ベンチャー企業はブラック?知っておきたい見分けるための3つのヒント

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どんどんベンチャー企業が増える今、就職先としてベンチャー企業を志望する学生も多いのではないでしょうか。

その一方で社会問題としても認識され始めた「ブラック企業」。
テレビや新聞でも頻繁に取り上げられますね。

そして学生の中にはベンチャー企業にはブラック企業が多いというイメージがあると思います。

ではベンチャー企業とブラック企業、それぞれの違いと見分け方を見て行きましょう。


ベンチャー企業はブラック?知っておきたい見分けるための3つのヒント

(画像引用元:https://www.flickr.com/)

ベンチャー企業とは

まずベンチャー企業から見て行きましょう。

ベンチャー企業と聞くと、今後どんどん成長する華やかな企業というイメージがありますね。
簡単にいうと、新しい技術や革新的なアイディアで、大企業が行いにくい挑戦的なビジネスを行う会社です。
実際にベンチャー企業で働く際のメリット・デメリットを紹介していますので、こちらの記事も参考にしてみてください。→【就活】ベンチャーとは? 

ベンチャー企業のもう一つの特徴としては、インターンシップの受け入れが盛んだということが挙げられます。
これから事業を大きくしていこうという会社ですから、とにかく人手が欲しいわけですね。
一方で、資金という面では大企業にはもちろんかないません。
そこでインターンシップ生が登場するわけです。
学生の側からすれば、お金をもらいつつ、会社の仕事を体験できるというメリットがあり、お互いにwin-winの関係が成り立っているのです
詳しくはベンチャー企業で有給インターン。アルバイトと何が違う?をご覧ください。

ブラック企業とは

そこで気になるのが、企業の都合の良いように使われるインターンシップ生という構図です。

最近話題にもなっているブラック企業と絡めて見てみましょう。

ブラック企業とは

労働者を酷使・選別し、使い捨てにする企業。「ブラック会社」ともいう。度を超えた長時間労働やノルマを課し、耐え抜いた者だけを引き上げ、落伍(らくご)者に対しては、業務とは無関係な研修やパワハラ、セクハラなどで肉体・精神を追い詰め、戦略的に「自主退職」へと追い込む。金融危機の影響で就職難が深刻化した2000年代後半から、こうした悪辣(あくらつ)な企業を指すようになった。その明確な定義はないものの、以上のような「合法か否か」の境目をはるかに超えた「劣悪な労働」「峻烈(しゅんれつ)な選別」「非情な使い捨て」などが特徴で、企業規模や知名度とは関係なく、入社3年内の離職率の高さや社員の年齢構成(30~40代が極端に少ない等)が1つの指標とされる。出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」

この定義によると、ブラック企業とは、企業の規模に関係なく、労働環境の劣悪さに対する言葉であるようですね。

どんな風にブラックかというと、以下のような例が挙げられます。

・長時間労働が常識
ブラックと言えばこれですね。「定時」なんてそもそも存在しません。
「朝から夜中まで働いても、社会保険に入れてもらえなかった」など、信じがたい労働環境のもと働いていた人もいるようです。

・「成長できる」といううたい文句で激務を強要
確かに、頑張った分だけ得るものはあるかもしれませんが、その「頑張り」が度を過ぎているのがブラック企業。
ノルマを達成できない社員に上司が「根性が足りない」などと言い出したらブラック化の始まりです。

ベンチャー企業はブラック?知っておきたい見分けるための3つのヒント

(画像引用元:https://www.flickr.com/)

ベンチャー企業=ブラック企業?気になる見分け方!

ベンチャー企業とブラック企業、それぞれの定義を見て来ました。

一人一人の裁量権が多きく、ビジネスのジェネラリストになれるなど、ベンチャー企業への就職にはもちろんメリットがあります。

では、そのメリットを確実に手に入れるために、ブラック企業の見分け方を知っておきましょう。

・優良なベンチャーキャピタルからの融資
・HPの写真
・社内に入った時の違和感

・優良なベンチャーキャピタルからの融資
ベンチャーキャピタルは、リスクが大きくてもハイリターンを狙ってアグレッシブな投資をします。ベンチャーキャピタルから投資を受けられるということは「将来性がある」という評価を専門家から受けているということになるのです。
ベンチャーキャピタル側から考えるとリターンが見込まれる企業でなければ投資はできないのですから、優良なベンチャーキャピタルから投資されているというのは、企業の将来性を測る上でこの上ない基準となるのです。
その企業が、どのようなベンチャーキャピタルから投資を受けているかが、企業を見極めるポイントになります。

・HPの社員の写真
企業のHPで社員紹介のページを見てみましょう。
社員の写真が載っていない場合は要注意です。
ブラック企業の場合は社員の入れ替わりが激しいので、写真を掲載すると、その社員が辞めてしまった時に写真を差し替えなければなりません。
その手間とリスクを避けるために、社員の写真を載せないブラック企業が多いようです。

・社内に入った時の違和感
これはネットでは分からないので、面接の際にオフィスに行った際に確認してください。
一見キレイなオフィスでも、社員のファッションがちょっとチャラいとか、MTGスペースが汚れているなど、注意深く観察しましょう。
少しでも不安を感じたら、一度立ち止まって考えてみた方がいいでしょう。

以上がブラック企業の見分け方でした。
ベンチャー企業への就職を考えている学生は、しっかり企業を見極めるようにしましょう。


この記事を書いた学生ライター

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