皆さん、イスラエルという国にどんなイメージを持っていますか? 僕たちは今、イスラエルで暮らしながら、イスラエルのスタートアップ事情を伝える動画メディア「Israel Startup Channel」を運営しています。
実は自分たち自身も学生という身分です。現在も神戸大学に在学しながら、休学してインターンとしてイスラエルのスタートアップで働き、その後起業をしています。来る前はほとんどイスラエルについて日本語で知り得る情報が少なかったので、イスラエルに対して次のような印象を抱いていました。
・危なそう
・スタートアップが盛んらしい
しかし実際に来てみて約一年近く住んでいますが、身の危険を感じたことは一度もないですし、テック系スタートアップのレベルが高いなと感じています。
「イスラエルのスタートアップを多くの日本人に知ってほしい」、そんな思いから分散型動画メディア「Israel Startup Channel」を作っています。
「へーこんな企業があるんだ!」という感覚で、Facebookページへの「いいね!」をするか、Twitterのフォローを待っています!
あまり馴染みがないかもしれませんが、イスラエルは地中海に面し隣国はレバノン、ヨルダン、エジプトに囲まれています。人口は約900万人で、国土面積は日本の四国くらいの大きさです。ユダヤ人が80%程度を占めており、残りはアラブ人などで構成されています。分散と集約を繰り返した歴史のあるユダヤ人は、幼少期はアメリカやロシア、アルゼンチンなどの地域で過ごした後、国がユダヤ人に対して大学が3年間無料になったり、Sal Klitaと呼ばれる3年間のベーシックインカムのような制度を敷いているので戻って来る人が多いです。
もう少し具体的な施策を紹介すると、
・イスラエルまでの片道の航空券を負担
・2年間の住居税の軽減
・ulpanと呼ばれるヘブライ語語学学校の授業料が10年間免除
・1年間の医療保険が無料
など住むために必要十分な条件が揃っています。
またイスラエルに興味をもってもらえるきっかけ作りとして全世界のユダヤ人学校と提携し、年中ツアーを開催しています。実際の統計データで2016年5月〜2017年5月までで3万人の移民を受け入れることに成功しています。その割合としては25%がフランス、24%がウクライナ、23%がロシア、9%がアメリカとなっています。僕自身それだったらユダヤ教に改宗しようかな?と思いましたが両親のどちらかがユダヤ教もしくはそのルーツがあることを証明できないとなれないとのことで、諦めました。
有名な食事はフムスと呼ばれるひよこ豆をすりつぶしたペースト状のものを、ピタと呼ばれるパンにつけて食べる料理があります。物価は日本に比べて高いです!食事は普通のランチをしようと思うと、50シェケル(=約1500円)くらいで、家賃は一部屋1人で住もうと思うとテルアビブ市街だと5000シェケル(約15万円)くらいです。僕自身もそうですが、若者はルームメイトを探して家賃を割り勘するのが普通です。
あと超個人的ですが、イスラエル人の女性は本当に美しい…街を歩くとモデルのロードショーかい!って思っちゃうほどです(笑)。
Pangeternという会社をイスラエルでやってます。「Israel Startup Channel」というイスラエルスタートアップを動画で紹介するメディア、Retubeというインタラクティブ動画スタジオの日本での代理販売が主な事業内容です。