【大学生】フツーな私が国連で働くために したこと-vol.1-

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板倉さん13みなさんはじめまして(*^_^*) 大阪大学法学部国際公共政策学科3年生の 板倉美聡(いたくら みさと)と申します。 将来、国連職員として平和構築に従事するために 現在、NYのリベラルアーツカレッジである、 ナザレスカレッジにて修行中です。

小・中・高とフツーの公立校に通い、 高校まで九年間バスケ一本、 国際協力とは無縁の生活を送っていた私ですが、 大学に入ってからは、一念発起!

両親の反対を押し切り、 インドのスラム街で子どもたちとダンスするツアーに参加したあと、 「・・・た、楽しい!ヽ(*´∀`)ノ」と味をしめて、 その後たくさんの国々へ行きました!

また私の海外での経験はおいおい紹介しますね!

そんなわたしも、将来を見据えて、”そろそろ真剣に英語勉強しなくっちゃ・・・” ということで、次は中東に行きたい(゚∀゚)!気持ちを抑えて、アメリカで修行する日々を送っています。

“国連職員”なんて聞いたらなんだかスゴそうですが、 なんてことないフツーの大学生にだって、 やる気と“コツコツ力”さえあればなんとかなる!はず!

板倉さん12そんなやつもいるのかと、 暖かく見守ってくだされば幸いです^^

そんなわたしの日常や、 アメリカのリベラルアーツカレッジの実態、 国際協力活動、アメリカでの旅行記録、 留学生たちの恋愛事情など、 気ままに綴っていきたいと思います(^-^)

難民センターでのボランティア

私の所属するナザレスカレッジは、9割もの学生が社会奉仕活動に従事するという、非常に公共意識の高い大学です。その秘密は大学のカリキュラムとシステムにあります!

まず、大学にはインターンシップセンターという施設があり、学生のインターンシップを全力でサポートしています。さすがはリベラルアーツカレッジ。ほぼ全ての学部に「インターンシップ」という科目があり、もちろん単位が出ます。(←ココ重要。笑)

中には、ワシントンでの「1セメスターインターン」というコースもあり、国連関連機関もリストに上がっていたので、にわかテンション上がりました(゚∀゚)!

が、「知識を深める一年にするんだ!」という当初の留学の目的を思い出して、頭をぶるんぶるんと振り、正気に戻りました!笑

さて、私の履修しているRefugee resettlement(難民の定住)という授業でも、ローチェスターにある難民センターでのボランティア活動が義務付けられており、授業で理論を学び、実践でアウトプットし、レポートで自己フィードバックすることによって、確実に学びが得られるという仕組みになっています。

主な活動としては、ローチェスターに逃れてきた難民の方々の第3国定住のお手伝いをしています。

第3国定住って?

難民?アメリカに?って、思った方、いらっしゃるかもしれません。 その理由はまさに第3国定住です。 第3国定住とは、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が示している、3つのdurable solutions(長期的解決策)のうちの一つで、母国でもない、かつ緊急に避難した隣国でもない“第3国”に国民同等の正式な市民権を得て入植することをいいます。

アメリカは、第3国定住先としては世界有数の受け入れ実績を誇りますが、 かたや日本は世界でも有数の第3国定住拒否実績を持ちます。 2013年度の受け入れ実績は3,262人の申請の中、なんと6人。 ちなみに日本は、2005年、UNHCRが認定したクルド人難民をトルコに強制送還するという、 国際法違反に当たることをやってのけています。 1981年に難民条約にして30年以上経つわけですが、相変わらず、 「頼むから入ってこないで!」 というのが日本のスタンスです。やれやれ。(´・_・`)

ネパールからやってきた兄妹

さて、私の住むローチェスターにも、 主にシリア、ミャンマー、ソマリア、ネパールなどの国から 難民の方々がやってきて新しい生活を築いています。

第3国定住のお手伝いとしては、 主に英語を大人・子どもたちに教えるtutoring(チューター)プログラムや、 空港へのお迎え、日用必需品や家具などを集めてセッティング、衣服を集めてのマッチング、などの活動があります。

板倉さん7私はtutoring(チューター)プログラムに参加していますが、 私が担当している、ミャンマーから来たばかりの幼い兄妹は、 当初ほとんど私の相手をしてくれず(涙)、 名前すら教えてくれない状態でした。

英語を話せないのか、話したくないのか。 わからないけれど、とにかく異国の地で異国の言葉を話すことに抵抗があったのでしょうか。

特に、難民センターでは、 既に5年以上もアメリカで生活している英語が堪能な子どもたちもいて、 その子達と一緒に遊んでいる最中には劣等感を感じてか、 黙りこくってしまうことが頻繁にありました。

板倉さん1英語で張り切って話しかけてみても、 まったく反応すらしてくれない彼らに、 「話せなくったっていい、とにかく英語聞かせて慣れさせてあげるんだ!」 と意気込んではみたものの、私自身、 「英語ネイティブでもない自分に何ができるんだろう。 むしろ Japanese English 身につけられてもなぁ。(´・_・`)」

と、周りの英語ネイティブのボランティアたちに 引け目を感じてしまうこともしばしばでした。

しかし3週間ほど経ったある日、気づいたのです。 どうやらお兄ちゃんは、英語を理解しているようだと・・・

「What’s your name?」 何度聞いても知らんぷりで、答えてはくれないくせに、 「Can you give me your toy?」と尋ねると、 「No!」と彼はすかさず首を横に振りました。

しかし、施設の女性が 「Don’t run!」と声を荒げると、 都合よく英語がわからない振りをして、しれっととぼけて見せるのです。

IMG_20141115_102145ふむ、どうやら彼はとても賢いらしい。

そして4週間もすると、妹ちゃんのほうは心を開きはじめ、 私たちの訪問中に少しずつ笑顔を見せるようになりました。 彼女の名前とあわせてお兄ちゃんの名前をやっと教えてくれたのもその頃です。

そしてHalloweenのキャンディを持って訪ねた日。 お兄ちゃんは私の取り出した色とりどりのキャンディに興味津々で、 「Candy!」と指を指して一言。

「Can you say trick or treat?」は見事スルーされましたが、 それでも大喜びな様子でキャンディを手にとりました。

さて、妹ちゃんのほうは、 気に入ったらしくご機嫌でキャンディを舐めながら、 私の名札を指さして首をかしげたので、 「み・さ・と。It’s my name.」とゆっくり発音してみたところ、 「み、さ、と」と繰り返して、にっこり笑ったのです!

板倉さん4か・・・かわいいなぁ、おい。

帰りの車で「今日初めて名前覚えられちゃった!」 とすかさず周りに自慢しちゃいました。ふふふ。 (・・・来週になってケロッと忘れてませんように。)

彼女は今ではすっかり心を開いて、 初めて会った時にはあんなに無口で不安げだった女の子が、 きゃっきゃと愛くるしい声をあげて笑うようになりました。

帰り際、走り去る私たちの車に向かって 「Bye~~~!」と小さな体でジャンプして 何度も大きく手を振ってくれた姿が愛らしくて、 来週もまたその笑顔に会えるのが楽しみでしょうがない。

お兄ちゃんの心を開くまでは、もう一息かな。

母国を追われ、 避難民キャンプでの過酷な生活を強いられ、 言葉も知らない異国の地にやってきている子どもたちのために、

ちゃんと力になれているのかは正直わからないけど、 でももしかしたら、本当に本当に、ささやかだけど、 新しい土地での新しい生活へ、 そして明日へ踏み出す一歩のお手伝いができているかも! って考えてみたら、

なんだかほっこりしちゃいますね。(´∀`*)

この記事を書いた学生ライター

板倉 美聡
板倉 美聡
344 ライターに共感したらGoodしよう!

”フツーな私が国連職員になるために。英国大学院留学編”という連載で、ダラム大学で平和構築を学ぶ日々を綴っています。20年間日本で育ちまくったいわゆる純ジャパとして読者の皆さんに勇気をお届けします(^◇^)

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