Facebookやtwitter、そしてinstagramなどと共に今とても人気があるアプリ「snapchat」。
写真や動画に絵を描いたりメッセージを書いて人に送ることができるアプリで、その写真や動画が一定の時間の後消えてしまうという機能が話題となったアプリです。
そんなsnapchatはアップデート後、ただ単に写真や動画を取るだけでなく、「エフェクト」機能が使えるようになりました。
カメラに顔を認証させ、目が大きくなったり、犬の耳や鼻がついたり・・・様々なエフェクトが追加されたことによってユーザーの関心もより大きくなっていったと思います。
筆者においても、こうsitaエフェクトの登場がそれまであまり使っていなかったsnapchatをよく使いはじめるきっかけとなりました。
そんなエフェクトの中でも比較的新しい機能の中で、「自分の持っている写真の中の人と顔を交換できる」というものがあります。あ
ユーザーは自分の携帯の写真アルバムの中から好きな写真(顔)を選択します。そうすると自分の顔からその人の顔に変わってしまう、というものです。
中には有名人の写真を使って、有名人の顔を体験している人もいるようです。
しかし、mashableによると、インドでそんな楽しい機能に関連する事件が起こってしまったのだと言います。
事件の中心となったのはコメディアンのタンメイ・バットさん。
まず、彼はこの機能を使いベテラン歌手のラタ・マンゲスカーさんと有名クリケット選手であるサチン・テンドルカールさんに変身。
二人に変身した彼はありもしない会話を二人がしている設定でビデオを撮影し、SNSに投稿しました。
投稿されるや否や、ボリウッドスターや芸能界の著名人たち、政治家たちまでにも批判され、ついには国のニュースにも登場しました。
これを機にネットでは「おもしろさ」や「笑い」について、どこまでがボーダーラインかなどの議論が交わされています。
彼が作ったビデオのタイトルは「サチンvsラタ 内乱」で、このタイトルから想像できるようにビデオの中でサチンとラタはありもしない会話によって争っているように作られています。
これに対してタンメイ・バットさんは「私はこういった意味が分からないビデオをsnapchatで作ることもあります。それと、一つ言うならば私は彼らが大好きです。」と自信のfacebookでコメントしています。
彼はこのビデオを5月26日にsnapchatの自身のストーリーに追加し、snapchatの機能上一日で消えたのですが、facebookを通して拡散され、たくさんの人の目にさらされたことによって議論が生まれました。
そして、5月30日、ついにインドの政党が警察に報告し、ビデオを即刻に削除してほしいと申し出たそうです。そして、ムンバイの警察はfacebookやgoogle、youtubeと提携しビデオをブロックすると共にIPアドレスを突き止めるための調査もしているのだそうです。
しかし当の本人はコメディアンらしくこの事態にもコミカルに対応。
自身のツイッターで、
「@snapchat 私にお金を払ってください」など、自信がsnapchatを通して有名になったことをあえてポジティブに表現しています。
Snapchatで有名人などに変身してビデオを撮ったりすることは私達にでもよくあることですし、したことがある人もいると思います。
しかし、文化や風習の違いなどもあり、そのような「普通にしている事」が使い方によってはこのような大きな事態になることもあるというのが興味深いと思いました。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!