OPEN ESとは、リクナビで開始した『エントリーシート共通化サービス』のサービス名。これまで、企業ごとに異なったフォームからエントリーシートを提出させるのが一般的でしたが、エントリーシートの共通化できる部分を予め登録し、企業に提出できるようにしたシステムのこと。
エントリーシートは選考の入り口ですから、たくさんの企業に提出しますよね。 ですが、手書きともなれば一つのエントリーシートにかかる時間は平均2時間とも言われ、かなりの労力と時間がかかります。 その割には、住所や氏名、学歴、特技など、どのエントリーシートにも共通して書く内容があります。 OPEN ESでは、その共通部分をリクナビに登録しておけば、企業ごとに何回も書き直す必要がなくなるということです。
・倍率が上がり、学歴による足切りがさらに広がる。 OPEN ESが普及すると、より多くの企業にエントリーすることができるようになります。 一人一人がエントリーする数が増えれば、もちろん一つの企業が受け取るエントリーの数も増えるわけですね。 膨大な数のエントリーシートを手っ取り早く裁くために、判断基準としての学歴がさらに強くなる可能性があります。
OPEN ESによって聞かれる質問は統一されます。 しかし、その質問に対する回答は、企業ごとに少しずつ変えた方がいいでしょう。 企業研究を通して、それぞれの企業の特徴が分かりますよね。特に自己PRなどは、その企業のカラーを意識したものを登録した方が、通過率は上がります。 また、就活を進める過程でも、ブラッシュアップしていくことは不可欠です。