こんにちは!今回は”就活の軸”について詳しくご紹介していきたいと思います。就活の軸は、これから就活を進めていく上で不可欠な自分の基盤、核となるものであり、作っておくと就活をよりスムーズに進めていくことができるはずです!
そもそも就活の軸を作る必要性があまり感じられないといった方もいらっしゃるのではと思います。就活の軸とはその名の通り、自分自身が大切にしている根底の基本的部分といえます。これが定まっていないと就活がブレブレになってしまい躓いてしまうケースも多々あるのです。また、軸は自身の経験を元に作成するため自己分析ができている証拠となり、企業選びや面接の際にも非常に役立つこと間違いなしです!
面接などにおいて就活の軸について問われる、とよく耳にしますよね。それでは、なぜ企業は就活の軸を質問してくるのでしょうか。企業側の質問の意図を汲み取り考えてみましょう。
企業の意図は、業界や企業への理解ではなく、その学生の企業選びの観点を知りたがっています。それは学生のどのような経験や生い立ちが基となって形成されているかという根幹に関わる部分です。
就活の軸とは言い換えれば、「仕事で何を重視するのか」ということです。企業は自社の価値観・方向性・仕事が学生の重視していることにマッチングしているかを就活の軸を通して判断しているのです。当然、そこに差異が生じていれば企業への志望度、姿勢が疑われてしまうかもしれません。
さあ、それでは就活の軸を作っていきましょう!まず、作る際に材料を集めます。材料は自分の過去に転がっています。過去を振り返り、心揺さぶられた印象的な経験を見つけ、それをいちばん説得力を持つ理由としてコアにできるかを考えてみましょう。
・海外拠点で働きたい
・世界を変えられたと実感するような仕事をしたい
・世界を豊かにしたい
・成長企業とともに働きたい
・やりがいが欲しい
・尊敬する先輩社員の下で働きたい
・職場の雰囲気を重視したい
・他業種と頻繁に関われるような枠を超えた仕事がしたい
・良いプロダクトを生み出したい
・将来の起業のために学びたい
・支援制度がしっかりしているところで働きたい
などなど...ほかにもさまざまな軸を作る上での要素がありますね。要素を選ぶときには少なすぎず、多くなりすぎないように注意しましょう。例えば、就活の軸の幅が狭すぎたり広すぎたりすると、企業選びが困難になってしまいます。上記の提案の中であれば、3〜4個ほどに絞ると良いと思います。
就活の軸を作りやすくするポイントが3つほどまとめてみました。
①希望、要求
自らの希望を考えましょう。「〜がやりたい」「良い環境で働きたい」など率直な気持ちを表に出してください。
②自分の強み、能力
自己分析をした上で自分の強みを考えましょう。自分が得意なこと、誇れる能力を見つけましょう。ですが、自己を客観視することは結構難しいことだと思います。もし可能であれば、家族、友人などの身近なひとに自分の強みを尋ねてみるのもいいかもしれませんね。
③目指すべき方向性
まず、自分の将来像を考えてみましょう。そして「〜をやっている自分」を明確にし、それまでの過程で求められることを想定してみてください。目指すべき方向性が具体的に見えてくるのでは?
就活の軸が定まらなくて焦る必要はまったくありません。早めに作ることがなによりですが、就活初期に決まらなくても、企業の説明会やOB訪問などさまざまな貴重な声を聞いていくうちに自然と自分の軸が固まっていきやすいです。まずは積極的に就活に取り組んでいきましょう!
ここまで”就活の軸”について述べてきましたが、いかがだったでしょうか?ぜひ、上記に挙げた就活の軸の作り方や例を参考にして、今後の素晴らしいキャリアを掴み取りましょう!