皆さんはマスコミに対してどんなイメージを持っていますか?忙しさや、大変さを思い浮かべる人もいるでしょうが、やはり華やかな部分を思う人の方が多いでしょう。事実、マスコミに就職を希望する学生も多いのではないでしょうか。しかしマスコミはその人気さ故に宝くじに例えられるほどの超高倍率です。数十人の募集に対し数千人の応募があるということはざらにあります。一体どうすればマスコミに採用されるような人材になれるのでしょうか。この記事では5つのアプローチを紹介していこうと思います!
即戦力になる、つまり実践経験のある学生を企業が求めるのはマスコミに限った話ではありません。そのために最も有効な手段はインターンシップです。この目的のためには、短期インターンシップと長期インターンシップのどちらもお勧めできます。
まず短期インターンシップについてですが、それに行くこと自体が選考に有利になることもあります。なぜなら、インターンにも実際の就活と同様に厳しい選考があり、それを突破するということは、企業が求める一定の基準をクリアしているということになるからです。
そして長期インターンシップについてですが、そこで得られる経験はまさに唯一無二のものです。一般的に長期インターンを募集しているのはスタートアップベンチャー企業などの比較的小規模な会社です。そして小規模であるため、インターン生にも正社員と変わらない権限、裁量を与えられる事が多いです。つまり学生のうちから、社会人と同じフィールドに立って仕事をすることが出来ます。このような経験値を持つ学生を企業が優秀な人材だと判断するのは、言うまでもないですよね?
長期インターンシップに興味のある方はこちらのリンクも是非ご覧になってください。
現在、テレビの平均視聴率、新聞や雑誌の売り上げが下がり続ける一方で、ストリーミング放送やインターネット新聞などのオンラインコンテンツの規模は拡大しています。また、SNSなどを通じ視聴者が参加するという双方向的なテレビ番組も珍しく無くなってきました。つまり、マスコミ業界はまさに新たな時代を迎えようとしています。
これからの時代には何が求められているのか、従来のシステムの欠点は何か、現状分析力やクリエイティビティが今まで以上に求められているのです。例えば面接で、このような現状に関する質問を投げかけられた時に、鋭い答えを出すことができる人は企業にとって魅力的に映るでしょう。
2に関連していることですが、そのような考えを持つために必要なことはずばり、読書ではないでしょうか。2015年の講談社の新入社員20を対象にしたアンケートでは、なんと53%の人が「学生時代にもっと読書をしておけばよかった。」、と回答しています。読書は知識だけでなく、考え方、分析力など多岐に渡る部分に影響します。いわゆるインテリジェンスのある人は読書をしている人であるのというのが大半です。かのビルゲイツは個人図書館に14000冊以上の本を所有し、今でも最低1日1時間は読書に費やしていると言います。他にも読書を大切にしている成功者、有識者は数多くいます。現在大学生の本離れが嘆かれて居ますが、これをむしろ好機ととらえ、たくさん本を読むことで莫大な知識、考え方をものにして、周りの人と差をつけてみませんか?
またしても2に関連していることですが、メディアの変革の中でも、グローバル化という部分はあります。日本のアニメ文化がクールジャパンと呼ばれ世界で評価されていたりと、国境の壁はどんどん低くなっています。そのような現状において英語は不可欠のコミュニケーションツールです。有名どころのマスコミの募集要項を見れば、筆記試験には必ず英語力を試すものがあることがわかります。今や英語は出来て当たり前、などと言われるくらいなので、英語力単体がアドバンテージになることは難しいかもしれないですが、有力なスペックであることは間違いありません。また1ではインターンシップについて記しましたが、このような観点から海外インターンシップで実践経験を積むとともに英語力を鍛えることも非常にお勧めです。
余談ですが、マスコミは学歴を重視していないことが多いです。例えば朝日新聞やフジテレビの面接は学歴を伏せて行われるそうです。どの大学に入ったかではなく、そこで何をしたかが大事だということですね。
ここまでにマスコミが求める優秀な人材になるための方法をいろいろと記してきましたが、それらを全てこなしたとしても、マスコミはやはり超難関。希望の会社に絶対に就職できるかと言われたら、イエスと断言するのは難しいでしょう。何が言いたいのかというと、諦めないことがとても大切だということです。努力はいつか必ず報われます。不採用が続いたとしても腐らずに最後までやり通しましょう!!この記事を読んでくれた皆さんが希望のお仕事に就けることを心の底から願っています。