みなさん、こんにちは。今回は日本の商社界を牽引する五大商社の1つ、三井物産のインターンより”商社マン”について考えていきたいと思います。商社マンになるにはどのようなスキル、マインドを身につけなければならないのでしょうか。みなさんの中には将来の選択肢に商社が入っている方も大勢いらっしゃると思います。ぜひ参考にしてみてください!
1947年の設立以来、様々な分野にわたって日本の商社を牽引してきた三井物産は三井グループの大手総合商社であり、日本で最初の総合商社としても有名です。五大商社(三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、住友商事、丸紅)の中の一角とされ、特に資源分野を中心に収益基盤を広げています。五大商社の中では非財閥系に振り分けられ、財閥系の「組織の三菱商事」などと対し「人の三井」と呼ばれるほど人材育成に定評があります。人材を重視した企業風土であるだけに、新卒採用では個性的な学生を好む傾向もあるようですね。
上記は2016年の三井物産のインターンProgramAのコンテンツになります。注目したいのが①の”世の中にある国や事業をつなぎ合わせて新たな価値を生み出す”ということです。三井物産が考えるInnovationには2つの意味があるとし、ひとつ目がIntegrationです。Integrationとは直訳では統合を意味します。三井物産はIntegrationを、既存のビジネスを有機的に結び付け無限の可能性を創り出す、という意味付けをしています。ここで求められる商社マンとは「つなぐ力」を持つ人材です。既存のビジネスをつなぎ合わせそこに新たな価値を生み出し、グローバルに事業展開していく。求められるのは多種多様な価値観を持った人々から信頼される、いわゆる人間力を持ち合わせたコミュニケーションスキルが高い人材です。
あわせて、「コミュニケーションの大切さ」に関する別記事も参考にしてみてください。↓
長期インターンを経験して感じる「コミュニケーションの大切さ」とは。
ProgramBのコンテンツではCreationが大きなテーマとなっています。お分かりかとは思いますが創造力、企画力です。Integrationと対比するならば、Creationはいわばゼロから1を創出することです。未来を先読みし考え行動することでトライアンドエラーを繰り返し、多岐にわたった経験をして備え付けた人間力が、自由な発想で新しいビジネスを創り出す。そのようなCreationを備えることが商社マンにとって必要です。
また、インターン指導担当の方はこのような言葉を残しています。
このインターンシップでは、みなさんに、世界で活躍できる真のリーダーとなる為のキャリア・アドバイスをお送りします。みなさんがこれからグローバルに活躍するために、どのようなことを学んでいくべきか考えてもらいたいと思います。
グローバルな市場で活躍するために、ひとりひとりが”グローバルリーダーである”という自覚を持って行動し、Innovationを巻き起こすのが三井物産が指す商社マンです。
・Creation(創造する力)
・グローバルリーダーであること
以上が三井物産のインターンから考えた商社マンに必要なものです。さらに細かくすると、
・新しい道を開拓する企画力、またそれに付随する人間力
・グローバルリーダーである自覚をもち周りを牽引する力
と考えられるでしょう。
ではどうやって大学生のうちから、商社マンに必要な力を身につければよいのでしょうか。
◯アルバイト
◯長期インターン
企画力、リーダーシップを磨きたいインターンはこちら↓
また、インターンを探すのであればこちらの記事もぜひ参考に。↓
{【三井物産】商社インターンから考える商社マンとは。}いかがだったでしょうか。商社マンに求められるスキルやマインドが明確になってきましたか?また商社を目指している学生は、学生時代から商社マンのスキル・マインドを身につけられるように努めましょう。入社してからではもはや遅いです!そのためにはアウトプットを前提にしたインプットが効果的だと思います。サークルやアルバイト、長期インターンなどを行うときには、「このスキルが商社マンになるための▲▲に役立つ」と普段から意識することでより発展的な成長が見込まれます。この記事がみなさんの「商社マン」を知る助けとなれたなら幸いです。