地方から都会に出てきた学生が就活を進めていくうちに突き当たる壁のひとつが、首都圏での就職か、それとも地方に戻るUターン就職か、ですよね。今回はそんなUターン就職について知っておくべきことをご紹介していきます!
そもそもUターン就職とは、地方で生まれ育った学生が都会に進学し、卒業後、地元の企業に就職し再び戻ってくることです。首都圏と地方の企業、両者は給料、社風などその場所ならではのさまざまな違いがありますよね。そして実は近年、Uターン就職を望む学生が増加傾向にあることをご存知ですか?
なぜ多くの学生が”地方”に目を向けるようになったのでしょうか。ひとつは、近年の企業イメージの移行から巻き起こった、学生の志向の変化が挙げられます。今の時代に企業に安定性を求めるのは難しいです。それならば、「自分が充実した働きができる会社」を目指そう、という意識を持ちはじめる学生が増えました。そこで学生は”地方”という新たな職場に目を向けるようになり、Uターン就職が増加傾向になりました。さらに、その勢いに拍車をかけたのが地元企業や地域活性化を図る地元自治体の首都圏においての活動、学生に向けてのUターン就職支援の強化です。たとえば現在ほぼすべての県が、首都圏の情報受発信拠点として、永田町の都道府県会館に東京支部を設けています。
都道府県会館について
■所在地
〒102-0093
東京都千代田区平河町2-6-3 各階案内
交通のご案内
■東京メトロ有楽町線・半蔵門線
・永田町駅:5番出口より
地下連絡通路を経て徒歩約1分
■東京メトロ南北線
・永田町駅:9番b出口より
地下連絡通路を経て徒歩約1分(地下1階出入口)
■東京メトロ丸の内線・銀座線
・赤坂見附駅:D番出口より青山通り
(国道246号)を上がり徒歩約5分(1階出入口)(出典:http://www.tkai.jp/)
ここでは随時Uターン情報が発信されたりとUターンを考える学生にとってきっと重宝しますよ!また、各道府県のコーディネーターが大学に案内に訪れたり、ハローワーク主体となった合同企業説明会や就職セミナーが盛んに行われています。このように首都圏で地元の就職支援団体やサイト情報はたくさんあると思うのでぜひ、足を運んでみてはいかがですか!?
今回はUターン就職についてお送りしましたが、いかがだったでしょうか?注意しておきたいのが、最も重要なのは勤務地ではなく会社が自分の軸に合うかどうかであり、そこを確固たるものとして、Uターン就職へと視野を広げていってみるのが良いと思いますよ!