今まで紹介してTEDトークは、成功、人生観、価値観についてのものが多かったのですが、今回紹介するのは全く違うトピックです。
そのトピックとは「テクノロジー」。 言葉だけ聞くと難しい事のように思えますが、携帯、パソコン、タブレットが普及している中、もう「テクノロジー」という言葉は私たちにとって遠いものではないのです。
スピーカーはITコラムニストのデビッド・ポーグ。
彼が今回のTEDトークで話した内容はテクノロジーを使うときの時間の節約の方法です。
携帯やパソコンの普及によって、一日の中でテクノロジーと関わる時間が多くなりましたよね。だからこそ、そこからどうやって時間を節約できるか、どのようにして効率よくテクノロジーと付き合っていけるか、デビッド・ポーグの話を聞いてみましょう。
彼が紹介したのは、「当たり前と思われているけど実は誰も知らないテクノロジーの技」です。 そこから、本当に役立ちそうなものをいくつか紹介します。
まず、ウェブについて、画面を下にスクロールしたいとき、マウスを使わないこと。これはものすごく時間の無駄なのだそう。 代わりにスペースキーを押すと1ページ分スクロールし、シフトを押しながらスペースで上にスクロールできるのだとか。
そして、また厄介なのがウェブ上で何かフォームなどを入力するとき。項目がいっぱいあると大変ですよね。 そのときはいちいち項目をクリックせずにTABを押すと項目から項目に移動できます。
あとは、ウェブを見ていて文字が大きすぎたり小さすぎたりするとき。こういった時はcontrolキーを押しながら+で大きくなり、controlキーと-で小さくなるのだそう。 MacであればControlではなくCommandキーかもしれない、と補足してありました。
そして、次は電話について。 どの電話でも、直前にダイヤルした人にかけ直したいときは通話ボタンを押すと、最後にかけた番号が自動的に入力されるのです。(筆者も実際にやってみましたが、本当に自動的に入力されました!)
ですから、かけ直したいときはシンプルに通話ボタンを二回押すと良いのですね。
さらに、みなさんもよく使うであろうGoogleについても。
Googleはものを調べるものだと思いがちですが、これがまた辞書代わりにも、アプリ代わりにもなります。
「define」という言葉の後に、意味を知りたい言葉を入れるだけでその言葉の意味が出てきます。クリックを押す必要もありません。(筆者もこれはよく使います。)
さらに、連邦航空局のデータベースも備えており、航空会社とフライトナンバーを入れると、飛行機の現在地やゲート番号、ターミナル番号や到着時間まで表示してくれます。
加えて、単位や通貨の換算も簡単にやってくれます。上のものと同じように、クリックをしなくても答えを表示してくれるのです。
あとは、こちらも最近持っている人が増えてきたカメラについて。
シャッタータイムラグ、と言って、シャッターを押してからカメラが実際に写真を撮るまでのラグがあります。これが起こる原因は、カメラが露出や焦点の計算をしているからです。
特に動くものを撮っているとき、このシャッタータイムラグを経験した人はたくさんいるのではないでしょうか。
そんな時に使える裏ワザはつまり、半押し。
シャッターを押す前にあらかじめシャッターを半押ししておけば、シャッタータイムラグはなくなります。これでもともとシャッタータイムラグがないような高いカメラと同様のクオリティになります!
というように、日本にいても使えそうなデビッド・ポーグの裏ワザを紹介しました。どうでしたか?知っているようで知らなったものがいくつかあったと思います。
携帯やパソコンを多用する今の時代だからこそ、こういった技を身につけてどんどん時間の無駄をなくしていきましょう!
・10 top time-saving tech tips By David Pogue 「時間節約技トップ10」 By デビッド・ポーグ (5分44秒)
(Photo by:http://www.ted.com/)
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!