あと一歩を踏み出したい人へ。
「絶対やめておいた方がいい。」
何か新しい挑戦や環境に足を踏み入れようと考えた矢先、そのようなことを言われた経験はありませんか?またはそう言われるのが怖くて踏み出せない方はいないでしょうか。「やめとけ」の後に続く言葉には、親切にも決まって“ネガティブな情報”も付け足してくれるものです。
そんなものはありがたく頂戴して、さっさと行動に移しましょう。
ステップアップをするためには、同期の輪から誰よりも早く飛び出す勇気が必要です。
もちろん縁を切るというわけではありません。同期の一人ひとりを輪の外から大切にさえすれば、決して同期の輪の中にいる必要はないのです。グループというのは、安心感から自分の今いる環境に対して盲目にさせてしまう可能性があります。中にいるとグループの雰囲気や暗黙のルールに縛られがちになってしまうので、行動は別、そしてたまに時間を合わせてメンバーと濃い時間を過ごす。それが許されない環境ならはそもそも良い友人ではないでしょう。
いつも行動を共にするようなグループにいつまでもこだわる必要はありません。気にせずどんどんステップアップし、友人たちをいい意味で刺激できる人こそが本当に友人を大切にしている人だと思います。
自分でコレをしたいと決めた時、あえて「最後まで誰にも言わない」のも手です。私は休学するときも海外留学や世界一周旅のときも家族や友人には全く言いませんでした。もう準備万端の状態にし、強い意志を持ち淡々と「行くことにしたよ」と告げます。
「行く前に仲の良い誰かに相談した方がいいんじゃない?」「水臭いなぁ」と言われますが、本当に仲の良い友人なら後で時間をとって説明すれば理解をもらえるはずです。
ただ、中には反対の意見ももちろんあります。
しかし異論を恐れずに言えば、その道の正誤なんて過去に実際に通ったくらいの裏付けがないと説得力がありません。それが例え経験豊富な大人だろうと、ずっと連れ添ってきた家族や仲の良い友人だろうと。
冷たく聞こえるかもしれませんが、自分の中で大きな決断をするときに、ましてやそれが少数派の行動だとしたら相談に時間を掛けている場合では無いと思います。お金が足りないなら全力でなんとかして稼ぐか借りる。手続きを早めに片付ける。思い立った時のやる気は生モノです。難しいことを考えず、鮮度が落ちる前に淡々と行動に移しましょう。
何か行動を起こすときによく聞かれるのが、
「その後どうするの?」 「目的は何なの?」
の典型2大質問。
よく考えてみてください。 その質問に答えられなければやってはいけないのでしょうか。
人生を効率的に、戦略的に生きようとしたときに必要なものは、確かに将来の道を見据えた「目的」です。それを聞きたがっているんです。「そんなレールから外れた行動をするくらいなんだから、もちろん将来の夢や戦略があるんだよね?」という意味での質問です。
あればそれでいいのですが、私はむしろ将来の夢があやふやな人こそ、何でもいいから外へ飛び出して探す努力をしなければならないと思っています。目的が説明できない行動をしてはいけないというのなら、将来の夢を持っていない人は一体何をしたらいいのでしょうか。
確固たる目的のない行動は一見非効率のように見えますが、実は非効率な行動の中で見つけた道の多くは、普通に生きていれば見つからなかったであろう道です。その可能性を潰し続けると、一生既存のレール上を歩く人生になるでしょう。
人は不安を嫌います。「その後どうするの?」「目的は何なの?」という質問は、“質問者の不安”です。「自分の繋がりのある人が新しい道を選ぼうとしている…」「その道は本当に安全なのだろうか…」と。確かにその質問者の不安をどういう形にしろ取り除く努力は必要かもしれませんが、「質問者の不安」を感じて自分まで不安になってしまってはいつまでたっても前に進めません。
友達と離れたっていいじゃないですか。 少しくらい両親を心配させたっていいじゃないですか。 ちゃんとした目的が無くたっていいじゃないですか。
お金くらい頭をひねればどうにだってなります。
今やりたいこと、今やりましょう。 自分の人生なんですから。
1年間休学し今東南アジア辺りを歩いている大学生です!日々考えを巡らせながら、ふとした気付きをここに書き留めていきます。みなさんと一緒に考えられるような記事を書いていきたいので、暇な時にでも読んでみてください。Facebookでも公開して色々発信していますので、良かったらそちらもご覧ください!