就職活動における面接で、そもそもなぜ「学生時代頑張ったことは何か?」と質問されるのでしょうか。 学生時代頑張ったことに一体何と返答すればいいのでしょうか。
たしかに学歴というのは重要なフィルターです。 しかし、学歴というのは高校生時代までにいかに頑張ってきたかという指標にすぎません。
大学生に入ってから何を頑張ってきたのかというところを人事担当者は見たいのです。
どのような事を頑張ってきたのか。また、どんな困難があったかに立ち向かってきたのか。そしてその困難をどのように乗り越えたか。その結果何を手に入れたか。
面接官が知りたいのは、頑張った内容そのものではなく、また頑張った内容の大小ではなく、困難をどのように乗り越えたか?、などその人自身の人柄を見ています。
(Photo by http://howcollect.jp/article/1250)
1. ゼミ・研究室
学生の多くは、ゼミ・研究室に所属しています。単位が容易にもらえるサークルのようなゼミもあれば、本格的な研究室まで、かなり差があります。
これらは、専門的な内容を約1年間学び、チームでプロジェクトや大会に向けての活動したり、企業と一緒にプロジェクトをしたりなど、内容が比較的書きやすいです。 一つのことを続けられるということや専門的に勉強してきたことは良い印象を与えます。
2. 学生団体
学生団体では、さまざまな人との交流が多いため、社会人との関わりが増えます。団体としての活動記録など、学生時代頑張ったこととして書きやすいので、ネタには困らないでしょう。 学生団体の多くは、お金を稼ぐことが目的ではないので、なぜその学生団体に入ったかなどのきっかけも言えるようにしとくといいのではないでしょうか。
3. 勉強
学生の本分でもある勉強について話す学生は少ないです。「勉強を頑張りました」という学生は少ないので、入社後も勉強し続けるのではないかと感じられるため、企業にとっては好印象です。 16卒から大学の成績を見る企業も多くなってくることから、大学生の一番の目的の「勉強」の評価が上がってくることは間違いないです。
4. インターン
最近増えているのがこのインターンシップ。 中期、長期インターンシップを提供している企業も増え、参加するのが当たり前になってきています。社会人と一緒に働いていた経験はやはり大きいです。サークル、バイトなどの楽しい時間を犠牲にして、インターンなどに参加し働いていた経験自体が評価されます。 また、インターンの中でポイントになるのが、どのくらいの期間でどのような成果を出したかがポイントになってきます。最近ですと、期間が1DAY、2DAYなどの短期インターンがありますが、企業説明会ものもあり、面接で話すこととしては物足りないでしょう。 ですので、面接で話すネタとしては中期、長期インターンシップが望ましいといえます。
5. 起業
学生時代に起業を経験している学生は少ないので、評価される傾向にあります。 ただ最近では起業へのハードルが非常に低くなっているため、学生でも起業している人は知り合いの中で皆一人や二人は知っているようになってきているのではないでしょうか。 やはり学生という事もあり、「ファッション起業」というのも多いのが現実です。 そういった起業経験というのはあまり評価されないかもしれません。
以上5つを挙げましたがが、これだけではないと思います。その中でも重要なのは、やってきた事の大小でも、評価されるからやってきた事でもなく、自分が好きだと本当に思える事にずっと注力してきた経験だと思います。
Co-media さんで記事を書かせて頂く事になりました。 私なりに情報発信していきたいと思います^^