新生活や新学期が始まり、新しい出会いが多くあります。 初対面の人と話す時、あるいは顔見知りぐらいの人と深い話をする際、自分のコミュニケーション能力の乏しさに悩んだ方はいませんか?
どうすれば”この人すごい”と思わせるような良い会話ができるのでしょうか。 また、どんな方法が1番人の関心を引くのでしょうか。
アメリカ・Time紙の 7 Things the Most Interesting People All Have in Common をもとに、以下に7つのポイントを挙げました。
これらのポイントをおさえれば、あなたは人気者になるかもしれません。
私たちは誰でも「自分って魅力的だな」と実は心のなかで思っているので、回りの人がドン引きしていることになかなか気づけません。
他人に「この人超つまんない」と思われないための1つ目の方法は、”Be brief, be positive”、「簡潔に、そして前向きに」、です。 常にまともな意見で、しかも楽観的に明るく話せたら、他人に飽きられることはありません。でも正しいことばかり言って堅苦しいと思われないようにたまには少し長めに話したほうがいいでしょう。
もう一つ、興味深い指摘があります。それは、「誰かがあなたの話に質問していますか?」です。 もしそうでなければ全部スルーされていますよね。そんな時はその話題を終わりにして周りの人に質問を投げかけるのがベストです。
周りの人を自分の話で魅了するのはいいことですが、それがきっかけで地位争いが起きたり、「蹴落としてやろう」などといった妬みを持ったりされては意味がありません。
みんな自分のことを話すのが好きなので、良い聞き手というのはどうも不足気味です。 ではどうすればいいのかというと、ほかの人に自分の話をさせればいいのです。なんとそれだけで美味しいものやお金を貰うのと同じくらいの満足感を話し手の脳に与えることができるのです。
つまり、プライベートな会話でも、FacebookやTwitter上でも、自分のことを話したりシェアしたりすることで、高い快楽感を脳にもたらすことが出来る、ということです。ほんの少し話すだけで実はものすごく良い印象を残せているのです。皮肉にも、みんなに好かれる人はたいてい控えめです。
例えば、人気のある先生は話が短いです。それは時間の問題ではなく、常に簡潔で洗練された話が出来て押し付けがましくないということでしょう。
社会的熟練者でない限り、周りが興味を引く話題を選ぶ以外に真正面から重要な会話を攻める方法はないのだとか。
どうしてほかの人が興味を持ちそうな内容を考えなければいけないのでしょう。 話し相手に「最近どうしてるのー?」、「趣味とかあるのー?」と聞いて、その人の興味関心について深く掘り下げて話してみましょう。もうそれであなたはゴールの8合目まで来ています。
もしその会話の内容があなたの知っている最新映画だったとしたら、「私もそれ知ってる!」「私たち似ているよね!」と仲良くなれます。もし知らないことならもっと説明して教えてもらえばいいのです。その間、話し手は自分の関心あることをたっぷり語ることが出来て満足でしょう。その間、聞き手のあなたは良きリスナーであり続けることをお忘れずに。
例えばお笑い芸人はステージでなんとなく演じているわけではなく、彼らにはリハーサルした演出がきちんとあります。
もちろんあなたも就職の面接に行ってぶっつけ本番で適当に話したりはしないはずです。 今回のポイントは、確実に周りを楽しませ、魅了できる3つのストーリーを持て、です。たいてい人はモノより人について興味を持ち、その人の話に聞き入るそうです。テレビドラマ、ゴシップ、リアリティーTVに人気が集まるのには理由があります。それはただ人の行動を観ているのは単純に楽しいからです。一方、多くの人は新しいiPhoneの機能について長々と聞きたがらないでしょう。
話をする時、言葉が全てをコントロールするわけではありません。
もし会話を全て文字に起こしたら、全く見栄えのしないシナリオにしか見えないでしょう。あなたが感情的に話したとしても、その言葉は相手に7%しか伝わらないのです。たったの、7%、です。
つまり声のトーン、話し方、身振り手振りの方がずっと大事だということです。
研究により、感情的に何かを伝える時、言葉の中に本当に伝えたいことの7%しか意味が含まれていないということが立証されています。大笑いしたり微笑んだり、もっと熱情的になりましょう。声の調子を変えて、言葉だけに気を使わないことがより多くを伝えるために必要になるでしょう。
デートや会議の際、その場所をきちんと特定し、ありきたりな所よりどこか刺激的な場所を選ぶべきです。
研究によると、たとえあなたが何に興奮したのだとしてもその気持ちの高ぶりはあなたが一緒にいる人と何か関係があるようです。どうしてミュージシャンが人の心を掴むのか考えたことはありますか? 音楽がある場所に大勢の観客がいたとして、みんな興奮して盛り上がるでしょう。バンドのコンサートをイメージしてみると直感でわかるのではないでしょうか。
実は人は自分の感情が何なのか、その気持ちがどこから来ているのか特定の仕方を間違えているようです。
興奮している時、なぜ気持ちが高ぶっているのかよく分からないことがあります。私たちはそんなとき、理にかなう理由を勝手に作ってそれだと決め付けてしまいがちです。
例えばあなたがあるロックバンドが好きだとして、本当は純粋にその音楽が好きなのに、ボーカルに気持ちが移って結局その歌手のファンにもなる、つまり気持ちに刺激を与える際、必ず人と場所が大きく影響するということです。大事な話しをする時は場所や状況、雰囲気によって聞き手の気持ちを動かすことも台無しにすることも出来るのです。
もしあなたが本を読まないタイプなら、周りの物事を注意して観たり、深く考えたりしましょう。お金がかかるような難しいことではありません。なるべく興味深い人と交流を持てばいいのです。共に多くの時間を過ごす友人たちにはあなたに影響を与える力がものすごくあります。
若者から亡くなった人まで1000人を対象に調査した結果、あなたの付き合う友人があなたの性格を決める、という結論にいたりました。つまり今のあなたは周りの友人の影響を受けて形成されたあなたなのです。
「品格を高める方法は自分がなりたいと思う人と時間を過ごせ」という言葉もあります。
もしあなたが本当に変わりたいのなら、今日から自分は人生を面白く生きるんだ、と努力するのが一番の方法です。それを目指すことで周りに良い顔をしていたずらに八方美人でいるよりもずっと多くの恩恵や見返りがあるでしょう。
最近はコミュ障(コミュニケーション障害の略)という言葉で自分の会話力を自虐的に表現したり相手をバカにしたりする人がいます。 他人との他愛もない雑談が苦痛であったり、知らない相手と2人で取り残されて気まずい思いをした方は少なくないでしょう。新学期の友達作りも、職場での人間関係もコミュニケーション能力の違いで大きく影響を受けます。
この7つのポイントを見極めて明日から”仲良くなりたい!”と思われるあなたになってみませんか?
アメリカ極寒の田舎で4年半国際ビジネスを勉強してました。卒業後アメリカ南下を目指すも失敗し、北上してさらに極寒のシカゴで働いてます。これは!と個人的に思った海外記事を発信していきます☆