早稲田大学法学部3年。co-media編集部・元インターン生。20卒予定でメガベンチャー企業の内定獲得済。先日のハロウィンでは、渋谷のゴミを謎解きゲーム形式で片付ける「ごみフェス」の実行委員を務めた。
—— なるほど!ひかるさんの「興味のある仕事」について教えていただけますか?
ひかる:小さい頃からテレビ番組が大好きだったのですが、家が厳しくて、自分にはチャンネル権がなかったんです。なので、海外番組をインターネットでよく見ていました。
言葉は理解できませんでしたが、世界共通言語である「映像」に魅力を感じたんです。特にドキュメンタリー番組が好きで、将来は「映像ジャーナリスト」になりたいと思っていました。
—— 幼い頃から「自分が将来何をしたいか」を考えていたんですね。ひかるさんは、もともとWebライターをされていました。その理由を教えていただけますか?
ひかる:映像ジャーナリストを目指しながらも、まずはその前に、自分の言葉で伝える力を鍛えようと思ったんです。最初は個人でウェブサイトを開設してインタビューをして、その後にco-mediaでライターの長期インターンに参加しました。
—— そこで、何か発見はありましたか?
ひかる:自分の書いた記事が、SNSを介して多くの人に届く体験をして、SNSに魅力を感じるようになったんです。「頭脳王」に輝いた河野玄斗さんにインタビューをした記事が多くの人に読まれたのは、とても印象的な経験でした。
そこで、「予てからのテレビへの憧れ」と「SNSを介して映像を届けたい」という思いが確固たるものになり、その軸を持って就職先を選んでいます。
—— 実際に就職活動をしてみて、早期に内定を獲得をしているひかるさんが考える「就職活動で成功するためのコツ」は何ですか?
ひかる:すごく個人的な意見ですが、「自分に合う環境を見つけること」だと思います。いわゆる「自己分析」にたくさん時間をかけても、「実際に働いてみないと分からないこと」ってたくさんあるじゃないですか。
私が就職予定の企業も、今まさにインターン中です。やりたいことがあって、実際に働く経験をしてみて、「この会社なら自分にとって理想の仕事ができる」と思ったから選考を受けています。
自己分析の重要性を否定しているわけではなく、まず経験してみて、たくさんの大人からフィードバックを受けるのが大事だと思いますね。その方が、効率的かつ的確に自分の特性を知ることができるからです。
—— たしかに、入念に自己分析をして入社しても、ウェブ上の情報だけでは適正を判断することは難しいですよね……。
いち早く20卒内定を獲得しているひかるさんの考えをお聞きしましたが、あくまでこちらはひかるさんの意見です。内定を獲得できているからとはいえ、「本当に正しい就活」かは分かりません。
そこで今回は、「テクノロジーを活用した新卒採用」を推進し、画一的な就職活動のあり方を刷新するセプテーニ・ホールディングスの斎藤純平さんに、「就職活動に自己分析って必要なの?」を単刀直入にインタビューしてきました。
ひかる:斎藤さん、初めまして。私はいわゆる「自己分析」をせず、就職活動をしました。でも、無事に内定をいただくことはできているんです。
多くの人が自己分析に時間を費やしていると聞きましたが、本当に自己分析は必要なんですか?
斎藤さん:今のところの「就職活動」では、ほとんどの企業で面接による選考が実施されています。面接ではその人の考え、人柄、これまでやってきたことなどが聞かれるので、自分の考えを整理するために自己分析は必要になります。
さらに言えば、入社後、働き始めてからの個人の成長には「個性」と「環境」の相性がとても重要なんです。みなさんも学生生活を通して、サークルやアルバイト、ゼミなどコミュニティーの環境の違いによって、役割やパフォーマンスが変わったりすることがないでしょうか?そういったことが、働いていく中でも起こるのです。
自分が成長できる環境を探すためにも、自己分析を通して自分の個性をしっかりと把握する必要があります。
ただ、自己分析の難しいところは「それ自体が目的化」してしまうところです。就職活動を行っていくうちに、内定をもらうことや面接を通過することが目的になり、面接がうまくいかないと、その理由を「自己分析が足りていないから」と結論づけてしまう。そして、自己分析の堂々巡りに陥ってしまうケースも少なくありません。
ひかる:なるほどですね!つまり…「面接を通過するための自己分析」をしている人が少なくないと?
斎藤さん:おっしゃる通りです。ただ、それでは本末転倒ですよね。企業の風土や環境、はたまた面接官と相性が合わなかっただけかもしれません。
さらに、自己分析の堂々巡りは、自己PRや志望動機を考える上でも影響を与えます。さきほどの個性の把握の軸がぶれてしまうので、企業の環境についてどんな情報を得ればいいのかわからず、表面的なものになってしまうんです。
就職活動に充てる時間は限られる中、しっかりとした志望動機を準備するのは大変ですよね。ですが、志望動機を表面的にカスタマイズしてしまうことは面接官も望んではいないと思います。ちなみに弊社の選考や面接では志望動機を聞くのを辞めています。志望動機を準備する時間を、学業やサークル活動など有意義な時間に費やしてほしいと思っているんです。
私たちの取り組みは極端な例ですが、自己分析をしっかりと効率的に行い、その後の時間を自分に合った環境を選ぶために使うことが、学生と企業、お互いにとっていいことだと思っています。
ひかる:ちなみに、私の就職活動はある意味特殊だと思いますが、在り方としてはどうでしょうか?
斎藤さん:ひかるさんのような就職活動をしている学生は少ないかもしれないですが、とても理想的だと思います。
まず第一に、自分のバックグラウンドをしっかりと理解されていますよね。その上でやりたいことが的確に分かっているし、ちゃんと行動に移している。加えて、周囲から客観的なフィードバックも受け、やりたいことを最大化できる環境を自分で見つけていらっしゃいます。
ひかる:やったー!でも、「私のような就職活動をしている人は少ない」ということですよね。どうしたら、誰もが理想的な就職活動をすることができるのでしょうか?
斎藤さん:ひかるさんのようにやりたいことが明確で、行動力溢れるタイプであれば、企業の環境を理解するためにすぐ行動に移すことができるでしょう。一方で、やりたいことがまだ明確になっていない方や、思考を深めていく慎重なタイプの方はそうはいかないかと思います。
自分の個性に合った環境理解を進めていくためにも、精度の高い診断テストなどで自分の個性を客観的に知ることが大事です。「自分の考えをまとめる」というような主観的な自己分析は、正しく自分を知ることができない可能性が高いですし、何より時間がかかります。
また、環境を理解する方法としてはOB訪問やインターンを行うことが理想的です。働く環境や、働いている人を知り、入社後にどのような仕事ができるのか…などなど、実務に近い体験することが大事だと思います。
でも、これは地域差や時間的な制約もありますよね。最近では、WEB上の情報も各社充実してきていますし、オンライン面談ツールと利用したOB訪問も普及しつつあるので、上手く活用するといいかと思います。
ひかる:ちなみに、オススメの「精度の高い診断テスト」はありますか?
斎藤さん:手前味噌ですが、弊社が提供する「独自の人材育成技術を応用したオンライン自己分析ツール」を使ってみてください。時間もかからず、客観的に自己分析ができ、強みや特性を言語化してくれます。個性に合わせた環境を理解する方法も教えてくれますよ。
ひかる:なるほど!では、私も使ってみます!
ひかる:今実際に使ってみているんですけど、質問が簡単で、サクサク答えられますね。「自己分析」と聞くと面倒臭く感じられますが、正しく行うと意外とラクなんですね!
ただ、登録はちょっと大変ですね。2回メールアドレスを登録するのは時間がかかる気がする。
ただ、自己分析に何時間も時間をかけて、結局のところ正しく自分を客観視できないよりは随分マシか…。
数日後に詳細な分析結果が届くらしいので、お勧めできるかどうかをかなり厳しく判断したいと思います。
ひかる:あっという間に終わったのに、結構当たってる…!私直感タイプなので、すごくよく分析されている気がします。
ひかる:その人に合った業界・企業研究の方法をリコメンドしてくれるのも嬉しいです。誰かにアドバイスを求めても、その人が自分と同じタイプだとは限りません。なので、自分に合った就活ができるようになるのはとてもいい機能だと思います。
ひかる:あと、OB訪問に行った際の質問案まで提示してくれるんですね!
今まで簡単な自己分析ツールは使ったことがありますが、こんなに就活に特化したものではありませんでした。
今の就活スタイルに自信がない人はもちろん、これからインターンを考えている1〜2年生にもオススメできそう。これくらい簡単で的確なアドバイスがもらえると知っていたら、確実に使っていましたね!