"私はテロリストじゃない!"19歳のムスリムの少女の言葉が胸に刺さる。

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ある電車の中で起きた出来事を綴った、19歳のムスリムの少女の言葉があまりにも衝撃的だったので、日本語に翻訳してみました。どうぞ最後までご覧下さい。

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I didn't want to post this on Facebook, but if I don't people will never hear the other side of the story.

本当はこんなことFacebookに投稿したくなかった。でもそうじゃないとみんな、一生反対側の立場に立たされた人々の物語を聞くことはないだろうから。

Today on my way from Germany back to Holland my train stopped at 12 o' clock for a minute to pay respects for the victims of Paris' terror attacks.

今日、電車でドイツからオランダに戻っていた途中のこと。12時にぴったりに電車は一時停止し、パリで起こったテロ攻撃に対して祈りを捧げた。

I thought that was really beautiful, although it disturbed me that the lives lost in Beirut and Baghdad did not seem worth mentioning.

“ベイルートやバグダッドでのテロで失われた生命には、祈りを捧げる価値がないのかしら”と、そんな疑問が胸の中に渦巻いたが、それでもパリのテロ事件の被害者に対してこうやって祈りを捧げること自体は素晴らしいことだと思った。

Anyways, after the minute ended the train continued and a German guy sitting in front of me turned around with so much hatred and I could already sense what was going to happen.

とにかく、数分後に電車はまた走り出した。その時、私の前に座ったドイツ人の男性がすごい憎しみをこめた目で私の方を見た。これから何が起こるか、既になんとなく嫌な予感がしていた。

And there he went talking about how my volks are responsible for this, that he hopes for a third world war to end the Islamisation of Europe, that it would be a dream if we would all be earsed from the face of the earth or at least go back to where we come from, that on the inside we were all the same - terrorists, and that he could barely look at me with my monstrous rag around my head (almost laughed at this one - almost).

男性は、今回パリの事件に関してイスラム教徒に大きな責任があると、そんな話を始めた。
“ヨーロッパのイスラム化を終わらせるために、第3次世界大戦が起きればいいのに”
“イスラム教徒が地球上から消え去ればいい。じゃなければ、少なくとも元いた場所に戻って欲しい”
“イスラム教徒はみんな同じだ、テロリストなんだ”
彼はそう話し、最後に私の頭に巻いている布をちらりとみた。
それは、ほとんどあざ笑うかのような、冷たい眼差しだった。

Since I hadn't said anything to that point he ended with "I bet you didn't even understand a word I'm saying." I didn't want to discuss with him because I knew it would lead to nowhere but at this point I felt so insulted on so many different levels and was angry and disappointed and just sad.

この時点まで、私は何も言い返さなかった。そんな私を見て、彼は、「どうせ俺の言ってることすらわかってないんだろうけどな」と話を締めくくった。そんなことしたって何にもならないだろうと分かっていたから、その男性と言い合いになることは極力避けたかった。
それでも、この時私の心はもう、屈辱と怒りと絶望、そして悲しみでいっぱいだった。

How could someone hate me so much, without even knowing me?

私のことなんにも知らないくせに、一体どうやってそんなに他人を憎むことができるのでしょうか。

There was so much I wanted to say, among those deeply unfriendly things, for example how his 'volks' are responsible for 2 World Wars and the death of millions of lives.

私だって言いたいことたくさんあった。例えばこの男の同胞だって、2次世界大戦中に何百万人もの命を奪ったでしょう。

Instead I answered in my flawless German that I was deeply shocked by the attacks of Paris but that his behavior shocked me almost as much.

でも、そう答える代わりに、「パリの攻撃については私も本当にショックだったわ、でもあなたの振る舞いもそれと同じくらいにショックよ。」と完璧なドイツ語で答えてやった。

That the joined forces of IS, Al-Qaeda and Boko Haram make up 0.003% (!!!) of the Muslim population and that it is simply unrealistic and stupid to blame 1.6 billion Muslims for the unjustifiable acts of a few crazy people.

他にも、ISやアルカイダ、ボコ・ハラムを全部足したって、ムスリムの全人口の0.003%しかならないこと、たった数人の狂ったイスラム教徒のせいで、残りの16億人が非難されるなんて、本当に非現実的でばかげたことだって、教えてあげた。

And because I was becoming angrier by the minute and just wanted to poke his eye out at some point, I added that his imprudent words reminded me heavily of the words of a fanatic responsible for the death of 6 million Jews and millions of other human beings.

そしてこの時もう怒りがふつふつと湧き上がってきていたので、ただ何かやり返してやりたくて、
”あなたの浅はかな言葉で思い出したけど、かつて600万人のユダヤ人とその他数百万人の人々の生命を奪ったのも、そうやって他人を人種や宗教でひとくくりにして罪のない人々を憎んだ、心無い言葉のせいよ。”と付け加えてやった。

I don't think he was expecting me to answer because he just looked at me silently. So I ended with "think before you speak, words are more powerful that you think. Please turn around and have a nice day".

彼は、私が言い返してくるなんて思いもしてなかったのだろう。ただ静かに私を見つめていた。
”人にものを言う前にもっとよく考えたら?言葉っていうのは、あなたが思っているよりよっぽど大きな力があるの。さぁ、もう行ってね、良い一日を。”

I turned up the Quran I was listening to and tried to hold back the tears as I heard a child ask his mom somewhere behind me, why we were fighting and the mom replied "because her people are responsible for killing many innocent people dear".

は涙をこらえながら、コーランをめくった。後ろで、幼い子どもが、“ねぇ、なんであの人たちケンカしてるの?”と、母親に尋ねる声がした。その子の母親が、“彼女のお友達が、何の罪もない人々をたくさん殺したからよ”と答えるのが聞こえた。

“But why is she upset mom?", asked the little boy, maybe around 7 years old, like my baby sister. The moms reply: " I don't know, it doesn't matter sweetheart."

“でも、なんであのおねえちゃんは怒ってるの?”小さな男の子はまた訪ねた。年はきっと7歳くらいだろう。ちょうど私の妹と同じくらいだった。母親は、”分からないわ。そんなことなんだっていいでしょ。”と答えただけだった。

The train was full, there were barely empty seats, did ANYONE bother to say ANYTHING? No. Silence. And that silence almost hurt more than everything else.

電車は満員だった。空いている席なんてほとんどないくらい。でも、この状況に対して、誰か何か言おうとしただろうか。誰も何も言わなかった。車内は静寂に包まれていた。その静けさが、私には何より悲しかった。

It doesn't matter? It doesn't matter that a 19 year old is being verbally assaulted and accused of being a terrorist and nearly 30 grownups sit there and do NOTHING?????

本当に“なんだっていい”の?
たった19歳の女の子が、目の前で心無い言葉の暴力をうけて、テロリストだって非難されているのを見て、それなのに周りにいる大人たちは何もしないの?

Please people the next time you see a hijabi girl, please don't attack her religion or make her feel like she has to justify herself. Instead give her a hug and say that you hope nobody has humiliated her yet today.

もしあなたが、ヒジャーブをかぶっている女の子を見たとしても、その子の宗教を憎まないであげてほしい。彼女が“私が悪いんじゃない”って、一生懸命自分を正当化しなくてすむように。

Wearing the hijab is NOT a burden, unless society makes it one. It takes a lot of strength and not everybody has this strength for exactly these reasons.

私自身、ヒジャーブをかぶることで虐げられているなんて、思ったことはないの。ただ社会がそうさせているだけ。ヒジャーブをかぶることで、いいことだっていっぱいある。ただみんながみんな、同じように感じられないだけ。

Please don't make it more difficult than it is and please for God's sake stop accusing me of being one of 'them'. I am not a terrorist and the fact that I have to say this shows how broken our socety is.

だから、実際そんなことはないのに、物事をこれ以上難しくしないでほしい。テロリストの一員として、私を責めるのもやめてほしい。私はテロリストじゃない。そんな主張しなければならないことがすでに、この社会が荒んでいる何よりもの証拠。

Great start of the week. To all my hijabi sisters and Muslim friends: be strong, it's not going to get better so just be strong. To everyone else: have a nice day xx

みなさんがすばらしい1週間の始まりを過ごされますように。
ヒジャーブをかぶる全ての女の子に、ムスリムの同胞たちに伝えたい。強く生きよう。この社会はまだまだよくならないかもしれない。だったら、ただ強くなるしかないの。
その他の全ての人々へ。素晴らしい一日をね。

この記事を書いた学生ライター

Misato
Misato
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イギリスのダラム大学で平和構築の修士課程修了後、パレスチナで活動するNGOでインターンをしています。”フツーな私が国連職員になるために。ギャップイヤー編”連載中。 [email protected]<⁄a>

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