【鴨川デルタ!?】京都の大学生あるあるまとめ

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こんにちは、co-mediaライターの河井です。

今回は私が実際に京都大学に進学して半年経った今感じる、京都の大学生あるあるについて解説します。

首都圏の大学生とは一風変わった過ごし方を感じていただけたらと思います。

【鴨川デルタ!?】京都の大学生あるあるまとめ


① 歴史的建造物

【鴨川デルタ!?】京都の大学生あるあるまとめ

みなさんは京都といえば何を想像しますか?

大抵の人が歴史的建造物を挙げると思います。

実際京都には清水寺や二条城など数多くの歴史的建造物が存在していて、それらを目当てに年間4000~5000万人(京都市HPより)もの観光客が京都市を訪れています。

中には周りにこのような建物がたくさんあることを理由として京都にある大学を志望する人もいますが、そういう人はごく一部の存在であり、大半の学生はあまりそれらに興味を抱いていません。

実際自分も京都に住む前には京都の歴史的建造物を目当てに友達と京都へ行くこともあったのですが、いざ京都に住んでみるとそれらの建物が魅力的に感じられなくなり、むしろ観光客がたくさんいてあまり行きたくない場所としてカテゴライズするようになってしまいました。

皆さんも自分の住んでいる街にある観光地にはあまり行かないですよね?

同じ理屈で、京都に住んでいる学生は京都にある観光地にはほとんど行きません。


② 鴨川

【鴨川デルタ!?】京都の大学生あるあるまとめ

では京都の学生はどこに行くのかについて解説します。

端的に言ってしまえば京都の外……大阪や神戸などに遊びに行きますがそれでは元も子もないので京都市内のスポットを紹介します。

京都は街のサイズがとても小さいので繁華街が2つしか存在していません。片方は京都駅周辺という京都に住む学生にとっては不便な場所にあるのであまり学生はおらず、もう片方の繁華街に学生は集中します。

阪急京都線の終点である京都河原町駅周辺がもう片方の繁華街となっており、カラオケ、ボーリング、ゲームセンターなどの娯楽施設からブランド品を販売する店舗まで様々なものがそろっています。

大阪方面へのアクセスも良いことから、下宿勢実家勢を問わずに遊ぶことができるので京都で遊ぶ場所といえばココというような感じがします。

そして、この近くを流れるのが鴨川です。

ゆったりとした河川敷が広がっており、夕方になると歩き疲れたカップルが河川敷に何組も腰を下ろしていて、「鴨川等間隔」とも揶揄されています。

河川敷に腰を下ろして語り合ったり、お店で買った食べ物を食べたりなどなどいろいろなことがなされています。

また、河原町から数kmほど上流へ行くと「鴨川デルタ」と呼ばれる場所があります。

ここは北西からくる賀茂川と北東からくる高野川が合流して鴨川となる場所で、大きなY字を描いているのでスペースがあり、特に京都大学や同志社大学の学生にとっては庭のような存在です。

ここでは新歓やBBQ、花火大会など多くのことが学生によって行われ、京都の学生にとって憩いの場となっています。


③ 終電を気にしない

【鴨川デルタ!?】京都の大学生あるあるまとめ

地元からの進学率が比較的低い京都大学のような大学は下宿生が多く、大半が大学からほど近い場所に住んでいます。公共交通機関を使わずに徒歩や自転車で通学しているので、終電を気にする必要がない人が多いです。

特に京大では自分を含めて多くの学生が自転車で通学しているので、深夜まで大学に残ってサークル活動にいそしんだり友達と談笑を楽しんだりすることができます。

深夜に京大のシンボルともいえるクスノキのそばで仲のいい友達と談笑するのは謎の背徳感があってとても楽しいです。


④ 自転車

【鴨川デルタ!?】京都の大学生あるあるまとめ

前の章で京大生は自転車ユーザーがとても多いという話をしましたが、実家から通っている人でも多くの人が大学に自転車を置いて構内の移動や最寄り駅への移動などに使用しています。

したがって、授業がある日は構内にたくさんの自転車が停まっています。

校舎から近い駐輪場所はあっという間にいっぱいになってしまうので、いつも校舎から少し離れた場所に私は駐輪しています。

自転車通学文化のない大学の方が京都に来ると自転車の多さに驚かれると思います。

これだけ自転車ユーザーが多いのは京都という街の性質も関係していています。

京都市は鉄道網があまり発達しておらず、京都市内の移動を担う公共交通機関はバスとなっています。

京都市はバス網が発達しており、バスを使えばいろいろな場所へ行くことができます。

しかし何度も述べているように京都市はサイズが小さいので、市内のありとあらゆる場所に自転車でも行くことができます。

京都の大学生は友達の家に遊びに行くのにも、買い物をしにスーパーへ行くのにも、大学に行くのにも自転車を使っています。

首都圏に住んでいる大学生の友人で自転車を持っている人は少ないのですが、京都に住んでいる大学生の友人はほとんどみんな自転車を持っています。

それだけ自転車が重用されているということです。

しかし、注意しなければならない点もあります。

京都市は条例で市内のほぼ全域を自転車の路上駐輪禁止区域に指定しているので、駐輪場や私有地以外の場所に駐輪すると警告もなしに撤去されてしまいます。

運が悪いとコンビニで数分買い物をしている間に撤去されてしまった、ということもあるそうです。

自転車の扱いには十分気を付けましょう。


⑤ まとめ

京都の大学生あるあるをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事を読んで皆さんが自分の住んでいる地域の大学と比較してみて、共通点や相違点について考えるきっかけになれば幸いです。


この記事を書いた人

河井僚吾(ライター)

京都大学経済学部1年生。歴史と地理が好き。最近は統計学の勉強をしている。


画像出典:京都フリー写真素材


公開日:2023-10-08

この記事を書いた学生ライター

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