「考えて解決する話ですか?」——その“一歩”が踏み出せない人に伝えたい。考えないという考え方

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新型コロナウイルスが蔓延した2020年。生活様式を変えていくことを迫られる現代に、「新しい挑戦をしよう」と考える方も多いのではないでしょうか。「挑戦」を考えたとき、メディアに取り上げられる様々な挑戦の成功や失敗を見て、「自分には無理かもしれない」と一歩を踏み出せない人も少なくないかもしれません。

勤めていた動物病院を辞め、今はガールズバーで働きながらヘナタトゥーを広めているayakaさん。彼女は、「昔から自分の好きなことをずっとしている」と語ります。損得を考えず、やりたいことをする。その結果、毎日を楽しく過ごせているといいます。彼女の持つ「考えない」という考え方の真意をきき、一歩を踏み出すための勇気を持つ方法を探ります。


旅番組での「ヘナ」との出会い


—— ayakaさんはガールズバーで働きながら、直接依頼を受けてヘナタトゥーを描いているとお伺いしました。ヘナを始めたのはいつからなのでしょうか。


ayaka:ヘナに興味を持ったのは、専門学校に通っていたとき。旅番組でインドを訪れたアナウンサーが、ヘナタトゥー を入れている現地人にインタビューしてたの。

「消えるタトゥー」という言葉を聞き、「なんだこれ!」と興味を持って。でもその頃は、ヘナは全く流行ってなくて、誰もやり方を知らなかったの。だから、独学ではじめてみたんだよね。

人に描くようになったのは、仕事を辞めてから。専門学校を卒業して動物病院に就職したんだけど、働き方がブラックすぎてメンタルを壊して退職し、「もう少し自分の好きなことをしていこう」と思って、本格的に始めたの。

その時期にスープカレー屋さんでアルバイトを始めて、そこで知り合ったアーティストの友達に「イベントに参加してみないか」と持ちかけられて。イベントはフリーマーケットで、私はヘナを描くお店を出店。興味がある人なんていないと思っていたけど、珍しさもあって行列ができたの。一人描くのに10分から20分もかかるのにたくさんの人が並んでくれたのを見て、「これはいけるな」って思った。


「楽しい」を繰り返した先に


—— それだけ反響があったのに、現在はヘナだけでなくガールズバーでも働いているのはなぜでしょうか。反響があった分、ヘナを中心に活動を続けていれば、自分の好きなヘナにずっと触れてられるのではないかと思ったのですが...


ayaka:描いていて楽しくないと思ったから。フリーマーケットではイラストをワンポイントで描いてほしいお客さんが多かったんだけど、私が好きなのはヘナ独特の柄を描いているときなの。だから、イベントでお客さんに描いてほしいものを描くよりも、自分に直接依頼が来たときに、自分の好きなものを描く今のスタイルに変えたんだよね。

本業としてではなく趣味みたいに活動したら、自分の描く絵を好んでくれる人が、直接依頼をくれるようになったの。依頼をもらえるようになってからは今まで以上に、イベントに出店してたくさんの人に描くより、私に描いてほしいって思ってくれる人に描いてあげたいと思うんだよね。


—— イベントへの出店を止めるか考えたとき、躊躇しなかったのでしょうか。


ayaka:しなかったね。イベントに参加してたときは、ここでの売上とアルバイトをしたときの時給を比べて、どっちがいいかを考えたこともあった。でもそうやって悩んでいる以上に、イベントを楽しめない気持ちが強くなってたから、躊躇なく止められたんだと思う。


—— 出店を止め、趣味のように活動をするようになってからは、ヘナを描くことに対しての楽しさは取り戻せたのでしょうか。


ayaka:今はめっちゃ楽しいね。神戸でカレー屋さんをしている友達が、お店の看板の絵を描くから遊びにおいでって誘ってくれたの。そのときに従業員の人やお客さんたちと仲良くなって、私がヘナを描いているって話をしたときに興味を持ってくれて。結局盛り上がってそこにいた全員に描いちゃった(笑)。

そうやって一期一会を繰り返して、気に入ってくれたお客さんとは人同士でつながっているから、また会う機会がある。こうやって自分の世界が開いていくのは、イベントで出店してた頃にはないもので、すごくおもしろいと思う。


「考えて解決する話ですか?」——その“一歩”が踏み出せない人に伝えたい。考えないという考え方

実際にヘナタトゥーを描いている様子。


真面目に考えずに、まずは動いてみる


—— 退職してヘナの活動をしたり、反響のあったイベントの出店をやめて趣味のように活動したり。どのような基準で、人生の選択をされているのでしょうか。


ayaka:「後悔するかしないか」だね。どんな場面だって、答えは行ってみないとわからないじゃない?だったら、やりたい気持ちが少しでもあった時点で、やってみる。逆に、少しもやる気が出ないことはしない。


—— やりたいことがあっても、勇気が出ずに一歩を踏み出せない学生に向けて、何かアドバイスをいただきたいです。


ayaka:真面目に考えないこと。お金とか時間とか、活動を止めてしまう可能性がある部分は特に。純粋にやりたいことを考えると、ときにやらない理由の方が多く見つかることもある。そうやってやらない理由を探しているうちは、自分のやりたいことはできないんじゃないかな。


—— たしかに、真面目に考えたときほど結局やらないままになりやすいかもしれません。


ayaka:お金のことを考えて、貯まってからやろうとか。時間のことを考えて、もう少し後にしようとか思っちゃうよね。ずっと考え事してる人が最近多いと思うんだけど、なんでだろうって思う。私からすると「考えて解決する話ですか?」って。


——過去の自分を振り返ってみても、考え込まずに行動を起こしたときの方が楽しかったし、思い出に残ってますね。

ayaka:そうだよね。そうやってすぐに行動に移せたことって人に語れるし、そういう話をどんどん増やしていくことがこれからは大切になってくると思います。


この記事を書いた学生ライター

てぃえん
てぃえん
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1998年生まれのベトナム人。メンタルは弱いですが感受性は強いです。自分に素直な人をもっと増えたらいいなと思ってます。何かあれば気軽にTwitter(@Titieeeen)に連絡ください!

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