こんにちは、創価大学の水沢です。
私は今、フィリピンのセブ島にある語学学校で生活しています。6月末までの約3か月間滞在する予定です。今回は勉強面と生活面について私が感じたことをお伝えします。
フィリピン留学の目的はTOEICのスコアを伸ばすことを第一とし、TOEICのコースを選択しました。そのなかで英語を話す力も共に伸ばすことができればと思っていました。 しかし、フィリピンに着いて早々、軽い挫折が私を待ち受けていました。
・挫折①:生徒のほとんどが日本人だった
私もその中の一人なのですが・・・。3月の後半ということもあり、春休みを利用する日本人の学生が多かったようです。
・挫折②:授業が終わった途端、母国語で話す
ほとんどの生徒が授業が終わると母国語を話し出すのです。 私は英語漬けの生活を送りたいと切に願っていたので落胆してしまいました。そこで改めて、それぞれが違った目標や目的を持っていることを理解しました。
・挫折③:TOEICのスコアを上げることと、英語力を身につけることの違い
初めにも述べましたが、私のフィリピン留学の目的はTOEICのスコアを上げることです。 そしてその中で英語で話す力を身につけたい、そう思っていました。
しかしTOEICの授業を受けてしょっぱな、先生に「TOEICはパターンよ」と言われました。英語漬けの生活を送ったからといってTOEICのスコアが上がるわけではなく、目的にあった勉強法が必要なのですね。そういうわけで現在スピーキングの授業が組み込まれていませんが、追加する予定です。
小さな挫折がたくさんありますが、私はTOEICのスコアと英語で話す力を伸ばす事、どちらも妥協する事無く挑戦したいと思います!
生活していて特に困ったこと、気になることはありません! が、私が留学前に気になった事、物についてお話ししていきます。
・食事について
日本食が恋しくなる、韓国資本の語学学校はキムチばかり、など様々な噂があったため、はりきってみそ汁やごま塩、ふりかけなどをトランクに詰めました。しかし!日本人が多い語学学校という事もあり食事はおいしいです。大きいモールでおみそ汁買えます、学校の売店でおみそ汁買えます、なんなら学校の普段の食事でおみそ汁がでます。(留学前におみそ汁くれた人ありがとう。)お米は若干パサパサですが、食に関しては問題ありませんでした!気になる方は、自分の行く学校のホームページをチェックしましょう。
・お金について
モールなどでクレジットカードを使うこともできますが、ジプニーやタクシーにのるときは現金のみ利用可能です。スーパーやモールの中にATMがあるので、海外で使えるキャッシュカードを用意しましょう。
週末に観光ツアーに参加するために現地の旅行エージェントを利用したのですが、そこですら現金のみの受け付けでした。カードよりも現金社会ですので、現地で現金をおろす準備を整えておきましょう。手持ちの現金が無くなってしまっては何もできません!
・持っていってよかった物
〇タンブラーや水筒:水を常に携帯できます。現地のスタバで買う友人もいました。
〇お気に入りの小説:空港や飛行機ですることが無く、暇になります。
〇文房具:ボールペンやノートは手に入りますが、ルーズリーフを売っているところは見つかりませんでした。
〇カメラ好きの人必見、カードリーダー:コードが無くてもSDカードから直接データを取りこむことができる優れもの。
・ショッピングモールなどで調達できる物
〇日本食(大きなモールに行けば売っています。) 〇シャンプーやリンス(ダブやパンテーンも売ってますよ!)
日用品はほとんど揃います!
私は勉強以外で知りたい事、それはフィリピン人や他の国の人が持つ枠組み、当たり前と思っている事を見つけることです。そこから「なぜだろう」と考えることで彼らのバックグラウンドが見えてくるのではないかと思っています。
フィリピンの道路では自動車やジプニーがクラクションを鳴らしまくっています。日本のクラクションは「早く行ってくれ」というような意味合いがあることが多いですが、フィリピンのクラクションは「今から通りますよ、気をつけてね」と言っているように感じます。
それはフィリピンの運転免許は実技の練習なしで取得できることが大きな原因でしょう。お互いが譲り合う運転をする事で、事故が起きないようになっているのです。憶測ですが(笑)
ふ、と感じる何気ない事、ちょっとした違和感に目を向けると意外と面白い発見があります。
黄金の金紙に包まれたカツ丼、そして大福とちょっとしたサラダ。めでたい金色、勝つ丼、紅白まんじゅう。まるで私の旅立ちを祝っているかのようでした。(笑)
それでは次回もお楽しみに!
創価大学で教育学を学ぶ21歳。これからフィリピンとデンマークに留学します。毛穴を開いて様々なことを吸収し、お伝えできればと思います。