【圧倒的裁量権!】取締役とインターン生のみで運営する新卒紹介事業「キャリアブリッジ」 - 株式会社ボールドのインターンシップ
ーー山田さんは北海道出身だとお伺いしました。なぜ大学進学を機に上京しようと考えたのでしょうか?
「日本を代表する経営者になりたい」という夢を叶えるためです。小学生の頃から高校生まで野球部に所属していて、中学校時代は部員が100名以上いる強豪校のキャプテン。コーチから「キャプテンをやるんだったら、経営者が読む本を読みなさい」と教わりました。
僕にマネジメント力を身につけてほしかったんだと思います。それ以来、野球を続けながら自己啓発本や経営者の自伝をずっと読んでいました。そのうちに自分の夢は経営者になることだと気がつき、“チャンスがある場所”に行きたいと思うようになりました。
――その“チャンスがある場所“が東京だった、と。
そうです。ただ、親や友人、周囲の人たちには「わざわざ東京に行く必要はないんじゃない?」と猛反対されてしまったんです。「社長になりたい」という想いも理解してもらえませんでした。でも、どうしても諦めきれなくて。
理解を得られないことに加え、お金の問題もありました。もう無理かな…と半ば諦めかけていましたが、教育実習に来ていた先生から夜間学部の存在を教えてもらいました。日中にアルバイトをすれば、学費を捻出できる。そのことを説得材料にし、最終的には両親から渋々了解を得て上京しました。
ーー実際の上京生活は、思い描いた理想通りでしたか?
それが、上京してすぐに挫折を経験してしまって…。シェアハウスに引っ越したのですが、シェアメイトの多くは難関大学の学生でした。彼らの会話に付いていけず、1週間ほどへこみました。でも、せっかく東京に来たのだから落ち込んでいる暇なんてありません。すぐにインターンに応募し、営業代行の仕事を始めました。
でも、ほとんどの仕事は雑用ばかり。そこで、仕事に取り組む姿勢や能力によって割り振られる仕事内容は変わるのだと知ったんです。「このままでは夢が叶えられない」と思い、自分を変えようと思い立ちました。その日から「自分の人生をどう生きたいのか」、「そもそも働くって何だろう?」と考え、200人を超える経営者に会いに行って話を聞き始めたんです。
ーー自分で連絡を取ったんですか?
そうです。六本木に行って、いかにも経営者のような見た目をしている人に声をかけたり(笑)。そんなことを続けていたら、ご飯に連れて行っていただいたり、わざわざ時間を割いて相談に乗ってくれる方に出会えるようになりました。
たまたま出会った方に、東京の有名店にお米を卸している農家の方がいたんです。その方の話を聞いているうちに、飲食業界に興味が湧いてきちゃって。その日以来ヒッチハイクで日本中を回ってあちこち農家に顔を出したりしていましたね。当時、将来は飲食店を経営したいと考えていました。
ーー多くの経営者の方と出会っていた頃から、BOLDに参画するまでの経緯を教えていただけますか?
学校にも行かずにヒッチハイクをしていたら、ワークスアプリケーションズの内定者が主催するイベント「破天荒王決定戦」に誘われたんです。そこで自分の活動をプレゼンすると、いま所属しているBOLDの福井さんに声をかけられました。「1Dayインターンに参加してみない?」とのことでしたが、そもそも自分は飲食店を経営したかったので、全く興味がありませんでした。BOLDのことも知らないので「洗剤かよ」くらいでしたね(笑)。
ただ、参加したほうが良さそうな予感がしたんです。「とりあえず行ってみるか」くらいの気持ちでしたが、そのインターンがあまりにも魅力的だったことがBOLDへの参画のきっかけになりました。
ーー1Dayインターンの内容はどのようなものだったのでしょうか?
インターンではBOLDのことには一切触れず、淡々と社会のことや業界のことが語られました。とても学び多い内容だったんですが、それよりも、福井さんの「自分の視座を高めて世の中を俯瞰しないと、本当にやりたいことはわかんないよ」という発言がどうにも頭から離れなくて。
当日の感想をシェアメイトに話したところ「こんなに輝いている山田ははじめて見たよ」と言われたんです。自分が思っていた以上に感銘を受けていたようで、どんどんBOLDのことが気になるようになりました。
ーーそこでBOLDに参画することにしたのですか?
もちろん飲食店を経営する夢もありましたが、圧倒的な経験をして成果を出し、視座を高めてからでないと本当にやりたいことなんて分からないと思ったんです。部下がいて、その人の人生を抱えて仕事をする覚悟がなければ、成長できないのではないかって。そう思わせてくれた福井さんとなら、自分は成長できると考え、長期インターンをすることに決めました。
BOLDでは、「量的就活から質的就活へ」をミッションに掲げた新卒紹介事業「キャリアブリッジ」に携わっています。インターンを決めた理由は、この仕事だからという部分も大きいです。
「自分の人生をどう生きたいか」を考えていた時期に、幸せな人生を生きたいなと思っていました。人は一生のうち、寝る時間を省いたら3分の1程度は働くことに時間を費やします。そう考えたら、生きることは働くことと同義。幸せな人生には幸せな働き方が欠かせないんです。
キャリアを支援することは、幸せを支援することに直結します。誰かの幸せのために働けるなんて、本当に幸せなこと。キャリアブリッジなら、周囲の人を幸せにすることはもちろん、自分も幸せに生きられるのではないかと考えたんです。
ーーキャリアブリッジの事業内容についてお伺いできますか?
キャリアブリッジは、学生が学生のために就活支援を行う全く新しい事業です。BOLDの取締役である福井と学生メンバーでチームが構成されています。“質的就活”を根付かせるために、個人に対して本当に最適な1社しか紹介していません。
ーー事業を運営する中で大変なことは何ですか?
新卒紹介は社会人がエージェントになるのが一般的なので、ロールモデルもいないため、ビジネスモデルをゼロから創らなければいけません。インターンをしている学生は、学校と両立しながらコミットしているので、時間を合わせるだけでも一苦労。企業への営業も未経験から始め、そこから成長していかなければいけないので大変です。
出勤時間の1時間前に集まってミーティングをしたり、時には深夜まで今後について議論したり、休日もおかまいなしに働いています。
ーー大変な仕事ですね。それでも続けられている理由を教えていただけますか?
「とりあえず内定をもらえばいいや」といった、従来の就活スタイルを変えたいからです。僕は東京に来てからさまざまな出会いを経験し、多様な価値観に触れてきました。
その経験を通じ「多少常識から逸れた生き方になったとしても、その人が幸せに生きられるのなら全くもって問題ない」と思っています。なのに、世間一般に根付いている“当たり前”のせいで、それが叶えられていないんです。
キャリアブリッジなら、その“当たり前”を覆せるんじゃないか、身の回りの人たちを幸せにできるんじゃないか…その想いが、僕がインターンをする理由の全てです。
ーーインターンを通じて自身の成長を感じる瞬間はどんなときでしょうか?
学生と接するだけでなく、法務、経理、人事、全部を自分たちで作らなければいけないので、ゼロから事業を立ち上げる力が身についたと思います。また、色々なバックグラウンドを持つメンバーがいるので、働きながら自分に足りない部分が見え、その克服に全力を尽くしているときは成長を感じますね。
逆にいうと、自分の強みを見つけられた瞬間も成長につながります。メンバーが持っていない個性を発揮できたときに「自分にはこんな能力があるから、それを伸ばそう」と思えるんです。福井さんが言っていたように、やはり経験を通じてでしか得られない価値は多いんですよね。
ーー山田さんはキャリアブリッジの経験を通じて、どのような人物になりたいですか?
僕は目の前の人が喜んでくれることに喜びを感じるので、自分の経験を通じて人を導ける存在になりたいです。就活生の方を数時間ヒアリングしたところで、その人に対する正解を導くことはできません。自分の経験を共有し、一緒に考え、最終的には「山田に出会えてよかった」と言われるような人材になりたいと思っています。
ーー最後に、山田さんが一緒に働きたいと思える人物像について教えてください。
思いやりの精神を持って、事業に高い熱意を注げる人と働きたいです。逆をいえば、そういう人でなければキャリアブリッジでは働けません。現在のメンバーは、新卒紹介業に疑問を持っていたり、身の回りにいる人を助けたいという強烈な原体験を持っています。僕たちと一緒に、全力で走れる人をお待ちしています!
【圧倒的裁量権!】取締役とインターン生のみで運営する新卒紹介事業「キャリアブリッジ」 - 株式会社ボールドのインターンシップ