みなさんはじめまして!
早稲田大学人間科学部人間環境科学科2年の小林夏子です。私は大学を休学して2月からニュージーランドに来ており、既に8ヶ月が経ちました。これからco-mediaのライターとして、経験や考えをシェアしていきたいと思います。
よろしくおねがいします!
タイトルにもあるように、わたしはワーキングホリデーという制度を利用して、英語を学びに来たのですが、今回の記事ではなぜ英語を学ぼうと思ったのか、なぜ一般的な交換留学ではなくワーキングホリデーなのかについて、自己紹介を兼ねつつ書いていきたいと思います。
高校までは部活、行事に熱中し3年生の半ばまでは英語にも、海外に行くことも全く興味がありませんでした。英語や海外というものに興味を持ち始めたのは、ある高校の先輩がきっかけです。
その人は大学生になってから国際協力サークルに入り、よくFacebookで自分の活動を投稿していました。自分のやりたいことにまっすぐ突き進んでいる姿がfacebookの投稿越しにも伝わってきて、なんとなく「優秀な大学」に入れたらいい思っていた私にとって大きな衝撃でした。
それだけでなく、その人がシェアする海外の写真一枚一枚が、今まで海外に一回も行ったことのない私には、とてもキラキラして魅力的なものに見えたのです。
しかし、その頃はもう大学受験も後半戦に入っていて今更進路を変える勇気はなく、そのまま大学受験を終えました。ただ、大学に入ったら絶対に海外と関われる活動をする!海外にたくさん旅行に行く!と心に決めました。
英語を学びたいと思った理由は、単に海外に行くなら英語を話せたほうが便利だし世界中の人とコミュニケーションが取れるから必要だろうという理由でした。
しかし、大学生活の中で様々な活動をしていくうちに英語を学ぶ目的は徐々に変化していきます。
例えば、大学1年生終わりの春休みに1ヶ月間フィリピンに英語留学で毎日必死で生活したことがきっかけのひとつです。初めて一人で飛行機に乗って念願の海外留学、そして授業は1日8コマ全てマンツーマン。全てが刺激的で、常に頭をフル回転させていました。
今まで英語を習ってきたはずなのに、ほんとうに簡単なことを言うことすらままならない、マンツーマンだから喋るしかない。授業が終わると自習室にこもり自分が言えなかった表現、言いたいことをひたすら調べて次の日に先生に言ってみる、伝わる、表現の幅が広がってくる、、、。そのプロセスが私にとってものすごく面白くて楽しくて仕方がありませんでした。
今は純粋に日本語とは違う言語というものを学ぶことが楽しいです。言語は文化を表すものの一つであるということに気づいたからです。そして英語を学ぶという過程を通して、わたしをインスパイアしてくれる素敵な出会いが数え切れないほどあることも英語を学ぶ理由の一つになりました。
ワーキングホリデーという存在を知ったのもフィリピンに滞在していた時です。オーストラリアにワーキングホリデーに行ったことのある人が生徒の中にいて、その人に教えてもらいました。
自分でも調べたり、帰国してから日本ワーキングホリデー協会のセミナーに通ったりして、徐々に、これが自分にぴったりの制度だと感じるようになりました。
というのも私は一つの場所に縛られて英語を勉強するのはもったいないと思っていて、さらにせっかく1年間も海外に滞在することができるなら勉強だけじゃなくて、日本ではできないような仕事をしたり、KIWI(ニュージーランド人のことを指します)だけじゃなく世界中の人と出会いたい、旅をして、経験と知識を得たいと思ったのです。
これが私がワーホリを選んだ一番の理由です。
また、大学の交換留学は費用が高い上に一年と言いつつ実際は10ヶ月程度の滞在しかできない一方で、ワーホリは働くことで費用がまかなえるしまるまる1年間滞在できるというのも魅力的でした。
半年以上前の、ニュージーランドに来る前のことを思い出しながら書いたので自分がここに来た理由、意味を自分自身で見つめ直すことができました。
海外生活は毎日必死でなかなか過去を振り返ることができないけれど、このような機会をいただいたので、みなさんに私の経験を共有しながら自分自身も成長していきたいと思います。
次回は、そもそもワーキングホリデーってどういう制度なのか、ニュージーランドの魅力についてお伝えします!!
大学を休学してニュージーランドにワーキングホリデーに来ています。現在滞在8ヶ月目です。語学留学にはない魅力やワーホリで経験できる様々なことについてお伝えしていきます。