「勝負の世界では、死に物狂いが精一杯を圧倒する」小澤海斗を怪物にした“挑戦の極意”

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圧倒的な強さで格闘技ファンの視線を釘付けにするK-1フェザー級のニュースター・小澤海斗選手をご存知だろうか? リング上で強烈な輝きを放ち、リング外では挑発的な発言が注目を集める、格闘技界のニュー・スターだ。

小澤選手は、来たる6月の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~』では優勝が期待されており、今もっとも注目を集める格闘家の一人である。今年の2月の「Krush.85 後楽園大会」では、強烈な左ミドルで相手を一蹴するなど、彼への熱い視線は日に日に増すばかり。

今回はそんな小澤選手に、地元福島から上京し、トップファイターとして活躍するまでのストーリーを伺った。実績ゼロからスターダムを駆け上がった、挑戦の極意と勝ち続けるためのマインドセットを紐解いていく。


一度きりの人生を、退屈に終えるつもりはない


ーーまずは、小澤選手の自己紹介をお願いいたします。


小澤海斗(以下、小澤):K-1ファイターの小澤海斗です。2014年にプロデビューし、2015年に初めてタイトルを獲得しました。直近では、さいたまスーパーアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~』に出場します。


ーー本格的に格闘技を始められたのは、いつ頃でしょうか?


小澤:小学生の頃に空手をしていたのですが、格闘技を職業にしようと考えたのは高校を卒業してからです。


「勝負の世界では、死に物狂いが精一杯を圧倒する」小澤海斗を怪物にした“挑戦の極意”


ーーどのようなきっかけがあったのでしょうか?


小澤:高校を卒業後、地元の福島県会津若松市で働いていたのですが、「本当に自分のやりたいことかな?」と考えてしまうことがあって。当時は、仕事が終わったらダラダラと遊ぶだけの堕落した毎日を過ごしていたんです。


そうした時期に、「自分が心からやりたいことはなんだろうか」と考えました。行き着いたのは、幼い頃に全日本大会でも優勝したことのある空手。「格闘技で生きていきたい」と思ったんです。本当にやりたいことをするために、上京を決意しました。


ーー福島県で働いていた当時、格闘技はされていたのでしょうか?


小澤:当時は全くですね。空手はすでにやめていましたし、格闘技の実戦経験もありませんでした。


ーー実績がない状態で上京されたんですね?


小澤:はい。一度きりの人生だからこそ、本当にやりたいことをするべきだと考えたんです。やるからには、必ずトップに立ちたいーー。格闘技が日本で一番盛んな東京に身を置くことが、トップを獲るために必要なことだと思い、上京しました。


ーー実績もないまま上京するとなると、不安が伴うと思います。


小澤:もちろん不安もありました。ただ、過去に結果を掴み取る経験をしているので、不安以上に自信があったんです。空手の全日本選手権で優勝したときに、毎日過呼吸になるくらい練習をしていました。小学生ながらに「この辛さを乗り越えた先に、どんな景色が待っているのだろう」と未来を想像することで、不安と困難に打ち勝ったんです


練習したからといって勝てる保証はないですし、努力した経験が報われるとは限りません。しかし、結果として優勝したときは、今までの辛さを全て覆すほどの達成感に出会えたんです。当時の経験が、挑戦するときの自分を、今でも鼓舞してくれていますね。


練習は自分と戦い、試合は仲間と戦う


「勝負の世界では、死に物狂いが精一杯を圧倒する」小澤海斗を怪物にした“挑戦の極意”


ーーベルトを目指して挑戦されてきたと思うのですが、印象に残っている試合はありますか?


小澤:第2代Krush -58kg王座を獲得した試合ですね。その試合は緊張もなく、周りの声すら聞こえない「ゾーン」に入っている状態でした。


ーー小澤選手自身は、勝因をどのように分析していますか?


小澤:今振り返ってみると、落ち着いて試合に臨めたことも、試合に勝てたことも、周囲の存在があったからだと思います。


リングに立てば、とにかく対戦相手を倒したい一心です。ただ、試合に臨むまでは、ベルトを獲ることで応援してくれる人への感謝の気持ちを伝えたいと思っていました。自分のためだけではなく、日頃お世話になっている方の気持ちを背負って戦ったことで、自分が持っている以上の力を発揮できた気がします


ーーKrush -58kg王座を獲得して以降、小澤選手を突き動かすモチベーションはどこにあるのでしょうか?


小澤:試合に勝つことへの喜びはもちろんですが、日本中を巻き込んで格闘技を盛り上げていきたいというのも1つのモチベーションです。僕の試合を見て「元気をもらった」と言っててくれる人を増やしたいとも思っています。


「勝負の世界では、死に物狂いが精一杯を圧倒する」小澤海斗を怪物にした“挑戦の極意”


ーー格闘技を通じて、人を元気にしたいと?


小澤:はい。僕の地元は東北大震災の影響を大きく受けていて、僕自身、当時被災した地域に住んでいました。目の前で家が壊れていく光景も目にしています。


震災の年に地元を離れたこともあり、被災した人たちの生きる活力になりたいんです。僕にできることは格闘技しかありませんが、活躍し続けることで明日を生きる希望になれるのではないかと信じています


ーー強さの原点には、そうした思いもある?


小澤:と、思いますね。僕一人で戦ってるわけではないので、負けるわけにはいかないんです。


試合が近づくにつれ、我を忘れるくらいに、相手を倒すことだけに集中しています。「小澤海斗はこうでないと!」と思っていただけるよう、圧倒的な強さで勝ち続けたいんです。


恐怖から目を背けた瞬間に、人は腐っていく


ーー小澤選手の今後の目標について、お伺いさせてください。


小澤:世界の舞台でベルトを獲ること、そして尊敬している山本KID選手と対戦したいです。あとは、過去に負けてしまった相手に勝つことを、自分との約束にしています。


ーー過去に負けてしまった選手に勝ちたいという想いは、悔しさから?


小澤:そうですね。挫折と表現したらいいのか分かりませんが、同じ相手に2連敗したことが過去に2度あります。その悔しさを忘れるこはないので、次は必ず勝ちます。


「勝負の世界では、死に物狂いが精一杯を圧倒する」小澤海斗を怪物にした“挑戦の極意”

ーー多くの人は、挫折を味わうと、そこで諦めてしまうことがあると思います。小澤選手のように、その経験を力に変えていくにはどうしたらよいでしょうか?


小澤:今やってることは、過去の自分が「正しい」と信じた道だと思います。だからこそ、諦めずにやり続けることが大切なのではないでしょうか。結果は必ずついてくるので、自分を信じきることが大切です。たとえうまくいかないことが続いても、失敗は“挑戦した証”なんです。必ず次につながるので、一度の失敗で挑戦をやめないでください。あと1つ挙げるとすれば、タイムリミットを決めることだと思います。


ーー小澤選手は、常にタイムリミットを意識しているのでしょうか?


小澤:地元で燻っている時期に、親が「大学に行ったつもりで挑戦してこい」と言葉をかけてくれたんですね。つまり、4年で結果を出すしかなかった。その意識があったから、今の自分があるんです。


タイムリミットがあることで焦りもありましたが、期限を設定しなければ人間はいつまでもダラダラしてしまう。まずは目標を定め、次にリミットを設ける。この思考を持ち、死に物狂いで毎日を過ごせば、目標は叶うと思います


ーー最後になりますが、『co-media』読者の皆さんにメッセージをいただけますでしょうか?


小澤:誰しも「逃げたい」と思うことがあるはずです。ただ、その恐怖に立ち向かう経験は、人を成長させます。僕だって、試合前に身震いするような過去がありました。ただ、そこで逃げたら終わりなんです。「恐怖から目を背けた瞬間に、人は腐っていく」ーー。立ち向かう勇気を常に持ってほしいと思います。

この記事を書いた学生ライター

オバラ ミツフミ
オバラ ミツフミ
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1994年、秋田県出身。2016年からフリーランス。各種メディアでのインタビュー連載・ブックライティングがメイン。お問い合わせはツイッターより。

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