「トランプ氏が私達の大統領になる」敗北宣言に滲むクリントン氏の潔い強さ

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「まさか…」

そう思った人も多いはず。

昨夜、トランプ氏が第45代アメリカ大統領に当選しました。
皮肉にも彼の暴言ともとれる数々の発言によって、今回の選挙は世界各国で大きくとりあげられ、例年以上に湧きました。

そして破れたクリントン氏。
初の女性大統領を目指しましたが及びませんでした。

今回はクリントン氏の「敗北宣言」の中から、印象的な言葉をピックアップしてみました。

負けを認められる強さが滲むスピーチです。

ヒラリー敗北宣言

http://www.telegraph.co.uk/news/2016/11/09/hillary-clintons-speech-in-full/


I’m sorry that we did not win this election for the values we shared and the vision we hold for our country.

申し訳ありません。私達は、国を想って共有した価値観、掲げたビジョンのための選挙に勝てませんでした。

選挙活動を支援してくれた人に対して、I'm sorryとはっきり言う事ができるのは、最善を尽くしたからこそ。
インターネットで世界中に中継される中、全世界の前で自身の至らなさを認めることができる、それは強さの象徴だと思います。一国の長になろうとする人なら当たり前だと言われるかもしれませんが、一人の人間の器の大きさとして、すごいものだと思います。


I want you to remember this. Our campaign was never about one person or even one selection. It was about the country we love, and about building an America that's hopeful, inclusive, and beg-hearted.

あなた方にはこのことを覚えておいてほしい。私達の選挙活動は一人の人間のためでもなければ一回だけの選挙のためでもない。それは私達が愛するアメリカを、希望に満ち、寛容で、心の広い国にするためのものでした。

「個人のためではない」という"never about one person"に惹かれました。
私はこの"個人"をクリントン氏と受け取り、「これは私の栄誉のための選挙ではない」と理解しました。

単純に考えれば選挙活動は候補者が当選するための活動ですが、彼女は「私のためのものではない」とします。
あなたたちは国のために頑張ったんだ、誇りに思ってくださいと。


We must accept this result, and then look to the future. Donald Trump is going to be our president. We owe him an open mind and a chance to lead.

結果を受け入れ、未来を見なければなりません。ドナルド・トランプが私達の大統領になります。私達は彼に心を開き、国を導くチャンスを与えなければなりません。

トランプ氏が大統領になるという現実から目を背けてはいけない。その上で、自分たちには何が出来るのかを考える。
トランプ氏を忌み嫌うのではなく、彼が大統領として成功できるように心を開いてサポートしていこうと、今回の選挙で深く分裂してしまった国をまとめようとしています。


So now, our responsibility as citizens is to keep doing our part to build that better, stronger, fairer America we see, and I know, you will.

そして今、市民としての私達の責任は、より良く、より強く、より公平な、私達が望むアメリカを作るために、やるべきことをし続けることです。そして私は確信しています、あなたたちがそうするだろうことを。

大統領になれなかった今、自身も「市民」の一人であるという意識を示す'our'という言葉。
周囲よりも高い壇上に立ちながら、主役は「市民」であり、自分はその一人に過ぎないと伝えています。

世界の大国であるアメリカの長を目指す人が、いち国民の一人であることを強調し、集まった人々がこの先も変わらず国づくりに参加してくれることを期待する。
一人一人が意識を持って行動しなければいけないんだぞと、自身が大統領になれなかったことで落胆する支援者を励ます、語りかけるようなメッセージに感じました。

ヒラリー敗北宣言

http://abcnews.go.com/Politics/full-text-hillary-clintons-2016-election-concession-speech/story?id=43388311

これまで歴史は勝者が作ると言われてきましたが、メディアが発達し情報が溢れる現代では敗者の物語もまた語り継がれる可能性を持っています。
そして望んだものが思い通りにならなかった時にこそ、その人の本当の人間性が見えるものだと思います。

一つ一つの言葉を噛み締めながら話すクリントン氏の姿は、自身を支援してくれた人への感謝と厳しい選挙戦を全力で戦い抜いた自負に満ち、今まで以上に堂々と見えます。

時折見せる、なんとも言えない微笑みがとても印象的でした。

この記事を書いた学生ライター

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