インターネットも今では街のようになっています。私たちが家を買うときにお金を払うように、インターネット上で居場所を作るのにもお金が必要です。
Google.comもその仲間です。Googleと聞いて今では知らない人はいないほど。何かを調べるとなればGoogleですぐに検索する、という人も多いと思います。
それほど世界で莫大なアクセス数を誇るGoogle.com。BUSINESS INSIDERによると、つい最近、そんなGoogle.comのドメインを1分間だけ購入した一般男性がいるといいます。
果たしてこれはどういったことなのでしょうか。
サンメイ・ベッドさんはずっとGoogleのファンだったそうで、Googleのドメインが売りに出るのをずっと待っていたそうです。
すると今年の9月29日、ついにそのドメインが売りに出ていることに気付いたのだそう。そのアカウントはなんと12ドルで売られており、Googleが売るのをキャンセルするまでの1分間だけ彼はこのドメインを手にすることができたのだそう。
そこで気になるのはGoogleのドメインを持つことででる収益についてですよね。
しかし、これはあくまでアクシデントだったため、一分間Googleのドメインを持つことで得た収益は彼のもとに渡らないことをGoogle側は彼に告げました。
すると彼は「お金のことなんてどうでもいいんです。お金のためにしたのではありません。もし仮にお金をもらっていても結局チャリティーにまわすつもりでしたから」と答えました。(出典:http://www.businessinsider.com/)
全くお金を渡す気がなかったGoogleが、彼が募金に使うつもりだったという話を聞いて彼に「ドメインを買うことが出来た(買うまでに努力した)賞金」という名のもとお金を出したのだそうです。
Googleはいつもこういったようにアクシデントやミスを起こして一般人がそれを発見すると、発見した賞金のようなものを払う事があるのだそうです。
彼の場合は、無理だと思いながらもドメインを買える瞬間をずっと探していたからこそ巡り合えたチャンスだったのですね。
そして、彼は受け取った賞金をインドのチャリティー団体に寄付することに決めたそうです。その団体はスラムのような貧しい場所に教育の機会を与える為の団体なのだそうです。
彼はインタビューでGoogleからどれくらいの賞金を貰ったのか聞かれ、詳しい値段は答えなかったものの少なくとも1万ドル以上だということを明かしました。
そして彼がこの団体に寄付することを決定したことを聞いて、Googleはさらにこの賞金を倍にすることを申し出たそうです。彼が募金した団体の他にも、インドにある他の団体に寄付ができるようにというGoogleの意欲であり配慮が見えます。
自身のセキュリティを高めるため欠陥を見つけた一般人に報酬を出すGoogle。そしてそういった欠陥を色々な理由で探している人たち。今回のこの件でその中にはこういったストーリーがあることが分かりました。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!