みなさん、軍事ロボットと聞いて思い浮かぶものはありますか?現実の世界にあるものでは思いつかなかったとしても、映画などで見たことがあると思います。
ロボットが戦いの為に使われ、人間を守ったり、はたまた人間を殺すようなことをしてしまったり・・・。そういったAIロボット、つまり人工知能を持ったロボットに関する映画も少なくありません。(出典:http://www.nytimes.com/)
恐ろしいな、と思う事も多いかもしれませんが、結局映画の中での話はあくまでフィクションであり、現実性はないように思えます。
しかし、今この人口知能を持ったロボットや軍事的に使われているロボットに対する事態が急変してきており、映画のようなことが現実に起こるのもそう遠い未来のことではないと、たくさんの専門家が警鐘を鳴らしています。
今回はそれがどういった事なのか、The New York Times を参考に、もう少し深く見ていきたいと思います。
テクノロジーの進化については常に語られていますが、ロボットに適応されるテクノロジーの向上も、とてつもないものなのです。
つい最近ブエノスアイレスで行われた人工知能ロボットについての国際会議では、こういった人工知能を備え持ったロボットが人の指示や操作なしに人を殺すことができるようになるのは何十年後の話ではなく、たった数年後である、ということが話し合われたそうです。
そして、もしこういったロボットが進化してしまった時、テロリストなどにこれらのロボットが渡ってしまうことが一番の恐怖だと言います。
ドローンなどのロボットも近頃では有名になってきました。しかし、まだ人間の指示と操作が必要です。
しかし人工知能ロボットは知能を兼ね備えているのですから人間の指示や操作無しでも自分たちの意思で行動することができてしまいます。
さらに、核兵器などとは違いこれらのロボットは原料(未加工品)でできてしまうため、大量生産も難しい事ではないと言います。
生産が簡単でお金もそんなにかからないため、ほとんどの国が保持・規模を拡大することができてしまうのだとか。
もちろん、人口知能ロボットを使う事のメリットもあります。
戦場などで人間を守ったり、人間の代わりに戦ったりすることで犠牲者を減らすこともできます。
しかしそうなると最後はロボット同士の戦いになり、いつか人間を越してしまうのではないかという懸念もあります。
SpaceXの代表であるイーロン・マスク氏は長い間人工知能ロボットの危険性を語り続けてきました。彼が言うには、人工知能ロボットは人間の最大の脅威になり兼ねない、という事です。さらに、物理学者のホーキンズ氏も人工知能ロボットを生みだした事と発達させたことは人類の最も大きな成業の一つであるが、人間が成し遂げるであろう最後の大きな成業である、と述べました。
人工知能ロボットの発達において人類が助かる部分はたくさんあります。災害救助、戦場での戦闘や救助に加え病気と闘ったり貧困をなくしたり・・・・
しかし、人類が最も恐れている「人間を超える力を持つこと」がこれら全てを掻き消してしまいます。
いくら助けられてもロボットが支配する世界になってしまっては困りますからね。
ここまで話した事は映画の中の話のように思えますが、実際に今の世界で深刻に話されていることです。
実際に映画で見たような事が近未来起こるかもしれないのです。
ロボットとロボットが持つ可能性について、もう一度しっかり考えてみたいですね。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!