みなさんの授業を教えているのは、主に大学の教授です。 そんな大学の教授の年収について考えた事はあるでしょうか。今回は教授の年収について調べていきたいと思います。 約90分の授業をし、研究をして論文を執筆するという職業は一体どのくらい稼ぐことが出来ているのでしょうか? 私達の学費の行方である教授の給料を御覧ください!
これは、厚生労働省による平成25年度の大学教授の平均年収の数字です。 月収で換算すると平均66万円となっており、これにボーナスなどで約290万円が追加されます。金額だけを聞けば、大学教授は高収入な職業と言っても過言ではないでしょう。 土日は基本的に休みですし、ゼミや研究室を担当しなければ夏休みの期間は学校にいくこともないですし、研究に専念することができます。 それで月66万になるならホワイト職業ですね!
※下図が全国の平均年収です。(統計元:国税庁 平成25年 民間給与実態統計調査結果)
准教授の平均年齢は46歳と、教授の平均年齢の57歳と比べると意外と若めです。平均月収は52万円、ボーナスで205万円となっており、教授より若干低くなっています。
日本の大学教授の給料は、グローバルトップクラスの大学に比べるとまだ少ないというのが現状です。 『THE CHRONICLE』誌の「Average Faculty Salaries, 2011–12」によれば、ハーバード大学の教授の年俸は平均19万8400ドル(約2400万円)、イェール大で同18万400ドル(約2200万円)となっており、トップ10の大学はいずれも17万~19万ドル台なのです。
教授には残業代というのは存在しません。裁量労働という形になっているためだそうです。そのため,例えば、睡眠時間3時間程度(仕事が理由)の日が続いても、給与には反映される事はないのです。
これは平成23年度のデータですが、国立大学法人86全体では、平均1005.8万円になります。
国立大学の教授でもっとも平均年収が高いのは、東京医科歯科大学の教授で1183.1万円となっています。 国立大学教授の平均年収ランキングは以下のようになっています。
旧帝国大学では、京都大学が16位で1071.3万円、東北大学は第20位で1051.3万円となっています。
いかがだったでしょうか?
意外と知ることのない大学教授の事情をお伝えしました。 このように色んな角度から調べていくと、大学の実態が垣間見えるかもしれません。
Co-media さんで記事を書かせて頂く事になりました。 私なりに情報発信していきたいと思います^^