Skytraxというウェブサイトが毎年発表している世界の空港ランキング。 1位に輝いたのは,シンガポールのチャンギ国際空港です。最新の情報を加えてお届けします!(2023年のランキングを紹介します)
チャンギ空港のすごさはよく耳にすることが多く、知っている人もたくさんいると思います。 しかし、アジアで魅力的な空港はチャンギ空港だけではないそう。
112の国から来た1300万人もの人に対してアンケートを行い、サービスや心地よさ、さらには空港職員の語学力など、39の項目について世界中の550の空港をランク付けしたそう。
その中でも今回はアジアに注目し、アジアの中でのトップ10を紹介します。
10位にランクインしたのは、中国深センにある深セン宝安国際空港です。現代的なデザインが特徴の2013年に使用が開始された新ターミナルは、延べ床面積45万平方メートルの巨大な建物となっています。イタリアの建築家による斬新な建築デザインは話題になりました。
9位にランクインしたのは、九州を代表する都市・福岡の福岡空港です。空港駅に鉄道が乗り入れており、市内部への電車の所要時間もすぐ、という極めて高い利便性を誇っています。ちなみに、繁華街「天神」までは地下鉄で11分で行くことができます。九州旅行をする際には飛行機を使ってみてはいかがでしょうか。
あまり日本人には馴染みのない空港ではありますが、中国の航空会社海南航空が拠点を置いている空港です。海南省の海口市に位置しており中国を代表する空港の一つとなっています。
7. 広州白雲国際空港
中国を広東省広州市にある空港です。中国国内では北京首都国際空港、上海浦東国際空港に並ぶ、3大空港のひとつです。「海から空への回廊」という名のシルクロードの歴史をテーマにした回廊など、ユニークな空港アートが点在しているのもこの空港の特徴です。
年間利用者数はさらに少なく関西国際空港の半分ぐらいですが、それでも6位にランクインしました。その大きな理由は1000フィートもの距離もあるスカイデッキ。そこからは名古屋港に出入りする船を見ることができるのです。 さらに、温泉があることもまた人気の理由の一つだそうです。そこからはきれいなサンセットが見れるのだとか。
関西空港が5位にランクインした理由としてまず一つ目は近代的な建築様式です。ガラスが多く使われており、開放的な感じがします。そのほか,スタッフの丁寧さのほかに展望デッキも理由の一つとして挙がっています。出発/到着する飛行機を見れるのは素晴らしいですよね。
ANAやJALなどの国内線だけでなく、国際的な主要航空会社も多く集まる成田国際空港。 旅行者に特に評価されたのはスタッフのフレンドリ-さと効率のよさ、きれいさ、さらにはレストランの種類の豊富さだそう。
アジアの中だけでなく、世界の空港ランキングでも4位にランクインしているのがこの仁川空港。 24時間いろんな航空会社の航空機が離発着することでも有名です。 仁川空港が評価された大きな理由はショッピングをする店の豊富さとレストランの多さ、そしてなんといっても文化博物館があることなど、文化的な面が評価されたそうです。
またまた日本の空港がランクインしました。羽田空港は特に旅行客と仕事で来る人によって使われているそう。 世界で4番目に忙しい空港として知られている羽田空港は、サービスの丁寧さときれいさ、そして買い物をする店の充実度が評価されたそう。
見事1位に輝いたのはシンガポール・チャンギ国際空港。 美しい建築様式はもちろんのこと、スタッフの対応や高級感あふれるアメニティ、多種多様なレストランやお店の数々があることで有名です。 さらには映画館やスパなどの娯楽施設も揃っているそう。1位も納得ですよね。
どうでしたでしょうか? 思ったより日本の空港がランクインしていて驚きました。
グローバル化が進んでいる今、旅行や留学など国を行き来することが多くなってきています。 トランジットで通りすぎる空港もあれば、歓迎してくれるような目的地の空港もあったり、国や場所によって色んな特徴があっておもしろいですよね。 通りすぎるだけにしても滞在するにしても、空港でたくさんのことを楽しめたらいいですね!
参考:https://www.worldairportawards.com/best-airports-2023-by-global-region/
更新日:2023-01-07