いよいよ情報解禁、2017年卒の就職活動が本格的にスタートしましたね。大手就職ナビサイトに登録されている方も多いと思いますが、今回は就活の新しいカタチである、Webを利用したスカウト型の就活についてお伝えします。
大手就職サイトにもスカウト機能がついていますが、その実態は企業側が学生に同じ内容の文章を一斉送信しているだけで、スカウトというよりも企業の宣伝といった感じの機能になっています。
一方でここ数年盛り上がりつつあるスカウト型就活サイトでは、学生側は自分の特徴や経歴を入力したらあとはオファーを待つだけ。価値のあるマッチングを目指した企業がきちんと登録者のプロフィールなどに目を通した上で、個人にオファーを送るといった形式のものです。企業にとっても学生にとっても時間と手間を省けるので非常に合理的なシステムと言えるでしょう。
1.自己PRに対するリアクションがもらえる
就活において重要なのは失敗をしたら反省して次に活かすことですが、スカウトサイトを利用すればこの一連のフローをこなす回数が増えます。例えば、自己PRを変えたらオファーの数が増えた…となれば新しいPRと以前のPRの違いに秘密があるでしょうし、そこが企業の目を引く部分であるということです。志望している企業が掲載されていなくとも、練習という意味合いで非常に高価的であると言えるでしょう。
2.時間対効果が大きい
既存の就職活動では、説明会に行く、ESを書く、Webテストを受ける、などの段階を経てようやく面接にたどり着くパターンが多く、そこで面接官にうちには向いていないなと思われてしまったら全く時間が無駄になってしまいます。一方、スカウト型就活では一度プロフィールを入力してしまえばあとはそれを気に入った企業から連絡が来るのを待つだけなので効率的です。
3.新たな発見があるかもしれない
業界研究をしているとどうしても今自分の興味があることに目が行きがちですが、スカウトしてくる企業が自分の志望する業界とは限りません。それまでは興味のなかった業界でも、オファーが来れば自分の新たな可能性を見つけるきっかけとなり得るでしょう。
利用者増加中のサイトをいくつかご紹介します。
洗練されたUIで使いやすいサイト。ベンチャーから上場企業まで、社会性・革新性・若手選抜・海外展開の4つの軸から企業を厳選している。
イベント関連に力を入れているようで、情報を拾うという意味合いでも使えるサイト。
一人一人に就活コンサルタントがつき、ES添削までしてくれる模様。
スカウト待ちだけでなく、選考を受けたい企業にプロフィールを送信することも可能。イベントも豊富。
その他にも企業(もしくは人事)からあなた宛に連絡が来るサービスがあります。詳しくはこちらの記事を参考ください。
【就活】OB訪問/OG訪問にも使える企業とのマッチングアプリ
いかがでしょうか?このほかにもスカウト型のサイトはありますが、基本的にはどのサイトでも似たような作業で登録できるので、複数登録しておいても損はないと思います。ただし、PRが秀逸ならオファー殺到で逆に面倒になってしまう危険も…!?
慶應義塾大学商学部。圧倒的モラトリアムを満喫するために4年間日吉キャンパスへ通う(通常2年間,3年生から三田キャンパス)。 豊富な大学生活を活かして社会貢献できないか模索中。