ブラジル出身でマサチューセッツ工科大を卒業した後、アメリカのシリコンバレーでスタートアップを立ち上げたベル・ペシ氏。成功したアントレプレナーである彼女がTEDで「夢への道を台無しにする方法」を5つ紹介しました。
彼女は過去2年間、人がどのようにして夢を叶えるかずっと考えてきたそうです。自分の人生の中で成し遂げたいこと、世の中に残したい功績など様々な夢がある時、人々はどのようにして夢を叶え、どのようにして失敗するかを考えていました。
ではベル・ペシ氏が語る「夢に繋がる道を台無しにする5つのこと」とは一体どんな事なのでしょうか。
よく奇跡のような話を聞くことがありますよね。上手くいっていなかったのにある日突然成功した、だとか、一夜で大儲けした話だとか、色々な話があります。しかしよくよく道をたどると実は長いスパンで、そういった成功者たちは努力をしていたことがわかります。
実際に彼女も平凡な家庭で生まれ育ったにも関わらずマサチューセッツ工科大へ出願し合格したことから、一夜の成功を収めた人物として知られています。しかし彼女はあくまでそれまでの17年間に彼女が必死で努力してきたことに対する当然の結果だと語っています。
自分が道に迷った時、家族や友達や先生が「もっとこうすればいいよ」「あれをした方がいいと思う」などと言ってくれると思います。しかし、それ以外にも選択肢はたくさんあり、また結局最後に決めるのは自分自身なのです。時には壁にぶつかることもありますが、それも経験です。誰かが正解を教えてくれると甘えていけはいけないのだと言います。
人生で成功を収め絶好調を経験した時、人はそれが心地よくそこにずっと居座ろうとします。 しかし、成功というのは勝手にずっと続いていくものではなく、自分自身で作り上げていくものなのです。
彼女も自身の書籍がブラジルで大ヒットし、続編を書こうとしたとき「まあまあでもいいか」という意識もあったそうですが、成功を続けるには更なる努力が必要だという気持ちのもと、ブラジル全土を周って本を売るという事をしたそうです。
よく言い訳として「私は頑張ったけれども○○のせいで・・・」と失敗したことを他人や環境のせいにしてしまう人がいます。 しかし、これもしてはいけないことの一つです。自分の夢を自分で決めたのならば実現できないのも自分の責任です。夢に責任を持つべきだと彼女は言います。
例えば山に登った時、頂上にいるのはどのくらいでしょうか?頂上につき、景色を楽しんだらたいていはすぐに下山してしまいます。 ここで、大切なのは頂上だけなのでしょうか?そうではないですよね。大切なのは結果だけでなく、結果とそれまでの過程も含まれています。
ここまでの5つの事を実行していると夢に向かっていても自分で夢への道を断っているようなものなのです。やりたい事があるのならば、それに向かってもう一度自分の態度を確かめてみるのも大切かもしれません。
・5 ways to kill your dreams By Bel Pesce 「夢をダメにする5つの方法」 By ベル・ペシ
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!