いよいよ17卒就活解禁…
多くの企業のエントリーが始まり、企業ごとのセミナーや本選考が一気に加速します。
そしてこの時期から難しくなるのが、スケージュールの調整。
どの企業の選考がどこまで進んで、いつまでに何をしなければいけないのか。
たくさんの企業の選考を受ける中で、一つの企業のエントリーシートに気を取られていたら、別の企業のセミナー予約を忘れていた…
そんなことが多々起こり得ます。
選考でダメだったならまだしも、締め切りを忘れていてエントリーすら出来なかったなんて、悔やんでも悔やみきれませんよね。
そうならないために、よく言われるのが「就活ノート」!
ですが…そもそも就活ノートは本当に必要なのでしょうか?
(出典:https://www.flickr.com/)
ということで。
就活ノートの利点・弱点をいくつか挙げてみました!
<デメリット>
●作成に時間がかかる
・かさばる
就活ノートは選考フローから企業研究、各説明会の収穫や反省点などをまとめられるので、このノートを見れば自分の就活は全て分かるという状態になります。
また、説明会などでメモをとる際は手書きがほとんどなので、ケータイやパソコンで書き直す必要がありません。
ただ、こだわりだすとキリがないので、ついつい時間をかけてしまうことには注意が必要ですね。
今は何でもアプリでする時代。もちろん、GoogleカレンダーやEvernoteなど、就活に便利なアプリも存在します。
就活アプリのメリットとしては、以下が考えられます。
反対に、デメリットとしては、
現在は、スケジュールや企業分析、説明会や面接の振り返りなどを一括して管理できるアプリはありません。ですので、スケジュールはGoogleカレンダーに、企業研究や振り返りはEvernoteというように、複数のアプリを使いこなす必要があります。
またバッテリー切れにも気をつけなければいけませんね。
(出典:https://www.flickr.com/)
さて、ここまで就活ノートと就活アプリのメリット/デメリットをそれぞれ見て来ました。
これを見るとどちらか一つを選ぶというよりも、予定を忘れがちな人は全体のスケジュールをカレンダーアプリで、それ以外は就活ノートといった具合に、自分のバランスを見つけて併用するのもいいかもしれません。
ただ、情報を概観したり、手書きのメモからタイピングし直すことを考えると、企業分析や振り返りは就活ノートにした方がいいでしょう。
「A5のルーズリーフとバインダー」がオススメ
就活ノートは極力持ち歩くことをオススメします。説明会で立ったままメモをとったり、電車の中で見直したり…そんな時のために手軽なものが使い易いでしょう。そしてこれからは複数の企業の選考が同時並行で進んで行きます。企業ごとに記録を追加していきますので、好きな所にページを追加できるルーズリーフをお勧めします。
一ページにできるだけ情報をまとめたいという方は、B5の大学ノートでもいいでしょう。ノートを縦に半分に折って細長くすれば厚さもあって安定するので、立ったままでもメモをとることはできます。この場合はページを追加することができないので、ある程度のページを空けて、別の企業のページを作った方が良さそうですね。
ただ、やはり空けておいたページが足りなかったということにもなり易いので、ルーズリーフをお勧めします。
就活ノートに書くべき内容
ノートは作りました!では早速書いていきましょう。
書く内容はそれぞれの企業に対して、
に分かれます。
また、夏採用の選考フローが分かって①と②の間にページを足すなどのこともありますので、この①〜③は必ず別のルーズリーフに書くようにしてください。
①企業名と選考フロー
それぞれの企業の最初のページに絶対に必要なのは、企業名と選考フローです。
その企業の選考が今後どのようなスケジュールで進むのかを簡単に確認できるようにしておきましょう。
②企業研究と志望動機
次に書くのが企業研究や志望動機。
企業研究には、面接で感じた企業の印象も書き足していくといいですね。
志望動機でも、説明会やセミナー後に高まった気持ちを書いていけば、このページを時々見直すことで、その企業に入りたいというモチベーションを維持できます。面接前などに見返して気持ちを高めるのもいいかもしれません。
③説明会や面接について
そして次のページから、各説明会で聞いた内容をまとめたり、その時に考えたことなどを書き足していきます。
説明会の内容を改めて振り返ることで、参加している時には思い浮かばなかった疑問点が見つかることもあります。その場合はOB訪問で聞いてみたり、別の回のセミナーで聞きくようにしましょう。
そして最も重要なのが毎回の反省です。
「お昼を食べ過ぎて眠かった」や「積極的に質問できなかった」など、その日の就職活動を振り返りましょう。反省点に対する対策も加え、言葉にすることで一回一回の活動を次に繋がるものすることができます。
同じ質問を別の企業の面接で聞かれる事もよくありますので、面接の反省には聞かれた質問を残し、「次に聞かれたらどう答えるか」を準備しておきましょう。
答えられなかった質問、面接官の反応が悪かった質問は要注意です!
これをするかしないかで上達のスピードに大きな差ができます。
面接は誰でも緊張しますし、最初は思うようにできないかもしれません。でも、それでいいんです。就活ノートを活用して着実にステップアップしていきましょう!
(出典:https://www.flickr.com/)
これまで就活ノートの具体的な作り方を見て来ました。
大切な点をいくつか挙げましたが、最も重要なのは「続けること」です。
選考が本格化して忙しくなってからも続けられるように、こだわりすぎないように気をつけましょう。
感じたこと、考えたことを蓄積して、不安になった時や、自分に足りないもの探す際に頼れる就活ノートを作りましょう!