インターンシップには有給と無給がありますがなぜ給料が違うのでしょうか?
せっかくインターンをするなら有給のインターンの方がいいですよね。「これまでバイトに当てていた時間をインターンに使うので有給でないと生活していけない!」という学生の方もいるでしょう。
今回は有給インターンと無給インターンに関して日本以外の各国の給料状況も見ながら解説していきます。
最後には有給インターンの探し方もご紹介するので是非チェックしてみてください!
つまりインターンの定義は曖昧なもので、その内容は様々に解釈されているようです。
実際にアメリカと日本でのインターンの捉えられ方を見てみると以下のように異なります。
日本:日本においては、大学本科生では3年次の夏・春の長期休暇中に行く事がほとんどで、3年秋から本格化する就職活動に先駆けて就業体験を積むことで、就職活動本番でのミスマッチを防ぐ目的もある。就職サイトでも、従来の就職情報に加え、インターンシップ情報も提供するサイトが増えている。 また、近年では大学院、短期大学、専修学校専門課程(専門学校)、高等専門学校、高等学校(特に職業高等学校)でもインターンシップ制度の導入が進んでいる。
(出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97)
アメリカの場合、日本と比べるとインターン参加は就職に際して必須であると言えるようです。日本でも近年は、インターンに参加する学生が増えたり企業が積極的にインターンプログラムを組むようになっています。
企業はなぜインターンを開催するのか?
それでは各国それぞれのインターンの給料はどのようになっているのでしょうか?
(出典: https://basic-base.s3.amazonaws.com/section/4c478b1501766f233d27de98021e8b92.jpeg)
各国のインターンの給料はどのようになっているのでしょうか?それぞれ見ていきましょう。
ヨーロッパ:インターンの半数は無給であり、45%はその日を生活するには程遠い給与が支給されている。欧州のインターンの4分の3は給与だけでは足りず、3分の2は両親から資金援助されている。
日本:企業によっては金銭が払われるところもあるが、基本的には社会勉強で労働ではないという認識が根強い。しかしながら実質的に「労働」と見られかねない場合のあるとの批判もあり、行政通達においても、「学生の実習が直接生産活動に従事するものであって使用従属関係が認められる場合には、その労働者性を肯定する」とされている(平9・9・18基発第636号)。
(中略)
2010年(平成22年)9月、東京新聞が「ただ働き」「名ばかりインターン」と評して社会問題を提起する報道を行った。インターンシップ制度を利用した企業(ホテル)が、接客対応の体験を希望したインターンシップ参加学生に対して、制度の本旨に沿わず、アルバイトと同様に売り子や清掃係をさせ、これをインターンシップとしたものであった。アルバイトと同様の業務であったにもかかわらず、インターンシップであるとして無給であった。
(出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97)
このように各国それぞれ有給インターンもあれば無給インターンもあるようです。ただし、無給インターンの中には悪質なタダ働きを促すものがあったり、その結果として必ずしも就職が約束されているわけではないため社会的な問題にもなっています。しかし無給のインターンだからと言って必ずしも悪質なインターンだとは言えません。学生ではなかなか経験できないような貴重な体験を提供しているインターンなどもあるので自分がインターンに何を求めているのかを考慮して選択しましょう。
次に有給・無給インターンそれぞれのメリットとデメリットを見ていきます。
有給インターン、無給インターンにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
インターンに参加する際にはそれぞれを比較して現在の自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
有給インターンは長期インターンである場合が多いです。そのため有給インターンのメリット・デメリット≒長期インターンのメリット・デメリットとも言えます。また、有給インターンでは即戦力を求められる場合が多いので、初めからそれなりのスキル・経験を求める企業が多いのも特長です。
有給インターンの時給ははおおよそ1000~1500円が相場となっています。
職種別に見てみると以下のようになっています。
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高時給なインターンを探す
有給インターンとは反対に無給インターンは短期インターンである場合が多いです。(もちろん一概にそうであるとは言えず特に最近は短期でも日給などで給料を支払うインターンは増えてきています。)また、無給でのインターンの募集は多くなされているため、学生にとって参加するハードルは比較的低いのもメリットと言えます。
インターンシップはやはり無給なものが多く、それは日本だけでなく欧米でも同じようです。
しかし、無給インターンが社会問題になっていることや、インターンが単なる就業体験ともはや捉えられていないこと、学生側のインターンへの意識の高まりなどにより近年は有給で学生を受け入れる企業も増えてきています。
ファーストインターンとしては無給、専門的なスキルを高めるためにセカンドインターンとして有給で働くなど自分の現状に合わせてインターンを選んでみてはいかがでしょうか?