みなさん、寝る前に必ずこれをする!というような習慣はありますか?
「寝る前」ではなく、朝起きたらこれをする!、という習慣を決めている人の方が多いように感じます。確かに、朝は一日の始まり、出来ることはたくさんありますよね。ただ、今回は朝の習慣ではなく、あえて「寝る前」の習慣に注目したいと思います。
体の調子はもちろんのこと、考えを整理したり、物事を記憶したりするにも睡眠はとても大切な時間です。
そこで今回は「what 13 successful people do before going to bed」 (成功者13人の寝る前の習慣)を参考に、「寝る前の習慣」 にクローズアップして見ていきたいと思います。
①「自分は人の役に立つことをしたか?」と問う まず、筆者が気になったのは発明家ベンジャミン・フランクリンのものです。彼の寝る前の習慣は「今日自分は何か良いこと(人のために立つこと)をしたか?」という質問を毎日欠かさず自分自身に問いかけ、日々その答えを綴っていたといいます。
「自分が何か人の役に立つことをしたか」を問う事は、自分を褒め自信につなげるだけでなく、自己を振り返って反省もできるという点で素晴らしいと思います。そうすることによって、何が自分のためになるか、何をして人の役に立ったか、反対に何をして迷惑をかけたか、など主観だけでは分からない自分がよく理解できるようになるのかもしれませんね。
②携帯の電源を切る そして、FACEBOOKのCOO、シェリル・サンドバーグは夜になると携帯の電源を切るといいます。SNSに大きく携わる彼女であっても、寝る前の時間を邪魔されないように携帯の電源を切ることにしているそうです。特に、多くの人が一日のうちのたくさんの時間でをSNSに費やしている今の時代、SNSから離れることもとても大切なことだと思います。寝る前には情報を遮断して読書をしたり、考え事をしたり、また家族と話したりすることも有意義である気がします。
③”本”で読書する 睡眠についてのプロであるアリアナ・ハフィントンは、寝る前についての習慣として「紙の本」で読書をすることを勧めています。利便性を重視して、携帯やパソコン、さらには読書専用のkindleなどで読書をする人も多いと思います。筆者も、読書は必ず「本」で読むようにしています。寝る前に電子機器の電波を受信することの弊害を考えてのことはもちろん、電子機器では伝えることができない味みたいなものもある気がします。
④夜遅くまで仕事をする これまで述べた3人とは相対するのがGoogleの元プロダクト・ディレクターであるケバル・デサイです。彼の寝る前の習慣というのはずばり、夜遅くまで仕事をすること。(寝る前の習慣とうたう前に寝ていないのではないか、と疑うぐらいですが・・・・)
これは、「寝る前にやらなければいけないことの中からひとつを選んで、終わるまで寝ないこと。」を意味するのですが、筆者もよくこれをすることがあります。今日できることは今日のうちに、などとつながるものがありますが、朝起きたときにやらなければいけないことが一つ少なくなっているだけで気分がとても良くなります。
⑤必ず1時間読書をする そして、皆さんが気になるであろう習慣はずばり、マイクロソフト創立者でおなじみ、ビル・ゲイツの寝る前の習慣でしょう。
ビル・ゲイツの寝る前の習慣というのは実にシンプルで、「何時に帰宅しようと必ず一時間読書をすること」だそうです。読む本の種類は科学や気候のことから始まり、ビジネスや政治に関する本など幅広いといいます。読書の大切さは身に染みて分かっていても、遅くに帰宅した時も読書をするとなるとなかなか大変ですよね。しかし彼のように読書を習慣づけることで、読書をすることの本当の強みが出てくるのではないかと改めて考えさせられます。
⑥次の日に達成したいことを書く もう一つ私が素晴らしいと思ったのが、アメリカンエクスプレスのCEOであるケネス・シェノルトの寝る前の習慣です。
彼の寝る前の習慣というのは、「次の日に達成したいことを3つ書いてから寝る」ということです。これをすることによって、その3つを達成するためにまず何をすべきか、という1日の行動の優先順位が決められると言います。
たしかに、次の日に達成したいことを考えることで、その日出来なかったことを振り返ることもできますし、彼が言うように「今何をすべきか」ということを浮き彫りにすることもできますよね。個人的に、これを習慣づけると自分自身だけでなく、自分の周りにも良い影響が与えられそうな気がします。
ここまで「成功者13人の寝る前の習慣」から、私が特に印象に残ったものをピックアップしてみましたが、いかがでしたか?
それほどびっくりするようなものは無かったかと思いますが、出来そうでなかなか難しく、しかしやってみれば役に立ちそうなものを選んでみました。本を読むことや目標を書き出すこと、と聞けばありがちで簡単そう、と思う人も多いと思います。しかし、それらを習慣づけようと思うとなかなか難しいものです。疲れていたり時間が無かったりすれば特に難しいですよね。
しかし、読書をすることでも目標や反省点を書くことでも、毎日習慣として行えば自分や自分の周りにかえってくる結果はとても素晴らしいものになると思います。それを最初で述べたように、物事を記憶したり情報を整理したりする寝る前の時間に行う事で、さらによい効果が期待できるのではないか、と思います。
この記事を書いた学生ライター
Moe Miura
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海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!