留学すると一気に高まるのが、”英語で書く”頻度。
身振りも交えて伝えられる話し言葉と違い、教授にメールしたり、エッセイを書いたりと、”正確さ”が求められる場合が多いですよね。
そんな時に役立つのが、今回紹介する「Grammarly」というサービス。私自身、アメリカ留学中に重宝していました。
今回はこの便利ツールを、留学を控えた人、留学中の人はもちろん、「英語の文章の質を上げたい」人にぜひ使ってもらいたいと思い、ご紹介します。
「Grammarly」とは、AI技術を使って英語の文章を添削してくれるサービスです。文章をタイプすると、250以上の文法項目をチェックしてくれます。動詞の時制、スペルミスなどのありふれた間違いに加えて、文脈を考慮した上でミスをチェックしてくれる優れもの。パソコンにダウンロードするだけで、TwitterやFacebookなどの投稿文や、Gmailの文面、Word文書も添削してくれます。
日本ではまだあまり知られていませんが、世界ではすでに何百万人ものユーザーがいるほか、600の大学や企業も導入しています。ネイティヴスピーカーも使うこのサービスを使えば、英語でのコミュニケーションがよりスムーズに、ストレスフリーになるのです。
使い方は簡単です。GrammarlyのWebサイトからダウンロードするだけで、英語で書かれた文章のほぼすべてを、自動で添削してくれます。例えばこれは私が留学初期に書いた、Plagialism(盗作)についてのエッセイですが、いたるところに間違いが……。
989語の文章で、23箇所ものミスが見つかりました!
冠詞のつけ忘れや前置詞の間違いといったありがちなミスから、カンマの使い方まで、直してくれています。
Wordにもスペルミスチェック機能はありますが、Grammarlyでは「なぜそれが間違っているのか」という理由を示した上で、正しい単語を提案してくれるのが嬉しいですよね。
このGrammarly、年間会員になれば月に11.66ドルを払うことでプレミアムサービスが受けられます。私のこの文章も、プレミアム会員であればさらに27箇所もの改善点を教えてくれるようです。文法ミスだけではなく、「文脈によりふさわしい語彙」を教えてくれたり、「アカデミック」「ビジネス」などのシチュエーションに応じたアドバイスをくれるのだとか。私の場合、エッセイを書くときにいつも同じフレーズばかりを使いまわしてしまうのが悩みなので、プレミアム会員になればそれも解消されるかも?
「英語の文章に自信がない」という人は、まずは無料でGrammarlyをダウンロードして、より”読みやすい文章”を目指してみませんか?