2017年度から就活のスケジュールが変更になり、就活生の皆さんはどのように動けば良いのか迷っているのではないでしょうか?
今回は同じく就活のスケジュールが変更した16卒内定者の体験談をもとに17卒の就活生はどのように動くべきか流れを解説し、注意するポイントを解説します。
(出典: http://www.nikki.ne.jp/contents/nikki/event/20131114/images/pc_2013111403.png)
2017年卒の就活生は前年より2か月選考開始時期が前倒しになり6月から解禁になると経団連が発表しました。
就活時期の変更により、17卒の就活生にどのような変化が訪れるのか見ていきましょう。
就活時期に変更があったことで冬季インターンシップの重要性は増してきています。
併せて、各社の人事担当者に大きな影響力のあるナビサイト運営・販売会社の営業職員が「インターンシップサイト」の提案を強化したことも影響しました。
こうした背景により、2017年卒はインターンシップを実施する企業が増えるでしょう。
(出典:http://toyokeizai.net/articles/-/94645?page=2)
企業側も就活時期が変更して、どのように動くべきか迷っています。学生を判断する指標としてインターンの重要性が高まってきていると言えるでしょう。
3月にエントリーを開始したと思ったらもうすぐに選考が始まります。
17卒就活生のスケジュールは例年と比べて慌ただしいものになるでしょう。
だからこそ企業研究はより幅広く行っておきましょう。
(出典: http://job.mynavi.jp/conts/2017/schedule/)
(出典: http://kenjasyukatsu.com/blogs/wp-content/uploads/2015/05/imasia_15432350_S.jpg)
ここで同じように就活時期に変更のあった16卒の先輩たちはどのように就活をしてきたのか見てみましょう。
16卒の就活では大まかに3月情報解禁、8月選考開始(内定出しが始まる)という流れでした。それまでの就活スケジュールから4か月も後ろ倒しとなり夏場に汗だくで面接に行く16卒就活生を見た方も多いのではないでしょうか?
16卒就活生と17卒就活生の違いは、情報が解禁されてから選考が開始されるまでの期間の長さです。16卒の就活生は比較的時間をかけて色々な企業の研究ができましたが17卒の学生にはあまり時間がありません。意識的にたくさんの企業を前もって調べておく必要があるでしょう。
逆に16卒と17卒で似ている点はどちらもインターンシップが重要であることです。16卒就活生の時からインターンに参加しているか否かで企業が学生を判断することが多くなってきました。この流れは17卒でも同じであると思われます。
ここまで読んで分かるように16卒と17卒同じように就活時期が変更していても、就活生にとってその意味合いは大きく異なっています。
16卒が比較的時間に余裕を持って就職活動をできたのに対し、17卒のスケジュールは説明会、ES、面接とスケジュールはとても詰まったものになるでしょう。
加えて面接が開始される6月は大学の授業もあるのでなかなかにハードな日程を過ごすことになりそうです。
つまり先輩のスケジュール感を鵜呑みにして「このぐらいのスピードで動けばいいんだな」と安心していると失敗してしまうかもしれない、ということです。
(出典: http://college.nikkei.co.jp/article/photo/sukej_1280.jpg)
17卒の就活が本格化するまでに大事なことは「よりたくさんの企業と接点を持っておくこと」だと思われます。
企業と接点を持つのに一番有効な方法は、インターンに参加することです。
企業内部の人とも関わることができ、業務の一端に触れることもできるので興味のある業界、会社のインターンは積極的に参加することをお勧めします。
その他の方法としては、説明会に参加、OB・OG訪問、就活アプリの活用などがあります。
<参考>
会社説明会:聞くべき質問とそうではない質問って?
【OBOG訪問】流れ解説
OB訪問/OG訪問にも使える企業とのマッチングアプリ
いかがでしょうか?
17卒の就活時期が変わり、具体的に何に気をつけるべきかイメージがつきましたでしょうか。
就活で納得のいく会社を見つけられるようスピード感を持って突き進みましょう!