加速する画像認識技術。Facebookが人工知能でユーザーの写真をジャッジ。

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BUSINESS INSIDERによると、Facebookが人工知能を使った新たな機能を追加することを発表しました。

その機能は、「写真の判別」です。

Facebookが力を入れている「認識」に特化した人工知能が、「載せてもよい」写真と「載せるべきではない」写真の判断をするのです。

開発部長であるジェイ・パリキ氏によると、我々ユーザーがある種の写真をアップロードしようとすると、「本当にこれを載せてもいいのか」という警告が出てくる仕組みになっているそう。

どのような写真を載せると、警告が出るのか。その詳細はまだ確かではないのですが、ある基準で「これは載せるべきではない」と判断されると、警告が表示されるようになります。

このように、「見せるべきではない」、または「見られるべきではない」写真が載せられると警告が出るのですが、その中には自分の子どもの写真も含まれています。家族の写真や子どもの写真などは、家庭内でのみ共有されるべきと判断されるのですね。

今のところ、この技術がいつごろ実用化されるかは確かではなく、まだ実験段階のようです。

Facebookがこれほどの大企業になったのも、テクノロジーの進歩、とりわけ人工知能の発展があってこそですが、人工知能の使用には反対意見や懸念の声も多くあります。

特に科学者たちは、「いつか人工知能が人間を追い越し、人類を存続の危機にさらすのではないか」とも語っています。

同じく人工知能を駆使して成長を遂げたGoogleも、人工知能の正しい使い方や、どういった影響が考えられるかについて議論しているようです。

「人工知能を使うことによって、データをより洗練された方法で貯蓄することができる」と、Facebookは利点を指摘しています。

Facebookは今年六月、人工知能に関する新しい研究所をパリに設立したことでも話題となりました。

もともとあるニューヨークとシリコンバレーの研究所をサポートする形で作られ、主に画像認識、音声認識の分野にまつわる研究が行われます。

このパリの研究所を設立したことで、また一段と進化しそうな人工知能の技術。今回の写真判別機能のようにメリットもありますが、未だに懸念の声があるのも事実です。

人工知能に判断をゆだねる時代…皆さんはどう考えますか。

この記事を書いた学生ライター

Moe Miura
Moe Miura
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海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!

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