ギャップ・イヤー(英: gap year)とは、高等学校卒業から大学への入学、あるいは大学卒業から大学院進学までの期間の事を表す。
英語圏の大学の中には入試から入学までの期間をあえて長く設定して、その間に大学では得られない経験をすることが推奨されている。この時期にアルバイトなどをして今後の勉学のための資金を貯める人も多い一方で、外国に渡航してワーキング・ホリデーを過ごしたり、語学留学、あるいはボランティア活動に参加する人も多い。
国内最高学府である東京大学では入学初年度に、1年間の特別休学期間を取得することができる。 また、最近では企業に入る前にギャップ・イヤーを取得できるような国も出始めている。
ただ国内でギャップ・イヤーを推奨している大学、企業はまだまだ少ない。日本ではギャップイヤー制度が整っていないので、かなりのリスクが伴うのが現状だ。和を重んじる日本では人と違った行動を取る事は、ともすれば自分のキャリアの命取りになるかもしれないからだ。ギャップ・イヤーという選択はマイナーなため、日本では受け入れ体制が整っていないのが事実である。
ただ、最近ではフェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアが普及したことで、“個人”としての発信力が力を持つようになり、学生であろうと、社会人であろうと、個人の能力が高ければギャップ・イヤーを上手く活用しながら仕事もできる、いわゆるノマドワーカーという人々も増えているようだ。
ギャップイヤーを取得し、語学留学に使う人もいれば自分探しの旅に出かける人もおり、使用方法は十人十色である。これから入社前にギャップイヤーを認める企業が非常に増えてくると考えられる。リスクをしっかり把握しながらギャップイヤーを上手く活用してみてはいかがだろう。
Co-media さんで記事を書かせて頂く事になりました。 私なりに情報発信していきたいと思います^^