イラン旅行経験者が語る、本気でイランをすすめる4つの理由。

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1.モスクが美しい

ペルシア絨毯に見て取れるように、 イランのモスクはきめ細やかな模様の美しさがダントツです。 ここでは2つの場所を主に紹介したいと思います。

 

①エスファハーンのイマーム広場イラン4世界遺産にも認定されているイマーム広場。 かつては「世界の半分」と称された、あの場所です。

壮麗かつきめ細やかなイスラーム建築が立ち並ぶこの広場では、 この場所のかつての栄光に思いを馳せずにはいられません。

青空にそびえる青いモスクの模様が美しく、 また入り組んだ迷路のような回廊には エキゾティックで可愛らしいお土産物屋さんや 伝統ペルシア料理のお店がずらりと並びます。

ペルシアの歴史情緒が流れるこの場所は、 歩いているだけでこれでもかって位わくわくします。

 

②シーラーズのピンクモスクイラン11夢の中とはまさにこのこと。 日の低いあいだの2時間程だけ、 ステンドグラスの模様がペルシア絨毯に反射し 幻想的な世界が作り出されます。

街の喧騒から離れ、 光が織り成す夢の世界に浸りながら朝の時間を過ごすのも 旅の素敵な思い出になること間違いなしです。

また、外側のモスクも、 バラと詩の都シーラーズを象徴するような花模様が、 うっとりするような可愛らしさです。

 

2.女性と子どもが美しい

イラン人の女性は目が大きくくっきり二重でまつげが長く、 それはもう魅力的な顔立ちをしています。イラン2(出典:http://yoshinnko.blog.fc2.com/blog-entry-71.html)

筆者も、道端で香水を売っているお姉さんの美しさあまり 柄にもなく香水を買ってしまいました。

また、子どもの可愛さもずば抜けています。 男の子はすぐにおっさんになるのでそれだけが悲しいところです。

 

3.お土産が美しい

イランのハンドメイドのお土産の可愛さってもうほんと、 女の子なら誰でも悶絶しちゃうレベルです。 世界中でショッピングしてきた筆者ですが、 ここまで狂ったように買い物をしたのはイランがはじめて。 今回お買いあげた品々を紹介したいと思います。

 

ミーナカーリ

伝統工芸品の代表選手。 この細かい模様、ぜーんぶ手でペイントしたものです。気が遠くなるくらい細かい作業ですね。イラン8イラン12(出典:http://www.myzakuro.com/archives/4093)イラン5(出典:http://www.myzakuro.com/archives/4093)

色んなバリエーションがあって、時計、お皿、ツボ、小物入れなど。 ね?めっちゃ可愛いでしょ。 お金のほとんどをここで使ってしまった気がします。笑

 

②リュックイラン7こちらはペルシア絨毯を販売しているお店で買ったリュック。 結構しっかりした作りで、なにより、 一つ一つが違うハンドメイドの模様がたまらなく可愛いです。

 

③小物入れイラン6こちらの小物入れ、ラクダの骨でできています。 かわいいでしょ?高かったけど思わず買ってしまいました。 木造の物もなかにはあって、値段が1.5~2倍ほど違います。 ペインティングはもちろん手塗りです。

 

④クッションカバーイラン10イランのモスクを連想させる青基調のクッションカバー。 これまたなんて可愛さでしょう。

 

⑤テーブルクロスイラン9イランっぽい模様がたまらない一品です。 このプリントもハンドメイドで、 おじさんたちが手でせっせとスタンプを押したもの。

ちなみにこちらの商品、 店頭ではなく広場の裏側にある職人さんたちの職場で直接買ったら 圧倒的に安い値段で手に入ります。

 

4.人の心が美しい

イラン人はもともと世話好きな国民性に加えて、 普段から外国との関わりが少ないということもあって、 外国人に対するホスピタリティがとんでもないです。 外を1時間もあるけば、それ案内するよ!やれ僕のうちの来い!とお誘いを受け、 熱烈な歓迎を受けます。

1週間の旅で招待されたおうちの数は12にものぼります。 また、行く先々でお茶と食べ物を出され、ギフトまで渡されるのですから、 すさまじいホスピタリティです。

私自身も誰も知り合いがなく始めた一人旅でしたが、 友人宅に滞在して熱烈な歓迎を受け、 思えばほとんど一人だった時間は無かったように思います。

訪れた人をもてなすというのはイスラムの教えだそうで、 それも関係しているのかもしれません。

ただ 「俺の友達んちいこうぜ!」 「次俺の友達の姉ちゃんちな!」 「え、俺んちもきてや。」 という調子なので、観光地を回る時間もあまりなかったのが悲しいところ。

しょうがない!またこればいいでしょ!(・∀・)

 

イランで女性に注意して欲しいこと

イラン1さて、そんな楽園のようなイランですが、 女性の一人旅なら必ず注意してほしいことがあります。 それはセクハラ被害! 厳格なイスラム教の国であるイランは、 女性と男性の接触は極端に制限されています。 異教徒なら好き放題していい!(゚∀゚)と勘違いしている、 私の友人に言わせると“Non-educated”な男性は少なからずいます。 やたらボディタッチが多い、マッサージしてあげる!といってくる人や、 歩いているだけで「May I kiss you?」「How about having sex?」と 本気で聞いてくる輩までいたので驚きです。 たしかに、マッサージなんて彼らからすると 合法的にセクハラできる世紀の発明なのかもしれません。

以上の被害を防ぐためにできることは、

 

1.左薬指に指輪をする

・・・これは結構効きます。 「彼氏いるの?」の質問に「いる」と答えた場合と「いない」と答えた場合では、 相手の対応は大きく変わります。 筆者も旅行中空しくなるくらい、空想の彼氏について何度も語りました。

 

2.一人で来ていることは言わない。

・・・イランでは、女性が一人で旅するなんてとても珍しいことなのです。 同行者はホテルにいるんだと言っておきましょう。

 

3.イスラム教徒らしい服装をする。

・・・イランを旅するうえで、体の線が出るような服を着る、 ヒジャーブ(髪を隠すスカーフ)をしないというのは 「わたしはOK!」というようなものです。 日本でも、外国人女性が超露出して歩いていたら 必要以上に人目をひいてしまうというのは考えられることです。 旅行先の文化を尊重する意味でも、 ヒジャーブと、体の線が出ないゆったりした服装を心がけましょう。 相手の対応も変わってきます。

 

4.「シングルなの?」「綺麗だね!」この二つを言う男性には要注意

・・・イランにはただのいいおじさんと、 セクハラおじさんの2種類がいるのが難しいところ。 しかしこの二つの発言をするおじさんはセクハラおじさんの可能性が高いです。 近づかないようにしましょう。 ちなみに、いい人だけどセクハラぎみという融合タイプもいます。 ちょっとでも触れてきたら 「日本では男は女に触れてはいけない!」と、 毅然とした態度で伝えましょう。

以上を守れば、とびっきりわくわくする旅になること間違いなしです。

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この記事を書いた学生ライター

Misato
Misato
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イギリスのダラム大学で平和構築の修士課程修了後、パレスチナで活動するNGOでインターンをしています。”フツーな私が国連職員になるために。ギャップイヤー編”連載中。 Twitter@Misato04943248<⁄a>

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