パリより物価が安い!?フランス・リヨン留学のススメ。

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こんにちは。はじめまして。早稲田大学国際教養学部3年の今城安那(いましろあんな)と申します。徳島県出身の普通の大学生です。今城さん私の通う学部の学生は、帰国子女と他国からの留学生の割合がどの学部よりも高く、みんな様々なバックグラウンドを持っています。授業は英語で行われ、日本語を全く話す機会のない日もあったりします。また全員留学が義務で、時期に差はあるもののだいたい2~3年生で各国の大学へ派遣されます。私はフランスを選び、リヨン第三大学へ留学しました。

 

フランスを選んだ理由

1、母の仕事を手伝いたかった

私の母はエステティシャンで、なおかつフランスの化粧品を輸入・販売しています。母が仕事で、言葉が通じない為苦労する姿を幼い頃から見ていました。フランス語が話せるようになり母を助けたい!と思い、高校生の頃には既にフランス留学を志すようになりました。

2、英語以外の言語を習得したかった

私は3才から英語の勉強を始め、昔から外国語に対して人一倍強い興味がありました。英語を勉強してきましたが、徐々に別の言語への興味が湧き、大学では新たな言語を勉強しようと思っていました。「私トリリンガル」と単に言いたかったのもあります(笑)

3、友達と深い話がしたかった

中学生の時、イギリスに短期留学しました。その時にパリからきたアナイスという女の子と仲良くなりました。私たちは、お互いの国のこと、家族のこと、友達のこと、好きな人のことなど、たくさん話をしました。放課後も学校で、外が真っ暗になるまで話しました。ですがお互い英語を母語としないため、伝えきれないことも多く、もどかしい思いをしました。「アナイスともっと深い話がしたい!」そう思ったのもフランス語を勉強し、留学を志すきっかけとなりました。(ちなみにアナイスと深い話をするという願いは叶いました!)

以上が、フランスを選んだ理由です。

さて、ここから肝心のリヨンについて書こうと思います。リヨンはフランス第二の都市、人口は72万人、ローヌ川とソーヌ川が流れています。毎年12月に「光の祭典」というお祭りがあります。

…と、ガイドブックにあるような内容はこのくらいにして、私が思うリヨンのいいところを発表します。アイキャッチ

リヨンのいいとこ

その1. リヨンは食の都!!

「食の都」と呼ばれる程リヨンには豊かな食文化が根付いています。私は、二週に一度は街のブション(気軽な食堂)でリヨン料理を堪能していました。外食って、お金かかるんじゃないの?と思われるかと思いますが、ブションではとても安く食べられます。15€もあれば前菜、メイン、デザートのコースを楽しめます。パリは物価が高く、留学生が外食を楽しむのは難しいですが、リヨンではそれが叶います。ムール貝ムール貝2

その2. お散歩コースが最強である!!!

夏は日光が降り注ぎ、お散歩日和が続きます。私は晴れた休日はお散歩をしました。このお散歩コースがとてもいいのです。まず、世界遺産に登録されている旧市街からお散歩をスタート。石畳の古い道に小さな雑貨店やパブやブションが所狭しと並び、見るだけで楽しくなります。ちなみに旧市街でおススメの店は蜂蜜専門店です。534ccf3530b21旧市街を抜けるとサンジャン教会が表れます。12世紀からある教会で、17世紀にはフランス王アンリ4世が結婚式を挙げています。たまーに普段は入れない2階が公開されて、歴代のローマ教皇の装飾品が見られます。0106教会を出て、目の前のフルヴィエールの丘を登ります。丘の斜面は階段で登ることができますが、ケーブルカーに乗っても登れます。この丘を登るとたどり着くのが、ノートルダム大聖堂。ここは言葉では言い尽くせないほど、目が奪われ、ため息が出るほど美しい。ロマネスク建築とビザンツ建築が混ざり、キリスト教の教会にいるのか、はたまたイスラム教のモスクにいるのかわからなくなるほどエキゾチックです。壁には細っかいモザイク画が施されていて、大勢の人間が果てしない時間をかけ完成させたことがわかります。また大聖堂の裏に行くと、リヨンの街を見渡せます。街を見渡して、また一週間頑張るぞと気合をいれ、毎回帰路についていました。(笑)547PX-~173210006

その3. 人が素敵

留学する上で、その地に住む人々の性格は重要だと思います。私がリヨンの人々に感じたのは、「無視で終わらせない親切さ」でした。わからないことがあると寄ってきて教えてくれる(パリで親切そうに近寄ってきた人はだいたいスリでしたが)。発音ができないとできるまで付き合ってくれる。スーパーでチーズを見ていただけなのに、わざわざ自分のおすすめを教えに来てくれる(笑)リヨンに住み始めた時、携帯の契約に困っていたら携帯ショップまでついてきて交渉までしてくれた人もいました。スーパーや市場、駅、学校など様々な場所で見ず知らずの人にたくさん助けられました。困っている人を無視で終わらせない。面倒くさそう、と避けて通らない。この「無視で終わらせない親切さ」は、東京ではあまり見られないと思います。留学から帰ってからは私もこの親切さを真似しようと、困っている外国の方がいたら積極的に話しかけています。

これらが私の考えるリヨンのいいところです。もちろん留学は大変です。明確な目標を持って、自分をしっかりもたないと時間とお金を無駄にします。ですが一生懸命な人ほど、辛い状況に当たることが多く、もう嫌!となる時が訪れると思います。その時、住んでいる街の食が、お散歩コースが、人が最高なら、また頑張ろうと思える時だってすぐに訪れるはずです。リヨンに留学。選択肢として考えてみませんか?以上、リヨン留学のすすめでした。

この記事を書いた学生ライター

今城 安那
今城 安那
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家族、料理、テレビ、本、犬、睡眠が好きな大学生。健康オタクでもあります。留学のこと、フランスのこと、勉強のこと、など自分の書けることを丁寧に書きたいと思います。インタビュアーとしても活躍したい!よろしくお願いします。

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