コミュニティカレッジの教育レベルは4年制大学よりも低いのか?

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アイオワ州のコミュニティカレッジに進学しているけーすけです。

留学を志す学生の中には「コミュニティカレッジに進学するのか、4年生の大学に進学するのか」という問題に悩む方も多いでしょう。また、コミュニティカレッジに進学していると、ときどき「コミュニティカレッジは4年制大学よりもレベルが低く、教育の質も低いんでしょ?」と聞かれることもあります。

そんな噂を聞くと、コミュニティカレッジに留学することをためらってしまいますよね。また、子供をコミュニティカレッジに留学させることを心配になる親御さんもいるかもしれません。

しかしながら、百聞は一見に如かず。噂を鵜呑みにしてしまうと、自分に合った学びの機会を失ってしまうことも。今回は、実際にコミュニティカレッジに留学している私が経験したことを踏まえて「コミュニティカレッジの教育レベルは4年制大学よりも低いのか?」を分析してみたいと思います。

授業で「求められるレベル」は、正直低い

コミュニティカレッジの教育レベルは4年制大学よりも低いのか?

正直なところ、授業のレベルは低いです。もちろん内容のレベルがそれほど高くないということもありますが、学生のレベルに合わせて授業で求められている要件が低いように感じます。

私が留学してすぐの1学期目は、リスニング、スピーキングがボロボロで、ほとんど会話を成り立たせることができませんでした。ディスカッションはともかく、リスニングができないので講義の20%ほどしか理解していなかったのではないかと思います。しかし、20%の内容理解にもかかわらず、1学期目に取った4つのクラスで全て最高評価のAを取ることができてしまったんです。

もちろん簡単に取れたわけではなく、今までの人生でないほど勉強に時間を費やしました。宿題・課題を漏れなくこなし、Extra Creditの課題もやったのがこの成績に結びついていますが、やはり英語のできない学生がここまで取れるのは驚きです。

確実に現地の学生の方が授業の内容を理解しているのですが、彼らは宿題をやってこないので、私の方が成績が高くなるという結果になりました。実際のところ、勉強をしない学生が多いので、全体的に成績が落ち込みすぎないようにクラス自体も簡単に作られています。

英語ができない日本人が、ネイティブに成績で勝ってしまう…。実力よりも、態度が評価される。そういう意味では、間違いなく、4年制大学の方が授業で求められることのレベルが高いといえるでしょう。

授業の質=授業のレベルとは限らない

コミュニティカレッジの教育レベルは4年制大学よりも低いのか?

先ほど「コミュニティカレッジの授業で求められるレベルが低い」ということを述べましたが、それだけで「授業の質」を図ることはできないんです。4年制大学には4年制大学のいいところがあり、コミニティカレッジも同様です。ただ「求められるレベルが低い」だけであって、授業の質が低いわけではありません。その特徴をしっかり知っておきましょう。

教授のレベル

コミュニティカレッジは小規模な大学であるのにもかかわらず、素晴らしい内容の講義を行う教授もいます。

これは4年制大学であろうと同じで、どの大学にもピンからキリまでの教授がいます。

教授の評判を聞きつつ、自分の勉強スタイルにあった教授を選ぶことが大切です。

ただ、上でも言ったように全体的に授業は簡単です。

クラスのサイズ

大規模4年制大学では一般教養の科目を大講義室で行い、数百人の生徒に対して1人の教授が授業を行うということがあります。

全ての生徒を一人の教授が見なければならず、当然のことながら一人当たりに割ける時間も限られます。質問をしに行くにしても、アポイントメントを取らなければならず、一苦労でしょう。メールに対しての返信も遅くなります。

その一方、コミュニティカレッジは大学自体が小規模で運営されているために、生徒対教授の割合(一人の教授に対しての生徒の人数)が非常に高いです。

授業ではよりパーソナルな関係を教授と築くことができ、困ったときには助けてくれるでしょう。

アポイントメントなしに教授のオフィスを気軽に訪れ、質問をしたり、立ち話すらすることができます。

これは言語で苦労の多い留学生に取って非常に大きな利点となります。私も1年目は授業終わりに教授のオフィスを訪れ、講義の内容を復習したり、宿題の確認をさせてもらったことが度々ありました。

コミュニティカレッジへの進学はあり?

コミュニティカレッジの教育レベルは4年制大学よりも低いのか?

「レベルが低い」とも言われるコミュニティカレッジですが、アメリカに来てからもう18ヶ月が経ち、確実に英語の能力も上がってきました。私がここまで成長できたのは、私の英語のレベルに合わせ、多少簡単なコミュニティカレッジに進学したことが非常に大きな要因です。

受け身であった1年目に比べて、今では積極的に行動を起こして行くようにしています。例えば、3学期目には日本語の授業を行いましたし、今学期はLanguage and Culture Exchangeという留学生・現地学生交流のための活動を行なっています。

4年制大学に進学していたら、授業の難しさ・大きなコミュニティ・幅広い人間関係に押されて、潰れていたかもしれません。振り返ってみると、私の成長には「コミュニティカレッジだったからこそ」できたことが非常に多かったのです。

この経験から踏まえて私から言わせてください。

英語のレベルによってはコミュニティカレッジは最高の選択である。

この記事を書いた学生ライター

Keisuke Ohtani
Keisuke Ohtani
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アメリカアイオワ州にあるコミュニティカレッジの学生でありながらフォトグラファー・ライター・翻訳等様々な活動を行なっています。大学ではコンピューターサイエンス専攻。卒業後には途上国の子供たちにオンライン上で教育を届けるプログラムの立ち上げを計画しています。留学情報サイト『留学BOX』の執筆・運営。

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