【就活】就活で失敗を招く5つの考え方。

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就活を始めると就活で失敗するパターンというのが見えてきます。就職活動では、活動期間も決して短くはないため、段々と自分のスタンスやモチベーション、ポジションが曖昧になってきてしまうこともありますよね。 今回は、そんな中でも陥ってはいけない考え方を5つ取り上げました。大事な就活を失敗されないために是非参考にしてみて下さい。

原因1.「私、デキる子!」という自信過剰

ハッポウ1(出典:http://www.referenceforbusiness.com/management/De-Ele/Discrimination.html)

周囲と競争することになる就活では自分に自信を持つことがとても重要ですが、まずはそれが行き過ぎてしまったパターン。「私ならできる」と言い聞かせている内に「私は”周りの人より”デキる」とか「”あの人より”デキるから」などと、過度に自分と周囲を比較して過度に自分を持ち上げてしまうようになってしまう。「私はそういうの無いから」と思っているあなた!その考え方がすでに危険です!

これは、就活を勝ち抜くためには他の人より優秀でなきゃいけない、という一種の強迫観念からくる思考です。でも、必ずしもそうある必要はないです。優秀かどうかは基準をどこに置くかによって変わってきますし、一部では優秀でも他の部分は全然……なんてこともありますよね。周りと自分を比べ過ぎたり、その結果自分を過剰評価していては、本来の自分らしい結果が出ません。もし思い当たるフシがあったら、もう一度考え直してみましょう。

原因2.「私なんて……」というネガティブ思考

ハッポウ2(出典:http://www.bbncommunity.com/snap-out-of-depression-and-negative-thinking/)

次は、1とは真逆のパターン。周囲と自分を比べた結果、今度は周囲を過剰評価しすぎて自分を卑下してしまう考え方です。これも基本は1と同じ。自分本来の姿と向き合い、それをアピールしていく就活において、自分の姿を誤って捉えたり偽ってアピールすることは絶対的な間違いです。

適度に自信を持ち、適度に自分を客観的に捉え、企業に見て欲しい部分をまずは正確に捉えること。これが一番大切なのではないでしょうか。

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原因3.「私はこうなりたかったに違いない」という自己暗示

ハッポウ3(出典:http://www.hypnoscribe.com/an-effective-auto-suggestion-session/)

次も過度の思い込みからくる考え方ですが、これは少しやっかいです。 就活では自分のやりたいことや理想の将来像を思い描くことが必須ですが、長期に渡る就職活動の中で、初期の理想像から段々軸がブレてくる、なんてことはよくあることです。ここで上手く軌道修正できれば、より一層自分への理解が深まるといういい機会なのですが、「違う、私はこうなりたかったはずなのに……」などと初期の理想像に無理やり拘ってみたり、「いや、新しく見えてきた道、これこそが自分の思い描いた理想像だったんだ」と安易に今までの理想像を捨ててしまったり、極端な考え方をし始めると失敗します。

就職活動を始めたころの理想像にも、活動を続ける中で新しく見えてきた理想像も、どちらにもそれを掲げた理由があるはずです。就職活動では一貫性が大事、なんて話もよく聞きますが、それを変に誤解して、そういった理由を深く追求せずにやたらと変化や曖昧さを嫌い、ただただ目を背けて得た一貫性ではまったく意味がありません。自分の気持ちの変遷まで全部上手く納得できてこその一貫性だと思いますよ。

原因4.「みんながこうしてるから……」という意思なき同調

ハッポウ4(出典:http://www.smbtraining.com/blog/traders-ask-what-bloggers-should-i-follow)

就活はほとんどの人にとっては初めての経験です。とっても大切なイベントのはずなのですが、誰かがやり方を懇切丁寧に教えてくれるわけでもなければ、具体的に何から始まって何をしていけばいいのかがよくわからないままだったりしますよね。そんな中で、とりあえず周りに合わせておこうとか、みんながこうしているから……なんていう軽い気持ちで行動していること、ありませんか?

そういう考え方が有効な場合も確かにあります。特に先述のように、就活にはマニュアルもなければ先生もいませんから、周りのやり方から正解を探すというのは有効です。しかし、例えばリクルートスーツ、自己PRでのテンプレート、無難で無個性な志望理由、そういったものに対して、「なんでそれが主流なんだろう」と考えたことはありますか?「みんながこうしてるから……」では理由になりません。

理由まで考えた結果、自分でそれを正しいと思って実行するのであれば全く問題ありませんが、そうでなければただの個性潰しでしかありませんね。決まったマニュアルがない、というのは自分で調べ、考えて行動できるチャンスがあるということ。折角個性を出すチャンスを周りの真似で終わらせてしまっては、勿体無いですね。

原因5.「本心じゃないんだけどね」という八方美人

ハッポウ5(出典:http://www.qjnavi.jp/special/life_careerplan/ultimate_choice3/)

ES(エントリーシート)を書くとき、面接を受けるとき、とりあえずその場を無難に乗り切るために、当り障りのないことだけ書いておいた、なんて経験はありませんか?それだけではなく、無難なことを書くために本心を偽って、心にもないことを書いていたりしませんか?それ、就活だけに限らずどんな場でも絶対やってはいけない間違いだと思います。

とりあえず誰が読んでも、誰が聞いてもそれなりに受け取れる無難な話というのは、実は作るのはとても難しいです。しかし、それを作ることに苦心して、必死になって取り組んでいる就活生というのは、少なくないようにも思えます。「書くこと無い」「こんなこと言ってもなぁ」と自分で内容の善し悪しを決めてしまって、結果「もっとウケがいいように」なんて改変を初めて、最終的には全く本心とは違うことを書いていたり。でもそうして出来上がった話、本当にウケがいいでしょうか。もっといえば、その内容であなたらしい話ができるでしょうか。ネットに出回っているネタに左右されすぎていませんか。もう一度考えなおしてみましょう。

 

さて、今回は5つの良くない考え方について書かせて頂きました。 抽象的な言い方も多くなってしまいましたが、少しでも自分を見直すきっかけになればと思います。

この記事を書いた学生ライター

Ryuki Ishiwari
Ryuki Ishiwari
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2012年4月、秋田県秋田市にある国際教養大学(AIU)に入学。グローバル・ビジネスを専攻とし、2014年9月からはポーランドのワルシャワにあるワルシャワ経済大学(SGH)へ約1年間の留学中。AIUではサークル活動である演劇に、SGHでは旅行と美術館巡りに熱中。日本ではあまり馴染みのないポーランドという国の魅力を、一人でも多くの人に伝えたいという想いで記事を書いています。

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