時間はあるけど、お金は無い学生にうってつけの留学場所がフィリピンです。私は、大学一年生の夏休みにカナダのバンクーバーの語学学校で、一ヶ月間留学していました。ヨーロッパ留学は費用が高く、航空機代、授業料、食費、ホームステイ料金などをすべて含めると、総額で70万円強!
それに対して、フィリピンはその半額以下の30万円。この差はかなり大きいですよね。しかも、価格が安いのにマンツーマンの授業が主体なので内容が濃いんです。カナダとフィリピンの人件費が大きく異なるのがその主たる要因であり、授業の質が下がるということはありませんでした。むしろ、集団授業で多くのお金がかかるカナダよりもフィリピンの個人授業の方が、圧倒的に英語が身につきました。留学するなら、断然フィリピンがオススメです。
学べることは、英語だけではありません。フィリピンは経済格差が激しい地域の一つで、世界の問題を集約したような場所です。ブランド物を身にまとう人間がいる一方で、街にはホームレスやストリートチルドレンがたくさんいるのも現状です。貧富の差がこんなに如実に見られるというのは日本では考えられないと思います。実際、日本でストリートチルドレンを見かけたことはないはずです。
しかし、フィリピンは違います。コンビニに行けば、食べ物を私の方に突き出し「お腹減った。これ買って。」と懇願する子供達がたくさんいるのです。見れば、靴も履いていない、服は汚れていて破れている。もはや、洋服の原型をとどめていない、そんな格好をしているガリガリに痩せてしまっている子供達がたくさんいるのです。
さて、ここで日本の現状を見てみましょう。子供の肥満率は高まる一方、親に甘え、引きこもりやニートになってしまう者もたくさんいます。勉強する機会が与えられ、仕事の求人もいくらでもある。こんな恵まれた社会にも限らず、いや、こんな社会だからこそ考えの甘い人間が増えてしまうのでしょう。ソトに出て、世界の現状を観察できる。そして、そこから自分の甘さ、整った環境に依存している自分に気づくことができるでしょう。知っていると思わないで、足を運んで、自分の肌で感じてみてください。
帰国した時に、英語力以外にも成長した部分をたくさん発見できるはずです。
私は派遣留学の権利を勝ち取るためにフィリピンで一ヶ月の修行期間を過ごしました。そのお蔭で、目標としていたスコアも取ることができました。しかし、英語以外に得たことの方が結果的に大きかったように今は思っています。フィリピンでの一ヶ月がなければ今の私はいないと言っても過言ではありません。
思い立ったが吉日です。間髪入れずに今すぐ『フィリピン 留学』で検索して、新たな世界に飛び込んでみてください。その小さな行動一つがあなたの人生をも大きく動かしてくれるかもしれませんよ!!
最後に、フィリピンの空港で買ったジュースに勇気づけられたのを思い出しましたのでシェアさせてもらいます。
Everything is possible for one who believes.
アメリカの大学に交換留学生として約1年留学。 主にスポーツビジネスを専攻。 大学卒業後、大手スポーツ用品メーカーにて営業を経験。 OYO大学の一期生として2020年3月卒業。 VC陣に向けて行ったビジネスピッチでは審査員賞を受賞した。 現在は独立し、習慣化オンラインスクール「90 English」を起業。 経営者、上場企業の管理職、社会人、大学生まで幅広い層の生徒が所属し、英語の習慣化を達成している。 【サービスHP】 https://90english.studio.design