“意識高い系”の名を冠する男、意識高い系中島から学ぶ自分史上「最強」になる方法

Infra新卒 キャリア面談
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Twitter上に突如現れ、「意識高い系」をネタにフォロワーを増やした意識高い系中島。しかし、彼が本領を発揮したのはその後からだった。ブログを始めると、クラブに行った話などから見える行動力や、TOEIC勉強法の話などで見える文章力や思考力で、読者やフォロワーを次々と獲得。それからも、圧倒的な行動力と企画力で、イベントの開催、InstagramやYoutube進出、本の出版など活躍の幅を広げ、根強い人気を得ている。もはや、「意識高い系をネタにしたツイッタラー」ではなく、「インフルエンサー」である。

ただ、意識高い系中島は、言葉を選ばずに言うと「意識の高い、1人の大学生」である。そんな彼がツイッターのフォロワーを1万8千人超抱え、イベントを開催すれば多くの人が集まるのはなぜなのか。また、彼はどうしてここまで行動することができたのか、その背景にある「最強になる」という彼の目標の、「最強」とは一体何なのか。

彼の努力とそれを支える思想や価値観から、評価・支持される要因や、大学生や若手社会人が「意識を高く」持つだけでなく、自分の理想に近づく方法を学びたい。


成功の陰には試行錯誤がある


谷:本日は「意識高い系」という言葉をキーワードに、大学生や社会人が自分の理想を手に入れるための方法を探っていきたいと思います。まずは、「意識高い系中島」というツイッターアカウントについて、作成の背景を教えてください。


中島さん:今でこそ「意識高い系中島」っていうペンネームでやっていますが、以前はアカウントを10個くらい運用していたんです。

たとえば、「何でも投げるバタコさんbot」というアカウントで、「アンパンマン新しい時代よ」といったくだらないことをつぶやいていましたね。そうしたアカウントのうち、一番伸びたのが「意識高い系中島bot」です。


谷:そうだったんですね。なぜ、ツイッターアカウントを運用しようと考えられたのでしょうか。


中島さん:僕はもともと埼玉に住んでいて、大学まで片道二時間くらいかかるんです。その時間を有効活用できないかと考えた結果、ツイッターでおもしろアカウントをつくろうと思ったんです。混んでいて本すら読めない電車でも、ツイッターならできるので。


谷:現在はツイッターから派生して、ブログの執筆もされています。その理由についてもお伺いさせてください。


中島さん:ツイッターを始めてから一年後には、フォロワーが7,000人ほどに増えていて、ブログにも挑戦しようと決めたんです。子どもの頃から本を読むのが好きで、自分もいつか文章を書きたいと思っていました。見てくれる人がいるなら、自分の意見を届けることができるなと。


「やってみる」から見える景色は?


谷:ブログでは、中島さんが主催されたイベントでのお話も書かれています。どのように行われているか教えてください。


中島さん:初のイベントは、ブログを始めてからおよそ一年経った、2018年の12月でした。開催した理由は、顔も名前も一切出してない僕に、興味を持って会いに来てくれる人がどれ程いるのかという好奇心からです。

結果としては、幅広い年代に渡るおよそ60人の方が参加してくれました。話しているとみなさん個性があり、それぞれ頑張りたい目標や熱量があって、「人と話すのはこれほど面白いのか」と驚きでした。

一人で全て準備するのは想像以上に大変でしたが、読者の方と直接交流することも想像以上に楽しく、月1か月2くらいのペースで開催することにしました。今はオフラインは控えて、オンラインで開催する準備をしています。

“意識高い系”を名に冠する男から学ぶ、自分史上「最強」になる方法

初回のイベントの写真。意識高い系中島さんのフォロワーやブログの読者が思い思いに参加する。

“意識高い系”を名に冠する男から学ぶ、自分史上「最強」になる方法

意識高い系中島主催のイベントでは、誰でも自分の好きなテーマでプレゼンができる。


谷: イベントを企画される際に意識されていることはなんですか。


中島さん:イベントに来てくれる人の満足度をあげるため、試行錯誤をしていますね。昨年は40回ほど開催しており、毎回改善点をあげて次に活かしました。たとえば最初のイベントは、来てくれた人全員と僕が話すことができませんでした。以来、ある程度人数を絞ったり、僕と確実に話せる仕組みをつくったり、満足してもらえる工夫をするようにしています。


谷:40回のイベントを主催し、さらには毎回アップデートしていくモチベーションはどこからくるんですか?


中島さん:開催当初は、直感と勢いですね。とにかく面白いことをやろうという考えでした。それがいつからか、未熟な自分を脱することが一つのモチベーションになっています。活動を続けるなかで、自分と同年代で会社を経営して成功している人に出会うことが多々あります。そうした方を見ていると、自分はまだまだだと思うんです。

ただ一生懸命に頑張っていた結果、ブログやイベントの実績が評価していただき、日経新聞と共同で「休学」に関するイベントを開催することもできました。また、タレントの「パックン」さんとも対談をさせていただきました。


懼るるなかれ、人生は君のためにある


谷:「意識高い系」と「起業」は結びつくことは多く感じます。一方で、中島さんは「起業」するという特定の目標があるわけではなく、「最強」を目指されている。その「最強」とは一体何を目指されているのでしょう。


中島さん:個人的に、目標は抽象的な方がいいと思っているんです。たとえば、年収1,000万円稼ぐという目標は具体的で分かりやすいですが、それを達成したところで上には上がいますよね。

だから僕は、「最強になる」という抽象的な目標に対して、そこから分岐した各項目で高みを目指していくんです。たとえば執筆活動は「いつかベストセラー本を出す」、筋トレなら「かっこいいと言われる体になる」といったことです。

一つの目標を成し遂げることをモチベーションにせず、細分化された目標に対して最大限の努力をして、納得できる結果を出すことができれば、積み重ねによって強くなれたなと思えます。結局それは自己満足かもしれないですが、自己満足以上に、努力した自分に報いるものはないと思います。


谷:よく揶揄されがちな「意識高い系」は年収や起業という明確なことを掲げることが多い印象です。


中島さん:まず大前提として、「意識が高い」ことはとてもいいことだと思うんですよ。なぜなら、低いより高い方が頑張ってるだろうから。

ただ「意識高い自分」に酔いしれて、行動の形だけで満足してしまう人は少し物足りないです。あともう一つは、本をたくさん読んで勉強を一生懸命していても、自分では何も取り組まずに人のことを批評批判するだけの人は、駄目な意識高い系だと思っています。意識が高くて、そのうえで行動できている人が、本当の意味での意識高い系だと思います。失敗してもいいから行動を起こせていることが大事です。


谷:行動したいけど、一歩踏み出せない人は多いと思います。そういう方々にどんなアドバイスをしますか?


中島さん:学生のうちは失う物はないと思います。たとえばとある企業の社長に会いたいとして、その会社に行って直談判しても、断られるかもしれません。恥ずかしい思いをするかもしれません。でもそれは感情の問題であって、自分に実害は何もありませんよね。それなら、人生を大局的に俯瞰して、やりたいことにはどんどんチャレンジしていくべきです。後から考えたら、やらなかったことへの後悔の方がきっと大きくなります。


谷:では、何かやりたいけど、何もやりたいことがない人もいると思います。そうした人たちはどうするべきですか。


中島さん:率直に言うと、やりたいことがないならなんもやらなくてもいいと思うんです。別に僕は「みんな意識高くあろうぜ!」ということは思っていません。

ただ、もし少しでもやってみたいことがあるなら、失うものは僕らにはなにもないということを思い出してもらって、とりあえず挑戦してくださいと言いたいです。現代は、ほぼ予算をかけずになんでも挑戦できるいい時代なのですから。


終わりのない「意識の高い」旅


谷:フォロワー1.8万人という数字が証明するように、数多くの人から信頼を得てきた中島さん。これからの目標はありますか?


中島さん:僕はとある大手日系企業に就職する予定なのですが、周りに同様の大手日系企業出身で起業されてる方がたくさんいます。実際働いてみるまで分からないことではありますが、僕も一生同じ会社で務めあげると決めているわけではありません。働いていて、本当に会社を起こしてでもやりたいことが見つかれば、当然チャレンジします。

ただ、今は執筆活動以外に、ビジネスとしてやっていきたいと思うことがないんですよ。だからこれからの社会人生活で、やりたいことを見つけられたらと思います。


谷:起業はあくまで手段ですからね。


中島さん:その通りです。よく「僕も何かやりたいんですけど、特に興味あることがなくて、どうしたらいいですか?」と質問されますが、「それはどうしようもないでしょ」と正直思います。別に、無理して見つける必要はないんです。

周りが何してようが、自分は自分。好きに暮らしていれば、やりたいことはそのうち自然と表出してきます。ただその分、やりたいことが見つかったときには、無様でもかっこ悪くてもいいからやってみたらいいと思います。失敗したら失敗したで勉強になるし、うまくいったらいったでそれは嬉しい。とにかくやってみてください。


谷:これからも中島さんは、目の前のことを最大限努力して、最強を目指すと。そして、やりたいことができたときのために備えるのですね。


中島さん:先ほども言いましたが、結局努力することは自己満足につながるんです。でも、それでいいんです。目の前のやりたいこと、克服したいことに取り組んで、突き詰めていって、できるようになったら嬉しい。できること、知っていることが増えたら、昨日の自分より今日の自分が強くなってるなと思える。やりたいことやれていれたらそれが一番いいことだと思います。


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取材を終えて

「意識高い系」というのは、周囲と比較して優位性を持つような活動、イケイケのベンチャーで働く、起業する、ということではない。そうしたことは、あくまで手段であり、自分のやりたいことを高次元で行えるように努力することが大事なのであると教わった。

私は大学生として、起業やプログラミングには一定憧れた人間だ。そうした人はきっとたくさんいるだろう。しかし、今一度胸に手を当てて考えてみてほしい。それは本当に自分のやりたいことなのだろうか…。

自問自答し、自分のやりたいことが見つかったなら一歩踏み出してほしい。一歩踏み出せたら、君はもう「意識高い系」だ。一人の若者として、全員が好きなことに打ち込み、活き活きとした社会に少しでもなるように祈っている。さあ、今こそ一歩踏み出そう。

この記事を書いた学生ライター

谷 克彦
谷 克彦
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1998年生まれの千葉県民。大きな存在になりたい小人。

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