経済の中心であるアメリカ・ウォールストリート。 お金の流れを操る者たちが集まる街で、億万長者がいるのもそんなに珍しいことではありません。
ジョン・ポールソンもそんなウォールストリートの億万長者のひとりです。
しかし、彼が自分の出身校であるハーバード大に送った贈り物がすごいというのです。一体どんなものなのでしょうか?(出典:http://www.businessinsider.com/paulson-donates-400-million-to-harvard-2015-6)
Hedge Fundという投資会社のマネージャーである彼が母校であるハーバード大に送ったプレゼント・・・・
それは、なんと500億円もの資金で作られた「学部」だったのです。 建物や像を寄贈するのではなく、学部自体を作ってしまったのだそう。
500億円もの資金の援助をしたジョン・ポールソンに敬意を示して、「Harvard John A Paulson School of engineering and applied sciences 」 (ジョン・A・ポールソン 電子工学・応用科学部)という風に、彼の名前を学部の名前の一部に入れたそう。
彼はこの寄付を行うために、1994年に2億円を元としてどんどん資金集めをしていきました。
今ではなんと、2兆円もの資金を管理し、総資産は1.1兆円もあると言われています。
ハーバード大は、この彼からのギフトを「大学創設以来一番大きな贈り物である」とコメント。 たくさんの学生が彼の名が入った学部で日々学んでいます。
まさか学部ごと・・・と思われた方も多いと思いますが、本当にスケールが違いますよね。
しかし、自分の原点である母校に恩返しをしようと思う気持ちはとても大事だと思いますし、後輩に学ぶ場所を提供していくことによってのちの世代も、また学校も豊かになっていく素晴らしいアイデアです。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!