フツーな私が国連で働くために -vol.2- NYの光と影

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板倉さん2-9

Thanks Giving

NYの田舎、ローチェスターからバスで8時間! NYシティマンハッタンに行ってきました!いえい!

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ThanksGiving(サンクスギビング)というアメリカのメジャーな行事があります。 アメリカでは11月の第4木曜日を指し、 秋の収穫祭をその起源に持ちますが、 現在は家族や友人が集まって楽しい時を過ごす、 国民的な休日という意味合いが強いです。 アメリカではこの時期、大量の七面鳥が消費され、(筆者も大いに貢献) NYシティでは巨大なバルーンを用いたパレードが3時間にわたって マンハッタンの町を練り歩きます。

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ちなみに、日本からは ピカチュウとキティちゃんの2名が出席されていました。

さらに翌日金曜日はブラックフライデーと呼ばれ、 朝の4時から大幅な値下げ合戦が繰り広げられます。 これがなかなかクレイジーな日で、 開店前のドアを叩き壊す、客同士での殴りあい、発砲…(ん?)など 毎年大勢の負傷者が出るとのこと。 筆者もインドやアフリカで磨いた値切り交渉術を駆使して、 290ドルの旅用バックパックを100ドルで買い叩きました。

“光”と“影”

この街の驚くべきところは、 信じられないほど多様な人たちが一緒に住んでいるところです。 今まで貧困国にたくさん足を運んで、 物乞いの人だってたくさん見てきました。 でもこの旅行中、時にどうしようもなく虚しくなったのは、 光と影の“光”があまりに強く、 “影”とのコントラストがより鮮明に浮き彫りにされたからだと思います。 31804303(出典:http://www.panoramio.com/photo/31804303)

5th Avenue。 “ティファニーで朝食を“など、有名な映画のロケ地として使われてきた 世界で有数の高級ショッピング街です。 大きな紙袋をいくつも両手にさげて、行きかう人々。 その合間を縫うように進む、 車椅子に乗った、半分足のない物乞いの人。 小銭の入った紙コップをじゃらじゃら鳴らして大きな音を立てながら、 叫ぶその人に、手元にあった小銭をぱらぱらと渡す人もいれば、 まるで何も見えないかのように振舞う人もいます。

地下鉄で次はタイムズスクエアに行こうかと話していた時。 突然扉が開き、

“Ladies and gentlemen! I’m tired of hungry! I have 3 children!" (紳士淑女の皆さん!俺はもう空腹にはうんざりです!そして俺には子どもが3人いる!!!)

と演説を始める人。 (ちなみにアメリカの物乞いの方は、何がすごいってプレゼンが上手いです。)

ホテルまでの道のり。 七面鳥をたらふく食べて幸せいっぱいで帰っていた時、 見知らぬ女性に話しかけられました。 “子どものミルクを買ってくれませんか?” あっけにとられている私に、 “お金が欲しいんじゃないんです、ミルクだけでいいんです。” と必死に説明する女性。 目に何かしら障害を持っているんだろうと推察されました。

ミルクの粉を買いながら、 “あなたは何を食べますか?” と尋ねたところ、その人は “私は教会で少しもらったからいいんです。” と申し訳なさそうに答えました。

ホテルに戻る道々、買い物の途中、電車の中。 満ち足りた生活の狭間に時として垣間見える、NYの“影”。 NY中に蔓延しているお祭り気分に酔いしおれ、 両手にさげた買い物袋の重みにるんるんして、 しかしふとした瞬間に、なんだかどうしようもなく虚しい気分に襲われました。

“Hands Up Don’t Shoot!”

さて、様々な格差問題を抱えるアメリカですが、 そのひとつにアフリカ系アメリカ人(いわゆる黒人)差別問題があります。 black-friday-sales-ferguson.si(出典:http://rt.com/usa/209855-black-friday-sales-ferguson/)

今年の8月に起きた、 米中西部ミズーリ州セントルイス近郊ファーガソンの射殺事件は有名で、 事件当時道路を歩いていた青年に対して 白人警官が歩道を歩くように注意したところ、 受け入れなかったので銃殺したというどうしようもない事件です。 この白人警官の不起訴を受けて、今、 170以上の都市で抗議デモが起きています。

このようなケースはこの事件に限った話ではありません。 白人とアフリカ系アメリカ人に対するダブルスタンダードは 一般的に存在し、 ”黒人だから撃った”というケースはよくある話です。 さらに、両者の格差は、 貧困の格差にしても死刑率の格差にしても いたるところに見受けられるのです。

“Hands UP Don’t Shoot!(手を上げた。撃つな!)”

眠らない街タイムズスクエアで、 夜ご飯を楽しんでいた時のことでした。 大きな人だかりが大声で訴えながら、道路を闊歩していくのが目に入りました。 その迫力に、思わず友達に”荷物見といて!”と声を掛けて、 沿道に駆け出さずにはいられませんでした。

“JUSTICE”“Don’t Kill Black”の文字を掲げながら、 顔をくしゃくしゃにして、 渾身の力で社会に向かって訴える人たち。 少し気まずそうに苦笑いしつつ、デモを監視している白人警察官。

レポーターからのインタビューに答えた黒人男性の言葉は圧倒的に印象に残っています。

We are still slaves.

1863年に奴隷解放宣言が出されて、150年、 1964年に公民権法が制定されて、半世紀が経ちます。 しかしそれでも俺たちは、まだ白人の奴隷なんだ、と。

この記事を書いた学生ライター

Misato
Misato
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イギリスのダラム大学で平和構築の修士課程修了後、パレスチナで活動するNGOでインターンをしています。”フツーな私が国連職員になるために。ギャップイヤー編”連載中。 [email protected]<⁄a>

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