60日で40万円のプロジェクト資金を調達。アフリカ・ブルンジと日本の架け橋に。

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みなさんこんにちは! 神戸市外国語大学英米学科2年の森口雄太です。 現在アフリカのブルンジ共和国に滞在し、プロジェクトを行っています。

そして私はブルンジに来てから1か月が経ち、プロジェクトも大きなイベントを乗り越えたところです。今日はその報告と、プロジェクトの振り返りをしたいと思います。

プロジェクトの概要

私が行っている「日本ブルンジ架け橋プロジェクト」は、簡単に言えば、互いの国を紹介するビデオレターの交換によって、真の相互理解を促そうというものです。先月の27日、ブルンジの高校で、日本を紹介するビデオを上映してきました。

日本を紹介するビデオと言っても、日本の観光庁が作成するようなものではありません。アフリカの人々が想像する「発展した豊かな国日本」というイメージとは異なる、日本の問題や現状を全面的に伝えるビデオを作成しました。これをプロジェクトメンバーに協力してもらって現地語の字幕をつけ、上映しました。食い入るようにビデオを見つめる高校生たち-001ー 食い入るようにビデオを見つめる高校生たち

苦労と努力

上映までは大変な苦労と努力がありました。まずは高校がある地域の政府の許可を得るために、たくさんの書類を提出しなければなりませんでした。また、選挙前ということもあり、政治的な内容を含んでいないかどうか、ビデオの内容はすべてチェックされました。厳しい監視-001ー厳しい監視

さらに、学校側も、選挙前ということを考え、たくさんの人を集めることはできないと、最初は実施に否定的でした。ほかにもプロジェクターが見つからなかったり、電気がなかったり、はたまた当日になって新たな問題が発覚したり、とにかく大変でした。この上映を成功させることができたのは、信頼できるプロジェクトメンバーと、現地のNGO団体の協力が大きかったです。

今後はブルンジを紹介するビデオレターを現地の友人とともに作成し、日本に持ち帰って上映する予定です。校長先生も全面的に協力してくれましたー 校長先生も、全面的に協力してくれました

始まり

さて、このプロジェクトを始めたのは、昨年の11月です。ブルンジを最初に訪れたのが同年の8月でした。帰国後もブルンジへの愛は冷めず、何かをしたいと思い、色々と考えました。残念ながら、日本の人たちは、ブルンジという国について何も知りませんでした。こんな状況で何かを始めて多くの人を巻き込むことはできるのか。自分に何ができるのか。ずいぶんと悩みました。そして、まずはブルンジを知ってもらうことから始めようと、このプロジェクトを思いつきました。ビデオレターという手法をとったのは、映像は一番入っていきやすい手法だと思ったからです。言葉で説明するよりも、目で見るほうが、どんな国なのかよくわかります。映像を通して伝えるー 映像を通して伝える

メンバーと資金

しかし、プロジェクトをやるといっても、メンバーがいなければどうしようもありません。8月に知り合った現地の友人にプロジェクトのことを告げると、喜んで協力してくれました。メンバーは日本の私とブルンジの友人3人の、計4人になりました。そのうち2人は年も変わらない高校生です。現地NGOへの協力要請も、快く許可していただきました。プロジェクトメンバーとともに-002ー プロジェクトメンバーとともに

次に資金をどうにかしなくてはならないと思いました。ブルンジに滞在してプロジェクトを行うには、資金が必要になります。上映と撮影のためには、長期間滞在する必要があります。航空費、ビザ代、生活費、プロジェクト実行費、すべてを計算すると、40万円ほど必要なことがわかりました。これはとんでもなく大きな額です。11月末にプロジェクトを思いつき、実行は春休みと決めていました。2か月で40万円、バイトでどうにかなる金額ではありません。そこで、クラウドファンディングの存在を思い出しました。私は昨年の4月より、NPO団体でインターンをしています。この団体がReadyfor?というクラウドファンディングで40万円を集めていたのが脳裏によぎったのです。D_VmyYFUー 日本で最初のクラウドファンディングサイト、READYFOR?(出典:https://readyfor.jp/)

READYFOR?を選んだ理由

しかし、一言にクラウドファンディングと言っても、様々な種類があります。その中でも私がREADYFOR?を選んだのには、大きな理由があります。それは、READYFOR?が日本最大規模のクラウドファンディングだからです。つまり、クラウドファンディングを利用すれば、仮にお金が集まらなくても、ブルンジという国を不特定多数の人に知ってもらえると思ったのです。プロジェクトの最大の目的はここにあるので、クラウドファンディングを利用しない手はないと考えました。

また、クラウドファンディングの存在を知る学生は多くありません。もしここでクラウドファンディングによる資金調達を成功させることができれば、成功例を残せます。そうすることで、他の学生にもこの仕組みを知ってもらい、新たな挑戦をする学生が増えると思いました。私が伝えたいことの一つに、「お金を理由にしない」ということがあります。私はこの挑戦に、自分のメッセージを託しました。大切なのは、お金を集めることよりも伝えることー 大切なのは、伝えること

クラウドファンディング達成!

資金調達は何とか成功しました。60日間で40万円を集めるという目標は相当困難に見えましたが、たくさんの方の支援と応援があって、達成されました。本当に感謝しています。

そしてブルンジに渡航し、たくさんの困難に直面しながら、プロジェクトを進めてきました。先日のビデオ上映は、このプロジェクトの大きな節目でした。それゆえ、こうして今までの流れを振り返っています。想いは伝わる3ー 想いは伝わる

できる、できない、ではなく、やってみる

ここまで読んでいただけるともうお分かりかと思いますが、私は何も考えていません。考えていないようで少しは考えているつもりですが、無謀だとわかっていて突き進みます。人生において大切なことは、決断してしまうことだと思います。やる前に考えるのではなく、やってから考える。これでいいと思います。失敗してもいいじゃないですか。その時は素直にすみませんと言えれば、また新たに挑戦できます。考えていても仕方がないことは、考える必要なんてありません。とにかくやってみる。すべてはここから始まります。

実は簡単な世界の変え方

たった3つのことを実践するだけで世界は変わると、私の尊敬する人は言います。それは、「知る」「伝える」「動く」です。とても簡単なことです。今日この瞬間から実践できます。この3つは相関関係で成り立っています。私は動くことから始め、知って伝えるというパターンです。どんな難しく思われることでも、たくさんの人を巻き込み、必ず突破します。まずは知ることからー まずは知ることから(出典:http://kids.wanpug.com/illust169.html)

知る、伝える、動く

なぜこれで世界が変わるのか。このプロジェクトを例にとって考えてみます。このプロジェクトを通して、みなさんはまずブルンジという国を知ることができます。次に、ブルンジを知ることができれば、それをほかの人に伝えることができます。そうして一人、また一人この国のことを知る人が増えていけば、何かアクションを起こす人が1000人に1人、出てくるかもしれません。そうすれば、世界は少しずつ、しかし確実に変わっていくと思います。そうなれば素敵じゃないですか。もしかすると行動する人は100万人に1人でもいいのかもしれません。大切なのは、その1人を何人の人が支えるかということだと思います。たくさんの人が支えることにより、活動の幅は拡がり、問題の解決につながっていくでしょう。ブルンジの高校生たちに、現地語でメッセージを伝える-001ー ブルンジの高校生たちに、現地語でメッセージを伝える

人と会う大切さ

そのためには、まずは人に会ってください。人に会うことは、とても大切です。

私の考えでは、週末はバイトをするためのものではありません。週末こそ、人と会う機会だと思っています。人と会うためには、イベントに参加するのが一番手っ取り早いです。お金はかかります。しかし、本当に自分を変えたい、何かをしたいというのなら、それは必要な投資です。自分の成長に対する対価だと思えばいいでしょう。それを払わずに成長したい、何かを変えたいというのは、きつい言い方をすると、単なる我儘にすぎません。イベントを通して、人と会う-001ー イベントを通して人と会う

どうしてブルンジなの?と聞かないで

私はよく、「どうして日本にもたくさんの問題があるのに、ブルンジなの?」と聞かれます。そしてこうも言われます。「現実を見ろ」と。そのたびにいつも思うことがあります。

それは、日本さえよければそれでいいのか、現実を見ていないのはあなたの方だ、ということです。

問題は問題として認識されない限り、問題化しない

日本は問題が問題として認識されているだけましです。ブルンジの場合、国の存在すら知られていないため、問題は確かに存在するのに、その問題が問題化されていません。誰かがこの状況を伝えなければ、ブルンジという国は、国際社会から忘れ去られてしまうでしょう。だからこそ、自分がBe the firstです。また、私にとっては、今見ている景色が現実です。格差、貧困、差別、様々な矛盾が見えます。世界の問題から自分を隔絶し、自分は無力だと思って現状を受け入れる、これが現実だとは思いません。私たち一人ひとりが視野を広げ、世界の問題にアンテナを張る必要があります。理由なんて必要ない。ブルンジに何かを感じたから、今の活動をしていますー 理由なんて必要ない。ブルンジに何かを感じたから、今の活動をしています(出典:http://freesozai.jp/itemList.php?category=nation_flag&page=ntf_239&type=sozai)

最後に

みなさんにお願いしたいのは、ブルンジという国について知り、伝えることです。これによって世界は変わっていきます。SNSはとても便利な発信のツールです。もし私の考えに共感してくださったなら、Facebookなどで記事をシェアしていただけるとありがたいです。それこそが伝えることであり、動くことです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

森口雄太

この記事を書いた学生ライター

森口 雄太
森口 雄太
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神戸市外国語大学英米学科2年の森口雄太です。 大学で勉強する傍ら、ブルンジという国と日本をつなげる活動をしています。 アフリカから情報を発信していきます!

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