早稲田大学・白井綾香は、ANDの才能で不完全燃焼する大学生のロールモデルになる

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「ORの抑圧」/「ANDの才能」という言葉をご存知ですか?“企業人のバイブル”と称される不朽の名著『ビジョナリー・カンパニー』に登場する言葉で、前者は「変化か安定か」といった二者択一で物事を考えることを、後者は両方を同時に実現させようとする発想を意味しています。

大学生になると、学校の授業、サークル活動、アルバイト…と選択肢の数が増えたがゆえに、「何をすべきか」に迷うことがあると思います。そして多くの学生は「OR」の考え方で、世界を狭めてしまいます。

しかし、頭ひとつ抜けだす人材たちは、「AND」の考え方を持っています。「ORの抑圧」をはねのけ、「ANDの才能」を活かすことで、限られた時間の中で自分の価値を最大化しているのです。

今回編集部が注目したのは、エン婚活エージェントにて広報PRインターンに参加する早稲田大学の白井綾香さん。

白井さんは母子家庭に生まれたことから幸せな家族の在り方を知らず、そのことがずっとコンプレックスだったそう。しかし現在は、その逆境を原動力に、複数の企業に長期インターンとして参加。長期インターンによって自分の人生を考え、自分を好きでいられる自分になったそうです。

「生まれ持った環境や能力にコンプレックスがあっても、努力して行動し続ければ自分の人生を変えることができる」と語る彼女に、行動で人生を切り拓く有意義な学生生活についてお話を伺いました。


学校生活に違和感を感じた私が見つけた「長期インターン」という居場所


—— あやかさんのツイッターを拝見すると、複数の組織に所属し、活発に活動されている印象があります。きっかけについて、教えてください。

白井綾香(以下、綾香さん):「大学生活に失望した」のが、最初のきっかけです。もともとアナウンサーになりたくて、そのステップとして早稲田大学に進学したいと思っていました。その理由は「東京の私立大学を卒業しないとキー局のアナウンサーになれない」と思いこんでいたからなのですが(笑)、夢を叶えるために必死に勉強していたんです。

早稲田大学・白井綾香は、ANDの才能で不完全燃焼する大学生のロールモデルになる

白井綾香:早稲田大学4年

恋愛・結婚・家族をテーマに、学生時代に数々の長期インターンを経験。現在はエン婚活エージェントにて広報PRを担当。「憧れの人は、はあちゅうさん」。


綾香さん:所属していた放送部で全国大会に出場しましたし、高校3年間成績はオール5で、テストの順位はいつも一桁。ひとつしかない指定校推薦枠を勝ち取り、期待を持って早稲田大学に入学しました。

ただ入学してみると、期待していたようなキャンパスライフは待っていませんでした。自分の目標に向かって頑張る人たちが沢山いるのかと思っていたのですが、実際はそんなことなくって。大学生って実際、お酒飲んで、キスして…みたいな感じじゃないですか。

せっかく頑張って早稲田に入学したのに、これまでの努力はなんだったんだろうと思うと、悲しくなりました。サークルをすぐに辞めたことをきっかけに、そのまま学校を辞めようかとも考えました。周囲に馴染むことができず、不安で、よく泣いていましたね。

—— そこで、学外の活動に目を向けたのでしょうか?

綾香さん:そうです。「サークルに入っていない学生は、どんなことに時間を使っているんだろう?」と思いネットで検索すると、長期インターンの存在を知りました。

時間を有意義に使いたいと考えていましたし、働くことをかっこいいと感じていたので、挑戦してみることにしたんです。

—— 初めてのインターンでは、どのような事業に携わっていたのでしょうか?


綾香さん:「女性の悩みを解決する」をテーマに掲げるメディアでライターをしていました。私自身母子家庭で育ち、兄弟もいなく、すごく悩みの多い人生だったので、共感することが多かったからです。インターン先選びの基準は、今でも変わっていません。

—— 他には、どのような企業で長期インターンをしていたのでしょうか?

綾香さん:複数ありますが、私にとってターニングポイントになったのが、子育て家庭に1日留学できるサービス「家族留学」を展開する株式会社manmaでの長期インターンです。

早稲田大学・白井綾香は、ANDの才能で不完全燃焼する大学生のロールモデルになる

「家族留学」とは、若者のための家庭版OBOG訪問。プレママ・プレパパ世代の若者に向け、子育て家庭に1日留学する経験を提供し、先輩ママ・パパとの交流や育児体験を通して、生き方のロールモデルに出会うことができる。


綾香さん:家族留学とは、若者のための家庭版OBOG訪問のこと。私は「いい家族」「いい夫婦」の形を知らないことがコンプレックスであり、「いつか絶対に幸せな家庭を築きたい」と幼いながらに思ってきました。

たとえば運動会のときは、お母さん、お父さん、そして兄弟と家族4人でお弁当を食べている同級生の姿が羨ましかったし、お父さんが家庭でどのような役割を担うのかも知らなかった。だから結婚についてや、それ以前にある恋愛についてずっと興味があったのです。

「家族留学」は私にとって、ずっと持っていたコンプレックスを埋めるための、そして理想の家族を知る機会でした。

—— 長期インターンに参加したことが、将来について考える機会になったと。


綾香さん:そうですね。「働く経験をする」という長期インターンの醍醐味だけでなく、人生そのものについて考えることができました。

たとえば、とある家族に留学したときのこと。留学先の家族と一緒に一緒に公園に行くことがありました。私は家族の後ろについて歩いていたのですが、横に並んで手をつなぐ姿を見て、「あ、これが家族なんだ」って思ったのです。

早稲田大学・白井綾香は、ANDの才能で不完全燃焼する大学生のロールモデルになる


綾香さん:そのとき、自分が大切にしたいことに気がつきました。やりたいことはたくさんあるけど、「私にとって一番大切なのは家族なんだ」って。

毎日一緒に夕ご飯を食べれることを大事にしたいと思ったんです。就職活動も、自分自身がそうした家庭を築けることを軸に、会社選びをしています。

現在は「幸せが続く結婚をすべての人に。」というビジョンを掲げ、オンライン結婚相談所を運営する「エン婚活エージェント」で長期インターンをしています。

ビジョンにとても共感しましたし、結婚した後もずっと幸せが続く夫婦や家族がいっぱいになればいいなと思っていたので始めました。

私以外の誰にも、私をバカにする権利はない


—— 長期インターンをはじめてからは、当初持っていた不安を拭うことはできましたか?


綾香さん:それが、依然として不安でした。

早稲田大学・白井綾香は、ANDの才能で不完全燃焼する大学生のロールモデルになる


綾香さん:同級生たちがサークルに参加して大学生活を謳歌している一方で、インターンに取り組んでいたのは私だけ。

インターンは自分がやりたくて選んだことですが、「大学に馴染めないのは私に落ち度があるんじゃないか」「私はおかしいのではないか」とずっと悩んでいました。

当時は「変だ」と否定されるのが怖くて、自分が好きなものを素直に「好き」と言えませんでしたね。「他人からどう見られているのか」を必要以上に気にしていたんだと思います。

—— しかし、現在はSNSで自分の考えを積極的に発言されています。変化するきっかけは何だったのでしょうか?

綾香さん:文筆家やタレントとしてマルチに活躍する、はあちゅうさんとの出会いです。

はあちゅうさんは、どれだけ炎上しても、自分が正しいと思ったことを発信し続けるんですよ。もちろん、ときには弱音も吐きながら。

そんな彼女の姿を見て、素直に「かっこいい」と感じました。同時に、自己防衛のために主張できずにいる自分がとにかく情けなくて。「私もいっそのこと突き抜けてしまおう」と決意しました。

それからは「恋愛=白井綾香」となるように、自分の好きな恋愛をテーマに積極的に発信するようになったんです。

早稲田大学・白井綾香は、ANDの才能で不完全燃焼する大学生のロールモデルになる


—— 特に最初は、揶揄されることもあったのではないでしょうか。

綾香さん:“白い目”で見られることも多かったです。

たとえば、ツイッターで自分がいいと思ったサービスや企業についてツイートすると「意識高い系だね」と言われたり、彼氏との惚気話を呟くと「よくそんな恥ずかしいこと言えるね」と引かれたり。

昔の私を知っている人には「今の綾香はおかしい」と言われることがあります。

—— そうやって周りから白い目で見られることを、辛く感じることはありませんでしたか?


綾香さん:最初はもちろん、面食らいましたよ(笑)。でも、自分が正しいと思ってやっていることなので、他人にどう思われても辛くはないです。バカにしてくる人に私のバックグラウンドや努力の過程を説明しても、理解してもらえませんしね。

昔は誰にでも好かれる「いい綾香ちゃん」でありたくて、無理して周りに合わせていました。でも突き抜けることで「ありのままの自分を好きでいてくれる人は必ずいる」と知ることがでました。

早稲田大学・白井綾香は、ANDの才能で不完全燃焼する大学生のロールモデルになる


綾香さん:今では、数は少なくても「本当の自分を好いてくれる友人や恋人がいれば十分だ」と考えられるようになっています。


こうして取材してもらう機会をいただけましたし、「私は私のままでいいんだ」と自分自身を認めてあげられるようになりました。以前に比べて随分と生きやすくなったと思います。

“謎の安心感”は「行動しなさい」のシグナル


—— とはいえ綾香さんのように、強烈な原体験なくして挑戦するのは難しいことだと感じます。どうしたら、挑戦に伴う不安を解消できますか?

綾香さん:たしかに私も、長期インターンを始めた当初は「周りから浮いているんじゃないか」と常に不安でした。しかし、長期インターンによって将来の道を切り拓くことができましたし、なにより私が私らしくいられる“居場所”を見つけることができています。

たとえ少し人と違っていても、必ず受け入れてくれる居場所はあります。ですから、やりたいことがあるのなら躊躇せず、今いる場所を飛び出して新しいことに挑戦したほうがいい。

早稲田大学・白井綾香は、ANDの才能で不完全燃焼する大学生のロールモデルになる


綾香さん:4年生になった今だから分かることですが、学校生活を謳歌している人たちだって、みんな少なからず不安を持っているんです。


挑戦したいことがあっても、「笑われるんじゃないか」という恐怖心や「周りと同じことをしておけば、とりあえず大丈夫だろう」という、ほとんど不安と変わらない謎の安心感から行動できずにいるだけです。

—— これから長期インターンなど、新たな挑戦を考えている学生にメッセージをいただけますか?

綾香さん:まずは、自分の欲求に素直になり、行動し続けてほしいです。「やりたいことが見つからない」「好きなことがわからない」と悩んでいる大学生は特に。

というのも、自分のやりたいこと・好きなことは、行動しなければ見えてこないからです。行動もせずに「やりたいことが見つからないんだよね」と踏ん反り返って主張するのは、言語道断。イベントに足を運ぶ、長期インターンに参加するなど、どんな形でも構いません。とにかく行動してください。

また行動する前から、行動した後の失敗を不安に思う人がいますが、それって意味ないですよね。考えたところで、正解なんて分からないのです。そんなことに時間を使うのであれば、何も考えずに飛び込みましょう。

早稲田大学・白井綾香は、ANDの才能で不完全燃焼する大学生のロールモデルになる


綾香さん:もし「違う」と感じたらすぐに辞めて構いませんし、たとえ失敗しても自分の世界は以前よりも確実に広がっているはずです。自分が興味を持ったことは考える前に挑戦。これが「やりたいこと・好きなこと」を見つけるファーストステップです。

—— 行動なくして、何も得られないんですね。

綾香さん:たとえばですが、私は家族留学をすることで「家事代行や行政サービスを駆使すれば仕事と家庭は十分に両立できる」と知りました。

しかし、家族留学をしたことがない人は「仕事と家庭の両立は不可能」と考えてしまいます。これはひとえに、情報を知っているか、知らないかの違いです。調べさえすれば分かること。

実際、私の友人の中には「仕事と家庭を両立できるか不安だから一般職にしよう」と仕事の経験もないのに、諦めて自ら可能性を狭めてしまう人が多くいます。

—— 情報の有無によって、将来が大きく左右されてしまうということですね。

綾香さん : そうですね。ちょっと行動するだけで不安を取り除くことができ、可能性を拓いていけるなら、どう考えたって行動したほうがいいじゃないですか。

早稲田大学・白井綾香は、ANDの才能で不完全燃焼する大学生のロールモデルになる


—— 最後に、綾香さんがこれから目指していることについて教えてください。

綾香さん : 先天的なコンプレックスを持つ人のロールモデルになりたいです。

私は、生まれ持った環境や能力にコンプレックスがあっても、努力して行動し続ければ自分の人生を変えることができると思っています。そのことを、私の人生をかけて証明します。

挑戦すると決めたら、視界が変化した——慶應大学・岡根歩美の #長期インターン体験記


この記事を書いた学生ライター

Kaho Hashimoto
Kaho Hashimoto
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早稲田大学商学部学2年、来春から同志社大学文学部美学芸術学科。株式会社Traimmuで「co-media」のライターと広報のインターン。

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