吉田松陰のことをご存知の方も多いと思いますがたくさんの名言を残していることをご存知ですか?
今回は吉田松陰の名言の中でも特におすすめな7選をご紹介します。
吉田 松陰(よしだ しょういん)は、日本の武士(長州藩士)、思想家、教育者。山鹿流兵学師範。一般的に明治維新の精神的指導者・理論者・倒幕論者として知られる。私営の塾「松下村塾」を開き、後の明治維新で重要な働きをする多くの若者を育てた。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
吉田松陰といえば松下村塾。松下村塾の門下生としては、高杉晋作、伊藤博文、山県有朋、品川弥二郎、桂小五郎、など明治期を代表する偉人たちがいます。そんな門下生たちに慕われていた吉田松陰はかなり情熱的な人物でした。
黒船が来航した際、周りの人々がただただあっけにとられている中、松陰は潜入を試みています。(結果、失敗しましたが。)その他にも情熱をたぎらせて様々な挑戦を続けました。
わずか29歳で死刑となってしまいその短い生涯を終えた吉田松陰ですが、彼の情熱はその後松下村塾の門下生たちに受け継がれていくこととなります。
自らのことを「狂愚(現実の常識にとらわれないで、自分の信念に従い行動すること)」と形容した松陰はその人生で数々の名言を残しています。
現代に生きる私たちにも人生におけるヒントを与えてくれるかもしれません。
どんな大事を成し遂げようともまずは小さな1歩から、ということですね。吉田松陰ほどの偉業をなしてきた人物が発した言葉ゆえに重みを感じます。
この言葉はよく一般論として、教師、上司はこうあらねばならない
という引き合いにだされるが、実はそうではない
知識があるとか、品行方正、学術優秀な教師はたくさんいると。
しかし松陰のいう師弟関係とは、国家のために死ねと命令したら死ね。
死ねない人間は弟子になるな。
これに対して弟子も、先生の言うことなら死んでもいいという。
両者の思いがそのレベルで一致して初めて師弟関係となる。
(出典:http://es-keiei.jp/ttp/melmaga/keiei/982.html)
少々過激に聞こえる言葉ですが、吉田松陰以外にこれほど国家のことを考えている人がいるでしょうか。
松陰は度々”志”について言及しています。生まれ持った才能や学問で得た知識よりも情熱に溢れた松陰にとっては志の方がはるかに重要だったのでしょう。
この言葉には襟を正される思いがしますね。大事を成し遂げる人物は他人の粗探しなどしている暇がないのでしょう。
松陰の言葉の中でも特に有名なこちら。精いっぱいの誠意で相手に接すれば、それで心を動かされない人はいない。すなわち、人を動かそうと思ったら、まごころを持って、精いっぱいの心で接するべしという内容ですね。
こちらも有名な言葉ですね。刑場で亡くなる直前に詠んだ辞世の句です。親を思う気持ち以上に親は自分のことを思ってくれている。今日死罪となる自分の知らせをどのような気持ちで聞くのだろうか、という内容です。
いかがでしょうか?
吉田松陰の名言に関して見てきました。
自分の生き様を考えさせられる名言の数々ですね。
また、吉田松陰は次の世代へ向けて以下の言葉を残しています。
「諸君、狂いたまえ。」
一度きりの人生、狂うほど何かに没頭すべきなのかもしれません。
枠に収まった生き方は安定しているかもしれませんが何も変えることができなません。チャレンジする人がいなくなることを松陰は危惧していたのでしょうか。
頑張っている人のことを「意識高い」と笑っている場合ではないのかもしれないですね。
ベンチャー・ITに興味があります、よろしくお願いします。九州と関西と関東に住んだことがあります。