご紹介してきたのは数時間程度でどこまで終わらせるという小さな目標ですが、最終の到達目標を設定することも重要です。
例えば、高校生の場合、早い段階から「志望校合格」や「何月の模試までに〇判定をとる!」という目標を立てることで、モチベーションを維持することができます。
また、大学生の場合、資格取得の勉強などに励むことも多いです。例えば「〇〇に合格!」や「英検やTOEIC・TOEFL」などの具体的な目標をスマホの壁紙に設定することや家に貼ることで、モチベーションの維持につながると思います。
まとめ
本日は、学生にとって重要な「勉強」に関する効率的な学習習慣の身に着け方をご紹介しました。高校生や大学生にとって、勉強との向き合い方は重要であり、時間の無駄遣いや集中力の維持が課題となることがあります。
まずは、3つのステップです。
自分の生活リズムに合わせて、勉強可能な時間帯を数時間ごとのブロックに分けます。ここでのポイントは、細かすぎず、中断が少ないように設定することです。 ブロックでやりきることを設定する 各ブロックごとに、どの科目やタスクをどれだけ進めるかを設定します。目標は自分の進捗度合いに合わせて適切な範囲を設定し、タスクを詰めすぎないことが重要です。 終わったら精いっぱい休む 各ブロックでのタスクを終えたら、次のブロックまで休息する時間を設けます。休息中に自分の楽しいことをすることで、集中力を保ちながら効率的に学習することができます。
その他のポイントとして、外発的動機づけを活用することや、大きな目標を設定することも大事です。
今日ご紹介した方法で、無駄な時間の削減と効率的な学習習慣の確立を図ることができます。
また、学生の皆さんだけでなく、社会人の方にも役立つ学習の戦略として活用することもできます。ぜひ参考にしてみてください。
公開日:2023-08-22