大学から始めてオリンピック選手に!?日本代表の約8割が大学から競技を始める「ラクロス」の魅力とは

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大学生活を始めるにあたり、どの部活/サークルに入ろうか迷う方も多いかと思います。今回は、2028年のロサンゼルス五輪の追加競技として採択され、盛り上がりをみせるスポーツ「ラクロス」の魅力についてご紹介します。なんとこの春から始めても日本代表選手になれる可能性があるという情報も!ぜひ、大学での部活選びの参考にしてください。


そもそも「ラクロス」とは?

ラクロスは、棒の先に網のついたスティック (クロス) でテニスボール大の硬質ゴム製のボールを運び、約180cm四方のゴールへシュートし得点を競う団体球技です。現在は91の国と地域で親しまれ、世界競技人口は約90万人に達します。日本では大学生を中心に人気スポーツとして定着し、国内競技人口は延べ11万人に上ります。

2028年に開催されるロサンゼルス五輪の追加競技として120年ぶりに採択されたことや、2026・2027年にはWORLD LACROSSE世界選手権が日本で開催されることも決定し、ますます注目度が高まっています。

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大学でのラクロス部/サークルについて

各大学ではコロナ禍による自粛や制限もなくなり、通常通りの活動を行っています。この春からラクロスを始められる、ラクロス部/サークルのある主な大学をご紹介します。

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<日本学生ラクロス連盟・加盟チーム(一例、順不同)>

青山学院大学、学習院大学、神奈川大学、慶應義塾大学、駒澤大学、上智大学、成蹊大学、成城大学、千葉大学、中央大学、東海大学、日本大学、日本体育大学、法政大学、明治大学、立教大学、早稲田大学、名古屋大学、大阪大学、近畿大学、同志社大学、立命館大学、関西大学

上記の大学の他、多くの大学においてラクロス部/サークルがあります。

JLA加盟チーム一覧はこちらをご覧ください。https://www.lacrosse.gr.jp/news/21525/


また、大会も多く開催されており、大学日本一を決める「ラクロス全日本大学選手権大会」(2023年11月11日(土)〜11月26日(日)開催)の結果は下記の通りでした。

女子  優勝:日本体育大学(2大会ぶり3回目)

    準優勝:立教大学

男子  優勝:日本体育大学(7大会ぶり2回目)

    準優勝:法政大学


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日本代表選手の経験スポーツは?約8割が大学生からラクロスを始めたというデータも!

大学での練習や国内での試合経験を通じて世界で活躍する選手が多数いる中、元日本代表選手にアンケートを実施したところ、直近の日本代表選手(2022年女子・2023年男子)は、約8割が「大学生からラクロスを始めた」と回答しました。また、これまで経験してきたスポーツについて調べたところ、下記の通りでした。

女子  1位:バスケットボール(64%)

    2位:野球、ラクロス(18%)

    3位:サッカー(14%)

    ※2022年日本代表選手 22名が複数回答

男子  1位:サッカー(35%)

    2位:野球(30%)

    3位:バスケットボール(17%)

    ※2023年日本代表選手 23名が複数回答

中でも、30カ国中5位の成績を収めた2023年の男子日本代表選手23名のうち、高校からラクロスをしていたのはたったの2名。また、23名中4名が大学からラクロスを始めた5年目の選手でした。これらのことから、2028年オリンピックを起点に考えると、2024年度、まさに今年ラクロスを始める人が日本代表選手になれるチャンスが大いにあります!


日本ラクロス協会が「ラクロス」に対するイメージを調査

公益社団法人日本ラクロス協会(JLA)では、スポーツ競技としてだけでなく、文化・コミュニティとしてのラクロスの価値を高め、社会に発信していくことを目的に、ラクロス競技者に対して、日本のラクロスコミュニティの価値観や意識に関する調査を実施しています。「ラクロス統計調査2022」( https://www.lacrosse.gr.jp/img/cms/survey2022_0622.pdf )では、次のような結果となりました。


●「ラクロス」のブランド想起

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・「大学スポーツ」「カレッジスポーツ」であるという印象が大きい。

・「Lacrosse Makes Friends」というワードが第一想起されており、仲間との関係性構築に影響するスポーツであるという印象も受けていることが分かりました。

・ラクロスを表現する動詞は、「激しい」「速い」「楽しい」の順に挙げられています。


●ラクロス選手に対するイメージ

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・「競技スタイル」「身体的魅力」の値が比較的高く、ワクワクするプレーや選手としての見た目がかっこいいというイメージがあります。

・アメリカの大学生による、アメリカのプロスポーツプレーヤーに対するイメージ研究結果と比較すると、ラクロスプレーヤーは「見た目がかっこいい」「周りの人との関係を大事にする」「スタイリッシュである」「豊かな人生を送っている」において高い傾向があることが分かりました。


JLAの理事・安西さんにお話しを伺いました

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公益社団法人日本ラクロス協会 理事

安西 渉  1979年生まれ 東京大学出身

「ラクロスの大きな魅力は、大学生から競技を始めた選手が日本代表を目指すことが現実的で、その日本代表チームが世界でメダル圏内の位置に付けている点です。また、多種多様なスポーツの要素が含まれていることもラクロスの魅力の一つで、どんなスポーツ出身の方でもその経験をラクロスで活かすことが可能です。」


興味のある方は、ぜひこの春からご自身の大学でラクロスを始めてみてはいかがでしょうか。


公開日:2024-03-21


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